津波警報は的確であったと思う
今回チリ大地震における津波警報発令が、予想より早く出ました。午前9時33分でしたか。自分は昼前に出るだろうとたかをくくっていたから、ハーバーへ着いて、もう一度事務所のパソコンで津波警報の有無を確認。出ていないので、出艇申告をして、ヨットのぎ装を始めました。その最中に津波警報が発令されました。
ぎ装を解除し、片付けをしてから安全対策をし、ハーバーの地元町内の津波対策にも協力してしました。
気象庁幹部が記者会見をして、「伝達情報の津波の予想が大げさすぎた。」と謝罪会見をしました。管轄省庁の前原国土交通大臣が「その必要性はない」と言ったりしてやや混乱しています。
中居防災担当相は「大げさすぎた。レベルダウンするべきだ。」と発言している。
むしろ問題は避難勧告を各自治体が出したのに、従った住民が極めてすくなかったことです。
従った住民、1%足らず/津波避難勧告(朝日新聞)
だから中居防災担当大臣のように「余計なことは言わない方が」良いと思う。わたしはむしろもっと早く津波警報を出すべきであると思います。朝のもっと早い時点で出していただいていれば、夜須のハーバーまでは行かなかったと思います。
これは防災訓練ではなく、実際の災害です。今回のチリ大地震の規模は阪神大震災の300倍なのです。結果的に津波が小さかったから「良かった」のです。あれが気象庁の予報どうりの規模であったなら、甚大な被害が出たと思います。
しかし不思議なのは東京都の態度。当日津波警報が出ているのに東京マラソンを開催しています。こちらのほうが「異常である」と思います。石原都知事はおかしいと思わないのでしょうか?
「東南海」「南海」なら時間余裕なし 津波対策、再点検を(読売新聞)
津波警報は的確であったと書きましたが、実際に地域の防災対策のリーダーとして当日行動されていた東洋町長の沢山保太郎さんにすればとんでもない。との見解。「警報の出るのも、解除も遅すぎる・」とのことでした。
「津波」 (News & letters 東洋町長日誌)より
奄美大島のダイビング・スクールの人は、当日船で海上避難したそうですが、情報伝達が適切でなく、ご苦労されたようです。
「津波は影響ありませんでした。」(奄美大島ダイビングサービス Dive cico)
「
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