4月30日のはりまや橋サロン
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新緑の季節になりました。湿度もなく,暑くも寒くもなく、上着がいらない青空の季節。本当に今日の晴れ間は貴重です。1年にこれほど気持ちの良い日はそうあるものではありません。
今日は週末で月末ですので、銀行回りをしていりました。自転車で行くのが効率的ですし,季節柄気持ちが良いです。
でも耐震補強の完成した建物や、これから耐震補強している建物の持ち主は,皆高知では「大企業」です。
四国銀行本店。いちはやく耐震補強していました。
高知新聞社本館ビル。こちらは古いビルですが、長い時間をかけて耐震補強されたようです。窓から見える筋交いの鉄骨が耐震補強したところでしょう。
高知県庁本庁舎。こちらも相当古い建物ですが、「優秀で仕事のできる県職員」のために、県民の税金で耐震補強工事がされています。2年ほど完成までかかるそうです。
大企業の皆さんは偉いので耐震補強工事が出来ます。県庁も公益性がある組織なので税金で庁舎を耐震補強できるのです。しかしながら、低地で南海地震が来れば大被害が起こる高知市下知地域には,耐震性のある津波避難ビルすらありません。世の中の歪を感じてしまいます。
話題のとでん西武百貨店跡地のことわりがき。パチンコ店と地下名店街を主体とした複合商業ビルが建築されるようです。オーナーの人の挨拶文が掲示されていました。また完成予想図もありました。
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昨日ある知り合いの人から真剣に「参議院選挙はどうなるぜよ。なんか情報はないかよ。」と言われました。
私のところへは,上澄みの政治談義ばかりでなく,市井の市民のつぶやきやら、思いがはいった情報が集まりますので、「どうなんや」ということです。
それが「今回ばかりはわかりません」としか答えようがありません。もっとも市井アンテナ・チャンネルもあてにならず、昨年の総選挙では予想が外れましたので。
言えるのは民主党には風は逆風。昨年とは真逆の逆風が吹いています。更に「普天間基地問題」「小沢幹事長政治資金疑惑問題」と言う地雷がありますので、ますます不安要素はあることでしょう。
ただ春の風とおなじではないでしょうか。「どこから吹きつけるかも分からない突風が吹く」のが春先の海の風の特長。
7月の参議院選挙まで、まだ正味2ヶ月あります。それまでにまた変化はあると思います。
私のあてにならない予想では、鳩山さんも小沢さんもお辞めにならないのではと思います。本年度予算も成立させていますし。辞める理由はありません。ただ参議院選挙前に内閣改造はあるのかもしれません。
民主党は参議院選挙で逆風で議席は減らすでしょうが,辛勝するのではないかと思います。新党はそれほど伸びないとは思います。自民党は政権奪還の足がかりがなくなり、崩壊の道を歩むでしょう。政界再編が起こるでしょう。
ただ高知県選挙区に限っては、わかりません。現職は広田さんですが、どうでしょうか?自民党新人高野さんはどうなのでしょうか?無所属で元議員の田村公平さんの出馬の影響はどうなるのか?高知での第3極の象徴になれるのかどうか?読めません。
いずれにしろ国政の分岐点になる大事な選挙であることは間違いないでしょう。
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先日契約しているガソリンスタンドの人が来られ「またガソリンを値上げするかもしれません・幅は5円程度5月1日から。」とのこと。ありがたい話ではありません。昨日も報告しました。
記憶にあるだけでもこの2ヶ月で4回はガソリン価格は上昇しています。現在132円前後ですが、ほどなく140円を超える勢いであるとか。
原因は、
1)米国市場で、1バーレル80ドルを超えている。
2)円安傾向に続いている。
3)世界的な不況であるが、石油市場は投機の対象。
4)製造業などは景気回復基調に。
ということらしい。5月の連休あたりに関連製品の値上げの交渉が又始まるのではと思うと憂鬱です。
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映画「ストライキ」(エイゼンシュタイン監督・1925年)を4月28日の午後7時から,自由民権記念館で家内と2人で鑑賞しました。この映画会の主催は「派遣労働と現代の貧困を考える会・高知一般労働組合・高知県労働組合連合会。四国文映社でした。
映写の前に主催者の挨拶がありました。「演技は関係なしに,ドキュメンタリーのように撮っています。昔の労働者は権利を勝ちとるためには命がけでした。5月1日は高知市中央公園でメーデーを開催しますので、皆さんご参加をお願いします。」
映像は白黒の無声映画。見ていても何故か「古さ」は感じません。挿入音楽にジャズがあったり、モダンな場面も結構出てきます。モダンで優雅な工場経営者側と、貧しい労働者側の住宅の対比がありました。
映画は淡々と進みます。あるベテランの技能工が、職場からマイクロ・ゲージが盗まれなくなっていました。当時としては高価な備品。給与3ヶ月分です。職制に報告しに工場の事務所へ行きましたが、盗人扱いされ,罵られます。失意を感じたベテラン技能工は「俺が泥棒ではない。死んで証を立てる」との遺書を残し工場内で首を吊りました。
若い工員たちがそのことに激怒し、ストライキを組織します。経営者側も「ふくろう」や「ねずみ」などあだ名が付くスパイを潜入させ工員たちの動きを探ります。映画ではその諜報戦の様子がコメディで描かれています。ドタバタブリは同時代のチャップリンの喜劇映画に通じます。
やがてストライキは大規模に拡大。工場全体に波及します。工場側は警察や地方権力と結託し、大規模な弾圧をします。最後には軍隊までが出撃し、労働者も家族も子供も家畜のような虐殺され映画は終わります。
なんとも考えさせられる映画でした。
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契約しているガソリンスタンドからの通告がありました。
「5月1日からガソリン他すべての油類が値上げになります。ガソリンは5円程度の値上げです。」とか。現在132円前後でしょうから、137円になるわけです。連休で遠出を予定されている皆さんには痛手になりますね。
これで今年に入ってから5回目の値上げになりました。じわじわと上昇しております。他の石油関連製品への波及も「想定内」になってくるでしょうか?ここへきて輸出も好調で,個人消費も回復気味ですから。
政局の「5月危機」と「7月の参議院選挙」が注目ですが、「政治の季節」はもう飽きました。「経済の季節」であるべきです。きちんとした経済再建を国民レベルでやるべきです。
今まではあまりに大企業本位で、しわ寄せを国民に回したところで「格差社会」になり、国民が消費をしない社会になりましたから。経済再建を本腰でやる時期に来ました。
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沖縄普天間基地の移設先有力候補地が、鹿児島県徳之島というのには驚きました。現在「島をあげて」反対運動が起こっているようにも見える。
しかしこの徳之島はかつて「徳田VS安岡」の国政選挙で島を二分した政治抗争で知られていました。町長選挙、町議選挙にもそれが影響し、「負けた方におれば仕事はない」という状態に。選挙が「産業」という土地柄のようにも思えます。
それで今回の基地移設問題。この島での反対運動は異色。いわゆる市民団体や労組、左翼政党の姿が見られないようです。自民党の支持基盤の人達が日の丸の鉢巻を締めて反対集会をやっています。先日の集会にもアメリカ従属論者である小池百合子氏が参加していました。
なんだか垣間見てよくわかりません。これから5月末までは徳之島が「もう一方の主役」になってくるでしょう。
米軍普天間基地問題はしばらくは話題になることでしょう。
今年は日米安保締結五〇年の年。見直しも含め国民的な議論が必要であると思います。
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YASU海の駅クラブからのお知らせです。
「大人のヨット教室」と「カヤック&ヨット体験乗船会」の手伝をする予定です。
お天気が良ければ海は最高ですので。
5月イベント情報をお知らせします。
5月3日(祝)、5月23日(日)、6月5日(土)は大人のためのヨット教室。3回の講習で、準備してセーリングして片付けて社交して・・・社会人としてのヨットの楽しみ方を理解していただこうという企画です。まだ席は空いています。お申し込みは事務局まで。http://www4.ocn.ne.jp/~yasu-umi/
5月4日(祝)カヤック&ヨット体験乗船会を開催します。安定した二人乗りカヤック、操船が簡単なアクセスディンギー(二人乗り)、優雅なセーリングが楽しめるアクタス(大人6名まで)の体験乗船会です。10時、11時、13時、14時の4回の体験をご用意しています。当日受付可能です。
私は5月3日、4日の手伝いに行く予定です。
5月9日(日)は海辺の学校シーカヤック教室です。半日の周遊コースをご用意。9時半~12時までと、13時~15時半までの2回運航です。春の海は気持ちの良いものですよ。お申込みは事務局まで。
お問い合わせ
NPO法人 YASU海の駅クラブ
高知県香南市夜須町千切536-19
TEL&FAX 0887-57-1855
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今朝の新聞各紙1面は,民主党の小沢一郎幹事長の政治資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、検察審議会が「起訴相当」の議決をしたことで「大騒ぎ」となっています。「市民感覚にはなじまない」という曖昧な表現の見出しまでありました。
プロの検察が秘書の自宅や事務所の強制捜査までして、起訴になる証拠はなにもなく、起訴猶予したのに,今回の事態。よくわかりません。
邪推に過ぎませんが「アメリカの意図」を感じます。独自外交路線,アジア重視政策に舵を切ろうとする民主党政権を打倒し、従来のように「アメリカ従属」で、「沖縄だけに米軍基地の負担をおしつけ平気な」「アメリカいいなり政権」を樹立するための「謀略」ではないかとも思います。
もっとも小沢一郎氏の政治手法がスマートで、広く薄く一般大衆から政治献金を集め、企業や団体献金が皆無といえばそうではありません。しかしこれは小沢氏を攻撃している自民党議員も決してクリーンではなく、渡辺喜美氏や舛添要一氏もまた「小沢氏のことを批判出来るのかよ」という存在。
突出した人を叩く日本人的な奴隷根性の現れであると思いますね。アメリカ従属政権をつくりたい者と、談合記者クラブマスコミの利害が一致しているので、当分小沢叩きが続くことでしょう。
民主党政権は「小沢問題」と「普天間基地」問題でふらふらしてますが、本年度予算も成立させたこともあるし、事業仕分けなど,税金の使い道の追及などやっております。あの有明海の「ギロチン堤防」も開けるといい、従来の自民党政権ではできなかったことをしています。
「小沢問題」がなんか大きな出来事のように報道し続ける談合貴社クラブマスコミの姿勢をとことん観察しないといけないとは思います。「社会正義」の名を借りた「リンチ」のような感じもします。
まして邪推したようの「裏にはアメリカの意向」があるとすればどうなることでしょう。
しかし小沢一郎さんという人。「なんかついていない」なとは思いますね。これほどアメリカから嫌われる政治家と言うのもある意味面白いとは思います。
わけのわからない検察審査会でどうの。というより白黒つけるのは「選挙」でやればいいのです。ただ国民もその場合は、談合記者クラブマスコミの報道や論調を鵜呑みのするのではなく、自分できちんと情報を精査し,判断しなければなあrないことは言うまでもありません。
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先日中国で覚せい剤を持ち出そうとした日本人が3人、中国当局により死刑が執行されました。薬物違反に対する中国の強い姿勢を感じました。
死刑制度の是非の問題は別として、薬物汚染や流布に対する断固とした姿勢は評価できると私は思います。
中国の近代化の歴史の始まりは、アヘン戦争です。
酷い英国の帝国主義政策の典型でした。インドで栽培したアヘンを中国に売付毛、取締をした清国政府の役人に言いがかりをつけ、遂には戦争まで引き起こし、清国に譲歩を迫り、香港を割譲したましたか。本当に野蛮な帝国主義政策でした。
中国が薬物に敏感で厳罰主義で望むのは、近代化の歩みを観察すればすぐにわかることです。
忌まわしい歴史を克服するために中国は懸命に経済建設をしているのであると思います。ですので薬物に寛大な欧米とは異なる価値観を持った経済大国なのです。
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高校生の時に「4・28沖縄デー」と言われた集会とデモがあり参加したことがありました。高知大学へ集合し,ヘルメットを被って朝倉の電車道から鏡川橋へ。道路は機動隊が封鎖していましたので、歩道橋を走ってわたる。その時に何故が両足に痙攣を起こしてリタイヤ。
脱落して休んで1人路面電車に乗って市役所前へ行きました。旭付近でデモ隊を追い越しました。市役所前の集会には合流し、それから更にデモ行進しました。そしたら今のNTT帯屋町付近で警察の規制がかかり,私の隣の定時制高校生が逮捕されました。警察のマークを受けていたのでしょう。
それで中央公園で集会し解散しました。1971年のことでした。沖縄返還の1年前。なんとも情けない思い出でした。
サンフランシスコ講和条約により、占領支配から日本は抜け出し,国際社会に復帰します。しかし沖縄は米軍の施政下におかれました。以後米軍に強制的に軍用地として土地が接収され、巨大な米軍基地ができました。まさに「基地の中に沖縄がある」状態でした。
琉球新報の記事は語っています。
「1952年から60年代にかけて、日本全体の米軍基地は25%程度に減少した。その一方で、沖縄の米軍基地は倍増、さらに国内全体の基地減少に伴い、沖縄への負担は増加し、現在は日本国内の約75%が沖縄に存在する。」(琉球新報 「4・28沖縄デー 真の主権を考える日に」2009年4月28日)
沖縄の苦悩を忘れるな!ということで「4・28沖縄デー」が始まったのです。今となってはその意味すら忘れていました。情けないことです。
今一度日本人として「4・28沖縄デー」の意味を再検証しないといけないと思いました。
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今週号の野良犬メディアである週刊現代は5月8日・15日の連休合併号。相変わらず「鳩山内閣5月退陣論を煽り立てています。
「ギブアップ!普天間も何もかにも放り出し,逃走 鳩山「5月退陣全内幕」とある。仰々しい。確かに政治ショーとして,この種の野良犬メディアの関係者皆さんは面白おかしく盛り上げ,売上が上がればしめたもの。
けんど、安倍晋三氏や,福田康夫氏のように、勝手に「政権を投げ出したら」,「おしまい」であるのは自民党崩壊の教訓として民主党関係者はわかっているはず。
まして今年度予算も粛々と成立させているし、中国のおかげもあり,景気は上向いています。5月はまたガソリンが値上げされますし。デフレ脱却の兆しもあります。今更渡辺氏の「みんなの党」なんぞに期待している暇が国民にあるとは思えませんね。鳩山さんは宇宙人ですから打たれ続けてもダウンしませんね。セコンドが勝手にタオルを投げ込んではいけませんね。それこそ政治の混乱を招き、大損するのは国民ですから。
堺屋太一氏のコラム「中国を見よ 世界の常識は変わった」(P48)はいつものように「流行」を作り出すファッション・リーダーを自認しているつもりなのか。中国の鼻高々ぶりはわかるが、それを「どう活用するのか」の知恵があるかと思いきや読むとまるでない。がっかりです。
日本は「安物しか買わない国」「日本は知恵なき知価社会」「若者たちは高級車もいらないし、海外旅行もしないし,ブランドにも興味がない。年功序列社会をのぞんでいる。活力のない日本社会」だから全然だめだと堺屋氏は,「訳知り」に言う。
そういう社会にした責任の一担は堺屋太一氏にもあります。確か小渕内閣時代に「経済顧問」になり、日本社会を「構造改革し」,アメリカモデルの格差社会に移行させようとした張本人。その後継者があの竹中平蔵氏ではないか。
「今更」なにを言っても「またか」「流行に敏感な翁」としか思えませんね。日本人を鼓舞し、日本人に希望を与えるのが本物の知識人だろうに。この人もまた「インチキ・ゲンジャ」のお1人でした。
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今日はどん曇で,雨模様の天気ですが、以前散歩した時の写真があります。
昔,モンマートと言われていたコンビニ兼酒屋跡が解体されています。2年ほど前に閉店していました。どこぞのコンビニ。チェーンでもやらんかなと思っていましたが、入居者はなくそのままでした。
と予定記事を書いていましたら,今朝強風で足場が崩れていました。今は片付けられていますが・・。
先日起工式をしていたので,関係者に聞きましたら、チラシなどを制作し、配布する宣伝会社になるようです。建物は1部利用し、壊した箇所は駐車場にするそうです。街が少しでも賑やかになればいいことです。
こちらはある医院の廃業の張り紙。子供のときから世話になっていて、両親ー私等夫婦ー子供ら3代で世話になっていた眼科医でした。はきはきものを言われる女性の医師の人。年齢は父と同じくらいでした。
なじみの病院が閉店するのは寂しいものです。
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「モンマート跡の解体現場。足場が崩れて道路にはみでちゅう。警察が来て交通整理をしよる。これから綬帯するのに大変だ。」との情報を上の子どもが提供。
さっそく野次馬根性があるので、降りしきる雨の中を長靴を履いて「現場」へ直行。なるほどこれは酷い。仮設足場が風に煽られ,見事に倒壊しているではありませんか。
現場は国道56号線,鏡川大橋北詰交差点付近。高知市でも1番に車の通行量が多い箇所。春の嵐が直撃したのでしょう。春の嵐は台風や、冬の北西の季節風と異なり,東西南北どこから吹きつけるかわかりません。
ましてこの付近は「吹きさらし地区」でもあります。風は常に強い地域です。解体業者も当然今日の雨の対策や,風の対策をしていたでしょうが、それを上回る突風が吹いたのでしょう。幸いけが人がなかったようですのでなによりでした。
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「平和ボケ」していると言われている日本人。当然でしょう。敗戦後65年間は「アメリカの核の傘」のなかにいましたから。
その「核の傘も」日本の人口の1%,総面積のわずか0・6%の沖縄県に在日米軍基地の75%を押し付けてきました。沖縄のひと達の思いを、歴代自民党政権は汲み取る努力をしませんでした。
辺野古移設案も、小泉政権の沖縄県への「脅迫」により「合意」されたことでありました。朔日の沖縄での「米軍普天間飛行場の国外・県外移設を求める県民大会」へ,仲井真沖縄県知事までが出席したことにより、「沖縄県外への米軍基地移設」が流として出来上がったようです。
あれだけ巨大な米軍基地が居座っている沖縄では,米軍基地の経済的な役割は年々低下し、現在は4%程度です。普天間基地の地主のひとたちも、誰1人として基地の返還に反対している人はいないそうです。基地がないほうが沖縄は発展することがわかってきたのですから。
沖縄の米軍基地を鹿児島県徳之島へ移設案は,徳之島住民の大規模な反対運動が起こったので、難しくなりました。
日米安保条約で、日本は米軍に基地を提供しないといけない義務があります。沖縄県内移設はNO!.。徳之島ではNO!.行き場があるのでしょうか?
混乱は確かにしていますが、国民が沖縄の米軍基地問題を真剣に考えるようになった。今までの歴代自民党政権では考えられなかったことであります。簡単に解決できない問題であろうと思います。
ところで「日本の隣人」といえば、ヘビーで一筋縄ではいかない国ばかりです。」
最近経済発展が著しい中国。軍事力も近代化し,軍備を増強し、空母も建造中です。人工衛星も独自に開発。核兵器も所有しています。しかし政治体制は共産党の強権支配が継続中。チベット民族などへの過酷な弾圧は記憶に新しい。
核超大国のロシア。旧ソ連邦の崩壊で、経済的にも落ち込んでいましたが、プーチン氏の「資源外交」などの成果で経済発展し、最近また軍備増強を繰り返しています。
そして超大国アメリカ。日本とは同盟関係ですが,世界中から嫌われている軍事大国です。日本は米国の覇権主義のために基地を提供しなければなりません。
北朝鮮。正体不明の軍事大国。最近核兵器を保有。弾道ミサイルの射程距離に日本はなっている。「日本人拉致」問題があり、国交回復のめどはたってはいません。
韓国。いわゆる「進歩派」知識人ほど独善的な反日感情が強い国。本来は日韓は連携しないといけないのですが、なかなか政治指導者同士はそうなはならい。
核大国のアメリカ・ロシア・中国と国境で接しています。陸続きではありませんが、海を隔ててはいますが、今の時代は関係ありません。実に複雑で難しい立場に日本はいます。
今まではアメリカの下僕で良かったのですが、沖縄米軍普天間基地の海兵隊を「ゴー・ホーム」とやってしまえば、1番先に日本はアメリカから核攻撃をされるでしょう。
彼らはやりかねない。前例があります。65年前には広島と,長崎をアメリカは核攻撃をし、大勢の非戦闘員である市民が亡くなりました。
今までまじめに考えたことがなかった、国防や軍事の問題もタブー視せず,どんどん考え,検討しなければなりません。
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やれ「普天間基地問題でアメリカ政府は怒っている。」「日米関係は最悪だ。」「郵便貯金の2000万円預け入りは暴挙。アメリカ資本は日本から逃げるだろう。」
今度は訪米しても鳩山首相にオバマ大統領は公式会談をしてくれない。大変だ!とか。
対米従属50年の歴史がそうさせるのか、アメリカに対して「卑屈極まりない」意見を吐く「有識者」の多いのには呆れる。本当に日本人なのでしょうか?
一体どちらの「国益」の代弁者なのでしょうか?そういう人達は昔の言葉で言えば「非国民」あるいは「売国奴」というのではないのでしょうか?
小泉純一郎の「による「格差社会」の進展が日本人の誇りと良さを破壊した事実をもう忘れています。舛添要一氏に群がる小泉残党の皆さんは未来永劫に日本国民の支持は得られないでしょう。
談合記者クラブマスコミも同じです。あと10年もすれば全国紙はなくなるのではないでしょうか?
「アメリカ・モデル」は崩壊したのです。日本は自分の力で「世界標準」をこしらえるべきなのです。日本人はそれが出来ると思います。
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3月21日に両親と松山市にある「坂の上の雲ミュージアム」を訪問しました。期待していた施設でしたが、室内が狭い坂ばかり高齢者の両親にはとても全館見学できませんでした。
そこでその意見を「坂の上の雲ミュージアム」の「ご意見フォーム」に名前とメールアドレスを明記して送信しました。1ヶ月経過しましたが返事がありません。
そこで4月20日に松山市の中村時広市長に直接メールを送信しました。そしたら6日後の今日の4月26日午後回答がありました。そのやりとりを公表させていただきます。
(意見)
松山市長
中村時広様
いつも「坂の上の雲のまちづくり」には関心しています。
隣県高知市の西村健一と申します。
2001年頃から松山市の動向には注目していました。
http://www.nc-21.co.jp/hoeru/032d06.html(2002年)
また昨年橋本大二郎さんの応援に来られていましたね。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-8d67.html
それで期待もあり3月21日に超高齢者の両親(父90歳・母84歳)とともに「坂の上のミュージアム」へ行きました。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-4abb.html
しかしほとんど展示を見ることなく終わってしまいました。
それで、もどってすぐに、「坂の上のミュージアム」の意見投稿欄に自分の意見を出しました。氏名もメールアドレスも明記して送信しました。
1ヶ月経過しても返事すら来ません。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-d423.html
それに松山市の「悪口」をブログに少し書きました。
父の祖父は実際に日露戦争に従軍したことがあり、子供のときによく203高地攻防戦の話をしてくれたそうです。
「坂道ばかりで」2階で両親はへばり,上の展示室を見ることなくロビーで座り込んでいました。
楽しみにしていた施設だけにとても残念です。
あれほど年寄りに苦痛を与える展示館はだめです。
平地に施設を移設して下さい。前の商店街でもいいですので。
西村健一
(回答)
西村 健一 様
わくわくメールをいただきありがとうございます。
3月21日付のご意見に対して不手際がございましたこと、また、せっかくご来館いただきましたにもかかわらず、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
早速、頂戴いたしましたご意見を、館内スタッフ一同真摯に受け止め、お客様一人一人のご要望に対して、スタッフが自ら気付き、決め細やかな対応をするよう、再度研修を行ったところでございます。
当館内は、三角形を描くスロープで繋がれた展示室を回遊式の庭園を楽しみながら、あがっていくような構造となっているため、ご高齢の方やお身体の不自由な方々には、ご不便やご苦労をおかけしている場合があろうかと存じます。
しかしながら、ご意見の中にございました当館を移設することは困難でございまして、今後におきましては、お客様のご様子を見ながら、スタッフが車いすや歩行器のご利用を積極的にお声がけするとともに、エレベーターを利用した見学順路のご案内を行うなど、より一層のサービス向上に努めてまいりたいと存じますので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
是非、またのご来館を心からお待ち申し上げております。
松山市長 中 村 時 広
(坂の上の雲ミュージアム事務所扱い)
受付番号 61
ということでした。担当部署へまじめに意見を申し上げても「仕事をしたくないのか」公務員も大企業も「無視」するようです。部署から直接回答をいただく事例は皆無に近いです。
「仕事をしてもしなくても給料が同じ」職場だからそうなるのでしょう。しかし来場者から入館料を聴取する博物館などは,「客商売」だから,「客として文句をいう」のは必要であると思いました。
「意外なほど対応が悪い」には驚きましたし、中村市長の回答が早い(本人が読んだかどうかは別にして)には,さすがは市民の代表であると思いました。
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「本田宗一郎との100時間」(城山三郎・著・PHP)を図書館で借りて読みました。本田宗一郎氏は随分前に亡くなられているし、城山三郎氏も3年ほど前に亡くなられています。見たことない本でした。やはり2010年1月11日に発刊されていました。新刊でした。
引退後の本田宗一郎氏に,城山三郎氏が4日間密着して聞きとっておられる。埼玉のヘリポート場から、鈴鹿市や東北の本田技研関連施設をヘリで訪問。ホテルにも一緒に滞在して城山氏がレポートしています。
本田宗一郎氏の肉声を切り取っています。
「他の物と違って,食物と車は命に関わるからな。妥協はできん。「妥協するなたやめろ」といつもどなってきた。」(P22)
やはりホンダらしい。トヨタは「金儲けに走り,顧客の安全をないがしろにした」企業でした。
本田宗一郎氏は、超有名人ですし、伝記などは何度か読んでいますし,多くは「どこかで読んだな」という内容ではありました。でも本田氏のユニークな人柄はよく描かれています。印象に遺る以下の言葉がありました。
「学校での問題は、「すぐデータを取りたがる」こと。そこにいくつか危険がある。本田の言葉をまとめると。
1・方便たるべきデータに振り回される危険。
2・データの要る物といらぬものをごっちゃにする。
3・データの結果は同じでも、よって来る原因が違うが、そこを見落としてしまう。
4・書類をつくるとなにか出来たような自己暗示にかかる・データをとっているだけで、えらいような気がしてくる危険。
本田は締めくくるようにいった。
「うちの効率が高校だと,半年調べたといって部厚い報告書をよこしたやつがいる。わしはいってやった。
おまえさん、いちばん効率の悪いことをしてくれたな」(P85)
退屈しないキャラクターと丁寧な記述。一気に読めました。
最近の日本では「ものづくり」をばかにする間違った傾向がありました。2000年以降の清和会の自民党政権(森ー小泉ー安倍ー福田)の時代が「最悪」でした。トヨタは凋落の象徴でありました。
ホンダは違いますね。一族経営はしないし、経営者の「引き際」が素晴らしい。こういう日本人に皆ならないといけないと思いました。
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昨日4月25日の沖縄県読谷村で開催された「米軍普天間飛行場の国外・県外移設を求める県民大会」には、s9万人が参加されました。大規模な集会でした。沖縄県民の意志は、日本国民の意志です。
日米両政府はこの「民意」を真剣に受け止めるべきです。日本政府は「迷走」しながらも、懸命になんとかしようという意志は感じます。(うまくいくかどうかは別にして)。それに引換え、アメリカ政府のかたくなな尊大な態度は何事なのか。
昨年の総選挙は日本国民の「民意」。鳩山首相は日本国民が選んだリーダー。その鳩山氏をバカにしたり,揶揄するワシントン・ポストやウォール・ストリート・ジャーナルを野放しにするアメリカ政府の尊大さを日本国民は忘れてはならない。
日本国民は温厚な民族。温厚に話してもアメリカがわからないようであれば、普天間基地を「実力」で閉鎖し,使えないようにすればいいのです。アメリカはそれをしないとわからないと思います。もっと大胆に鳩山内閣は行動してほしい。
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4月25日(日曜日)は、沖縄県読谷村で「米軍普天間飛行場の早期閉鎖と,県内移設に反対し国外。県外移設を求める県民大会」が午後3時から開催されます。
沖縄県では超党派で政党が参加し、県知事も参加されるようです。
沖縄知事「県内反対」の県民大会に出席表明(読売新聞)
昨年の総選挙では、沖縄選挙区では「米軍基地との共存」を訴えた当時の与党である自民党・公明党の候補者は全員が落選しました。沖縄県の民意は「日本にある米軍基地の75%を沖縄だけに負担させないでほしい。普天間基地は海外、もしくは沖縄県外へ移設」というものです。
日本の総人口の1%が沖縄県の人口ですが、日本の米軍基地の75%があの狭い沖縄県にあるのです。敗戦後65年間押し付けられてきた負担の軽減を言うのは当たり前です。
米軍は自分たちの覇権を維持するための「世界戦略」のために沖縄にいつまでも居座ろうとします。しかし「国民投票」の結果は「NO!]でありました。
鳩山政権は鹿児島県徳之島に米軍基地を移設しようとしましたが、全島をあげて反対しています。
一部に「辺野古であればすんなりいたものを」「民主党政権はアホや」「アメリカの機嫌をそこね、無視されるようになったぞ。」と声高に「アメリカへの従属国家こそ日本の取れる道」と主張する人達がいます。
辺野古ではNO!という沖縄県民の意志が総選挙で示されたので,鳩山首相は無視するわけにはいけません。
危機感を持たないといけないのはアメリカ政府です。世界の抑止力。世界の警察。自由社会を守るための軍事行動をしているアメリカ軍が、日本国民から歓迎されるどころか、排除されている。嫌わられているのです。その歴然とした事実をきちんと向きあわないといけません。
最近アメリカのメディアは日本政府をバカにしたコラムを載せたりしています。今の日本政府は昨年民主的な投票で、日本国民が選んだ政府です。政府をバカにすること,イコール日本人をバカにしたことになります。
それが将来大変なことになることを愚かなアメリカのマスコミは知りません。あまり日本人をなめるなと申し上げたいです。
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民主党政権の「事業仕分け」作業が始まりました。今年は特殊法人と公益法人が対象であるようです。
官僚の天下り先の法人であり、税金を多額につぎ込んでいながら、なにをしているのか不明な特殊法人や公益法人が多いからです。多くは天下り役人達の高額な給与になっているようです。監視しなければ「やりたい放題」をpするのは世の常。それにメスが入っただけでも良いこと。
大昔高知県県庁幹部のOBの人がこんなことを言っていました。
「わしは東京で霞が関の官僚と飲み比べをして,夜遅くまで飲んでおった。さすがに土佐の酒飲みに勝てる奴はおらんかった。たんまり高知県に予算をつけてくれたぜよ。」とか。
さすがに土佐藩の公金をすべて長崎の飲食店と風俗店で使い果たした岩崎弥太郎の末裔です。昔は「税金」でただ酒を飲む公務員が多数いました。古き良き景気の良い時代のお話です。
露骨な接待や交際費の無駄遣いなどは激減したもののの、自分たちの「天下り先」はしっかりとキープしておるようです。こちらは官僚の皆さんの「生活」の領域だけに,用意周到にしくみとして確立されております。
それをきちんと「仕分け」し、無駄遣いをやめることは大事です。
衆人環視でやるので、密室では能力を発揮する官僚の皆さんが、白昼では「無能」に見えてしまうものです。また学者もプレゼンテーションは下手くそ。昨年のスーパー。コンピューターの「問題は,蓮舫さんを論破できないのですからね。情けない。
必要な予算は自己主張すべきでしょう。すべて「仕分け)が正しいとは思えません。
しかし闇の中で「やりたい放題」が,情報j公開されただけでも良いとは思います。随分税金の無駄遣いは減ると思いますから。
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ある休日、久しぶりに会う知人が訪ねて来られ長時間懇談しました。テーマは「地域通貨」のことでした。
「地域通貨」といえば、昔NHKの番組「エンデの遺言」というのがあり、そのなかでゲゼルというひとの「劣化する貨幣」についてのレポートが印象に残っていました。
人間や生命体は誕生してから、どんどん劣化し、遂にはなくなるのに、貨幣は「利子」という不思議な性質があり、増幅する。おかしいのではないか。
世界大恐慌の時代に、失業者が街に溢れていましたが、欧州のある自治体は「劣化する貨幣」を導入すると、経済が回復、失業者はいなくなりました。しかしやがて国家が介入し、その「劣化する貨幣」を禁止したとたん、元の木阿弥になり大不況が町を襲いました。
「はやく使用しないと価値がどんどん減る」から皆争って使い経済が回転するのです。「タンス預金」なんてことはありません。お金が流通すれば経済は必ず活性化するからです。
以下そのホームページから全面引用します。(長文ですがあしからず。意味が分からない箇所もありますが、読めばわかるということにもなるからです。)
その理論を世界で最初に応用したのが、オーストリア・チロル地方のヴェルグル(Woergl)である(このことについては、「三つの鏡」の「井上ひさしとの対話」で紹介されている)。当時5000人しかいなかった町の400人が失業していた。
通貨が貯め込まれ、循環が滞っていることが不景気の最大の問題だと考えた当時の町長、ミヒャエル・ウンターグッゲンベルガー(Michael Unterguggenberger)は、1932年7月、町議会に地域通貨を発行することを決議する。町が事業を起こし、失業者に職を与え、「労働証明書」という紙幣を与えた。
「諸君、貯め込まれて循環しない貨幣は、世界を大きな危機、そして人類を貧困に陥れた。労働すれば、それに見合う価値が与えられなければならない。お金を、一部の者の独占物にしてはならない。この目的のために、ヴェルグルの『労働証明書』は作られた。貧困を救い、仕事とパンを与えよ」と裏面に書かれたこの紙幣は、非常に速い勢いで町の取引で使われるようになり、町の税収も増えたが、ここのナレーションで重要な指摘がされている。
「回転することで、お金は何倍もの経済活動を行えるのです」というものだ。だが、なぜそんなにお金が回ったかといえば、このお金は月初めにその額面の1%のスタンプを貼らないと使えないからである。
言い換えれば月初めごとにその額面の価値の1%を失ってゆくこの紙幣は、手元にずっと持っていてもそれだけ損するため、誰もができるだけ早くこのお金を使おうとしたため、この「老化するお金」が消費を促進することになり、経済が活性化したのである。
公務員の給与や銀行の支払いにも使われ、この奇跡を目の当たりにした周辺の町でもこの制度が取り入れられようとしていたが、オーストリア政府の禁止通達によりこの通貨制度も1933年9月に終わってしまったのだ。
エンデは「三つの鏡」で「大抵の資本家たちはそんな考えが世間に広まるのを妨げる方向に強く動いたんです」と語っているが、非資本主義的なこの通貨制度を現代社会の頂点に立っている人=資本主義の甘い汁を吸っている人が直視しないことが、問題であるといえる。(エンデの遺言 NHK1999年)
大福帳方式で「地域通貨をやろう」という構想らしいです。「ぜよ」という名前になしそうであるとか。
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で土佐弁が流行になっておりますね。「〇〇するぜよ」「土佐を脱藩するぜよ」「けんかばかりすしてもいかんぜよ」「わしは船で世界の国と貿易をするぜよ」とか積極的な行動をしようとするばあいに「ぜよ」は土佐弁で使用されます。
構想のすべては理解出来ませんでしたが、反対する理由はありません。面白い試みであると思います。
10年ぐらい前に考えていたことを思い出しました。
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4月も下旬で5月も近いのですが、わたしは寒がりなので、ドライスーツを着こみます。今日は赤岡町ではとろめ祭りがあり、午前中は漁船が海へパレードででるので赤岡方面へは遠慮しませんと。結構その頃は強風が吹きますので。
到着したら寒いこと。風は最初は西風。後から南風でした。にもかかわらず風は冷たい。中高年セーラーは丁度です。沈したらまだ海水温が低いので海水浴には早いです。
そんなことで足元も重装備。ウェット・ソックスにその下は厚めの化繊の靴下を履いています。それで丁度の温度でした。海の上は陸より寒いですので。
今日は社会人が4人。あとは中学生・高校生・大学生で、20艇ばかし出ていました。今日は波もなく風も程よく強く吹く最高のセーリング日和でした。それで延長し、昼ご飯の後もセーリングをしました。
片づけしていても気持ちの良い風が吹きました。
結局今日は4時近くまでハーバーにいました。朝は午前8時過ぎには来ていましたので、まる1日海で遊ばしていただきました。家族に感謝です。
戻り、夕食時に箸が上へ上がらない。腕がぱんぱん。ハイクアウトの連続でしたから。波がなかつたので、調子に乗りすぎました。キーボードもろくに叩けない有様です。
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うちから徒歩で5分足らずのところに、東区反田公園があります。ここにはその昔(幕末)には、参政吉田東洋によって「開誠館」がこしらえられ、幕末維新の変動時期に形態を変え、しばらくは「憲政記念館」という木造2階建ての建物がありましたが、いつしか取り壊され残骸になっています。
高知の歴史散策をされておられる「ひまわり太郎さん」がそのあたり詳しく記述されています。
「幕末、土佐藩はこの場所に「開成館」という富国強兵殖産興業のための施設を置き、様々な活動をします。明治維新後、廃藩置県を控えて、西郷隆盛、大久保利通、板垣退助の三者会談がひらかれたのもこの場所です。その後板垣退助によって設立された「立志社」は、明治7年の設立当初はこの場所におかれました。立志社が新京橋の方へ移ってからは立志社の学校「立志学舎」が置かれ、多くの人材を育てることになり、憲法制定、国会開設に大きな影響を与えました。そこで、この場所に「憲政之祖国」の記念碑が建てられたのですね。」(ひまわり太郎「にっこりひまわり」[275] 「憲政之祖国」本邦初公開 - 2004/01/16(Fri) より引用。
いまは石碑がわずかに残っていてそれを偲ぶしかない。「歴史」はどんどん忘れ去れれるものであると思う。高知県民は私を含め歴史には興味がないのかもしれませんね。
関連ブログ記事「高知市堀川の桜は満開は水曜日以降に」
その昔は堂々とした建物があったようですね。こちらへ明治のはじめ西郷隆盛さんも来ていたと言います。その後は自由民権運動の拠点になったりしておったようです。
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明日の4月25日は,沖縄県読谷村にて「米軍普天間飛行場の早期閉鎖と,県内移設に反対し国外。県外移設を求める県民大会」が開催される予定です。その読谷村から知花昌一さんが来られて講演会をされました。主催は市民グループ「サロン金曜日」(松尾美絵代表)
高知市人権啓発センターには多数の市民が来ていました。私も梅ちゃんに前売り券を購入していましたので、見学しに行きました。
沖縄の基地問題が「国政を揺るがすテーマ」「日米関係を揺るがすテーマ」に最近なりました。それは昨年の政権交代のおかげでしょう。それまでの歴代自民党政権は「アメリカ従属政権」でした。米軍基地は沖縄だけに押し付ければ(75%も沖縄にあります。)良かったのです。
でも昨年の総選挙で沖縄の人達は米軍基地との共存を訴える自民党。公明党の候補者を支持しませんでした。4つの選挙区は、国民新党・社民党。民主党が占め、比例区は共産党が当選したのです。日本の総人口の1%が沖縄ですが,米軍基地が75%ある沖縄ですので、「国民投票で米軍基地の沖縄から国外。県外への移設」を決めたのも同然です。
i今まであまりに日本国民は無関心でした。アメリカに迎合する自民党政権と、お追従マスコミが「沖縄だけに負担を押し付けた」から。でも沖縄の人達ははっきりと「米軍基地NO!]と意思表明をしました。そのことが鳩山内閣はわかっているので「迷走」しているのです。当然でしょう。簡単な問題ではありません。
講演会の前に知花昌一さんは、沖縄独特の楽器三線(さんしん)を奏でながら,戦争とアメリカ軍基地に翻弄されてきた沖縄のひとたちの思いを唄います。
屋嘉節
1・悲しやウチナー 戦争場になやい
山間御万人 流す涙
2・涙でわが身や恩納山て
御万人と共に 戦争凌ねじ
3・無蔵や石川村 茅葺ぬ長屋
我が身や屋敷村ぬ 砂地まくら
4・何んち焦がりとうが 屋敷村ぬ枯木
やがて 花咲ちゅる 季節んあゆさ
「屋敷節」は敗戦後まもなくつくられた歌であるそうです。戦争でうちひしがれた人々を励ますためにつくられたそうです。
「沖縄では三線(さんしん)は、1丁、2丁といいます。アメリカは1丁,2丁は拳銃のこと。アメリカは拳銃で世界に言う事を効かせてきた。沖縄は三線(さんしん)で世界平和を訴えていきます。」
「命口説(ぬちくどら)」や「新時代の流れ」などが歌われました。
続いて講演会。知花昌一さんは、明日地元読谷村で開催される「米軍普天間飛行場の早期閉鎖と,県内移設に反対し国外。県外移設を求める県民大会」」の主催スタッフの1人。そのなかでの高知での講演会でした。
「いままで沖縄のなかでいくら叫んでも、本土の人達は無関心でした。宜野湾市長は今日は福岡で講演会をしています。皆,県外へ飛んで沖縄の現状を日本本土の皆さんに理解していただこうとしています。」
「ヤマトの人達は、沖縄の人を足で踏みつけていても気づかない。気づかないようにされてきました。いままで60年間,政府は自民党。全然沖縄の声が届かなかった。昨年政権交代してようやく沖縄の声が届いた。」
「いままで沖縄のことで政府がこれほど関心を持って対処しようとしたことはなかった。鳩山政権もふらふらしていますが、とにかく沖縄の声を聞こうという姿勢だけは評価できます。」
「イタリアは午後1時から4時までがお昼寝タイム。商店も役所も仕事をしない。それが米軍基地の飛行もその時間はしません。
沖縄ではどうです。普天間,嘉手納の騒音訴訟を常に起こしても,日本政府が住民側にたって米国と交渉しなかったんで、夜間も騒音と墜落の恐怖に基地周辺住民は悩まされているのです。」
「2004年8月に普天間基地の米軍ヘリが隣接する沖縄国際大学へ墜落炎上しました。そのとき基地の外の大学構内を米軍が閉鎖しました。日本の警察,消防は現場検証が一切できず、備品はすべて米軍が持ちされました。日本の主権はどうなっているのでしょう。当時の日本政府は抗議すらしませんでした。」(当時の日本国首相は小泉純一郎。アメリカ従属内閣でした。アメリカに言われるままにイラクに自衛隊を派兵したのです。)
「サンフランシスコ講和条約が締結され、日本は国際社会に復帰しました。しかし沖縄は米軍施政下に置かれました。その後沖縄県民の土地が米軍により奪われ,米軍基地は拡大されていきます。
このとき沖縄を追われた人達が、移民として南米大陸へ多く渡りました。その人達は戦争で大変な目にあっていて、私の自宅の近くのチビリガマの集団自決の生き残りの人達もいました。
ある人が移民の人から読谷村チビリガマでの集団自決の話しを聞き、それを沖縄に持ち帰りました。私も驚きました。自宅のすぐ近くだからです。行って少し掘り返してみなすと多数の人骨がありました。そしていろんな人に聞きました。
追い詰められた人達が,当時の軍国主義の教育により、家族同士で自殺したのです。」
口をなかなか開かないご近所の高齢者を気長に説得し、聞き出したそうです。驚くよいな歴史があったことに気づかれたそうです。
「沖縄は基地経済には依存しないでやっていけます。復帰時18%の基地経済は,現在は4%です。軍用地代が765億円。米軍関係者の消費が523億円。基地雇用者9000人の給与が521億円です。
でも基地が返還されれば、跡地開発で財産価値が上昇します。返還時44万人の観光客が,今は600万人です。観光収入は4104億円になりました。」
「基地返還後の経済効果を言います。ハンビー飛行場(北谷)は100人が2259人の雇用を生み出すアメリカンビレッジになっています。
牧港米軍住宅跡地は那覇新都心となり、196人の雇用が,7168人の雇用を梅田しています。その他返還後の雇用と経済効果のほうが,基地経済より遥かに大きいことを沖縄の人達は知っています。」
「明日(4月25日)の県民大会には、県知事をはじめ,沖縄33の自治体の首長が来ます。10万人以上の集会になります。どうか皆さん沖縄に注目して下さい。」とのことでした。
高知空港にひっそりと立っている吉田茂像。たしかに吉田氏の功績で日本は世界に復帰し,経済大国の道を歩みことができました。今日そのレポートをしていました。
しかしそれは私たち本土の人間が沖縄の深刻な問題には無関心でありました。結果として沖縄を踏みつけていたことなのです。
政権が交代してはじめて「沖縄基地問題が国政の大きな問題となった」のです。簡単な解決はできないでしょうが、沖縄の人達とともに沖縄基地問題,日米安保の問題を共に考え行動したいと思いました。
高知市でも4月26日に沖縄と連帯した集会があります。
4月26日(月曜)午後6時から
場所 高知市役所前広場
主催 平和運動センター・サロン金曜日・平和な未来を考える高知の会・高知県平和委員会・他
2010年4月25日に沖縄県読谷村にて,10万人が集まり「県民大会」が開催されました。その様子を詳しく伝えるブログがあります。「ほたるの国から」というブログです。是非一読下さい。
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今朝は早朝5時起床。家内が朝1番の飛行機で旅行をするので,高知(龍馬)空港(アホみたいな名前。どうしてこんな名前にしたろう。気恥ずかしい限りだ。)へ行きました。
送迎ロビーはNHK大河ドラマ「龍馬伝」に便乗した企画の展示もの。昔のアニメ「おーい龍馬」(小山ゆう原作)のものまである。岩崎弥太郎と中岡慎太郎コーナーも「ついでに」設置されています。看板1枚で。薄っぺらい観光資源です。
龍馬伝も舞台が長崎や京都が主体になるので、高知の印象は薄れるでしょうが・・・
家内を送り出した後で、空港内敷地にある吉田茂氏の銅像へ行きました。この銅像は車を停めるスペースもなにもない。高知にゆかりのある宰相であるのに。せっかくの銅像でありますが、県民各位が業績を偲ぶことすらできません。
吉田茂氏の存在は極めて大きい。彼が日本の敗戦後の復旧を担い,経済大国の基礎をこしらえたと言ってもいいです。首相就任時は既に68歳。でも彼の頑固さと、GHQと渡り合う気概が戦後日本をこしあれたのです。
アメリカは吉田茂の「危険性」を感じ取り、A級戦犯であった岸信介氏を東条英機氏らが絞首刑になった翌日釈放し,多額の工作資金まで与えて吉田茂氏の対抗勢力として養成しました。「アメリカ追随政権」を日本にこしらえようとしたのです。その末裔が清和会でありました。森ー小泉ー安倍ー福田らのこの10年の日本国の首相がアメリカ追随でいかに日本人の尊厳をなくし、国益を著しく損ないました。
吉田茂氏は,戦後「治安維持法の廃止」に反対したほどの保守反動政治家ですが、意地があり、信念があった政治家でした。
今年は吉田茂氏が締結したサンフランシスコ講和条約とセットになっていた日米安保条約。その改訂をしたのが、1960年の岸信介内閣の時でした。その日米安保条約締結から50年。
沖縄に日本の米軍基地を75%も押し付けてきました。沖縄県民はこれ以上は嫌であると,昨年の総選挙で意志を表明しました。沖縄の米軍基地の移転先は見当たりません。そうなると日米安保条約をどうするのか?
それが問われるのが今です。吉田茂氏の業績を検証すべきでしょう。
参考ブログ記事
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アメリカ政府やアメリカ軍の「御用達」「腰巾着」「手先)と思われる談合記者クラブマスコミや、ネット業者が、「日本はアメリカの従属国家になるべきだ。当たり前だろう!」との大合唱をしています。
冷え込む米日関係 - ジャパン・バッシングならぬ「ジャパン・ディッシング」(ウォールストリート・ジャーナル)
先日の昔の「高級紙」であった「ワシントン・ポスト」の散漫なコラムに続いて、こちらは大衆紙で全国版新聞ですのでアメリカ国内での影響力はあることでしょう。
日本人はお人好しで謙虚な人間が多いから、このような悪ふざけのコラムを「無批判」に翻訳して、掲載して大量に垂れ流すということを平気でやっています。卑屈極まりない。
日本人のプライドも尊厳も平気で非難するアメリカの傲慢さに迎合する必要はない。そういう連中こそ,昔の言葉で「非国民」であり、「売国奴」なのです。
今後マスコミや,政治家や、有識者といわれる人たちの立場が、「アメリカの味方なのかどうか」「日本をくさすだけのものだけなのか」を見極める必要があるからです。
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休日のヤ・シィ・パークは季節を問わず来訪者が多い。うち半数は県外からの来訪者と言います。年間50万人が来訪する「集客装置」は高知県1ではないかと思います。
ヤ・シィパークの管理事務所に隣接する部屋には、「香南市地域情報センター」の表示があります。
自動ドアを入りますと、その部屋には高知県東部(東洋町・室戸・安芸広域部)や、高知県中央部(香南市・南国市・高知市・いの町・土佐市・須崎市)や高知県西部(四万十市・土佐清水市・宿毛市など)の観光施設の案内パンフが置かれています。
それを手にして実際に訪れる県外来訪者は多いと言います。また別のコーナーには、夜須町近隣(高知市も含む)の宿泊案内のパンフも数多く置かれています。
ヤッシー・パークの「ギャラリー・スペース」は実質「高知県観光案内所」になっています。この存在は高知県にとって物凄い貢献をしているのです。
ある休日にここで私も案内パンフを手にとってみていますと、初老のご夫婦が入っておられました。話しを聞きますと長野県から来られたとか。田植え前の余裕がある時期に、自動車で旅をされているそうで、四国は初めてだそうです。
「ぶらりときて、開いている宿泊施設に泊まり、行ける観光場所へ行きます。制約がないので、自由にゆったりと四国を廻る予定です。」とか。統計的に旅行会社では把握し切れない観光客なのです。その最前線がヤッシー・パークなのです。
もっとも香南市には野市駅前に香南市観光協会があるようです。
ホームページこそ立派なようですが、実際の話し、ヤッシー.パークのようにどんどん県外客が飛び込みで案内を求めてきているようには思えない。だいたい場所すらどこにあるのかも最近まで知りませんでした。これって「完全にミスマッチ」です。
一応香南市観光協会は以下のことを業務としてすることになっているようです。
香南市観光協会 概要
【目 的】
協会は、香南市及び近接観光地の紹介、宣伝並びに観光施設の充実 改善を図るとともに、
各種イベントによる活性化を図り、観光事業の振興と地域産 業の発展に寄与することを目的とする。
【事 業】
協会は、前条の目的を達成するため次の事業を行う。
(1) 観光宣伝、紹介及び観光客の誘致
(2) 観光案内所の設置及び運営
(3) 観光資源の開発、及び調査研究
(4) 観光地の利用及び宿泊施設、交通機関の紹介、斡旋
(5) 観光施設、及び観光関係団体との連携、情報交換
(6) 環境美化・観光案内板などの観光環境の整備
(7) 地場産品の宣伝、販売促進
(8) 各種イベントに関すること
(9) その他協会の目的達成に必要な事業
●香南市観光協会
〒781-5232 高知県香南市野市町西野2056(のいち駅構内)
TEL/FAX 0887-56-5200
一応ごめんなはり線利用者相手には、機能しているらしい。駐車場の有無もわからないし、問い合わせに何時から何時まで対応するのかもホームページからは不明です。
もっと凄いのは高知県観光協会というのか、観光コンベンション協会と言うのかしりませんが、その営業時間帯が凄い。
(財)高知県観光コンベンション協会 ■お問い合せフォームはこちら>>
〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号 高知県庁本庁舎5階
TEL:088-823-1434/FAX:088-873-6181 営業時間:8:30~17:15 (土・日・祝日・年末年始は除く)
土日祝日はお休みの観光案内施設ってあるのでしょうか?高知県観光の本気度を疑いますね。
それから言えば。ヤッシー・パークの管理事務所の皆さんは、隣接するギャラリー・スペースで高知県観光全般を休日にも対応されています。
そこに観光協会も同席し、観光客の案内、誘導、宿泊予約、案内など「ワンストップ・サービス」が高知県観光対策には求められます。
パソコンや公衆電話なども引込、観光案内の職員も常駐させるべきであると思いました。
ヤ・シィパークは高知県有数の「集客装置」です。海浜公園、アスレティック、ボード・ウォーク、飲食・物販やギャラリー、観光案内機能、駐車場など多機能であるからです。成功した高知県の数少ない公共事業で整備された施設の1つです。
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いつも金曜日になると雨模様でした。昨日は1日雨で、今日は朝からどん曇。新緑の季節になりましたが、爽やかさとは程遠い高知市です。暖かくないし、なんかすっきりしないお天気ではあります。
活き活き100歳体操へ母を連れて行きます。暖かくなりましたので、参加者は増えて来ているようです。
島本茂男さん。あちこちで講演会の依頼が多くなったようです。「歴史講談」が好評のようです。
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昨年から、「みんなの党」や、「立ち上がれ日本」,「創新党」、それに今度の「舛添新党(実は改革党の衣替え)」と新党が乱立しているようです。その現象になんら「清新さ」「「わくわく感」を感じないのはどうしてなのか?
それは民主党・自民党という大政党が「体たらく」で、「だらしがない」ことに尽きるでしょう。小選挙区が導入されて、15年余り。民主党と自民党の2大政党が政権を担う軸になりますが、「第3極政党」を狙う動きもまた確かにあるようです。ある地域で強い支持基盤があれば、政党になれるからです。
「第3極」を狙う政党はいずれも、「政治と金にはクリーンでなければならない。」。「企業・団体献金の廃止」を掲げていますが、先物取引会社からの不正献金疑惑のあるリーダーや、いかがわしい政治献金をいただいているリーダーも複数いて、彼らが「清廉潔白の憂國の志士」とはとても言い難い。
なんか最初から言っていることが嘘っぽく、真実味がないのです。国民は談合記者クラブマスコミの洪水のような報道にさらされていますが、その多くは「どうでもよい」報道ばかりで、真実に迫る報道は少ない。国民もバカではないので、なんかこの第3極を自認する政党のリーダー達にいかがわしさを感じ取っていることでしょう。
これだけ新党が乱立しているのに、「支持政党無し」層が日に日に増大している世論調査からもそれは明白。受け皿に全然なっていないのですから。国民の政治への不信感と幻滅が増大していることを政治家は危機感を持っていただきたい。
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地球を全く動力を使用せず,陸上部は自分の足で走ったり,歩いたり。海はヨットでセーリングしてきた間寛平さん。一昨年の12月に大阪を出発、千葉県鴨川までマラソン。そこから太平洋(しかも冬場の荒れた太平洋)をヨットで横断。米国ロサンゼルスに入港。
それからアメリカ大陸をマラソンで横断。ニューヨークから再びヨットで大西洋を横断。フランスに到着。そこからヨーロッパ大陸を横断して,トルコからイランへ抜け,現在はトルクメ二スタンまで来たところ、前立腺癌が悪化し,現在はアメリカで放射線治療を行なうために入院しているそうです。
とにかく走破中に60歳還暦の誕生日を迎える鉄人ぶり。毎日50キロから60キロは走っておられましたから。
現在休養治療中ということですが、現場へ復帰され,アジア大陸も走破し,無事来年日本へ戻って来ていただきたいものです。
間寛平さんは高知県宿毛市出身の吉本興業の大スターです。私が社会人1年目の時といえば,30年ほど前ですが,その時から大スターでした。
テレビで見る,「芸のない」「下品だけの」お笑芸人ではなく、「本気」で地球を走破することを実行されている間寛平さん。頑張っていただきたい!
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よく勘違いされる企業の常識があります。「不況の時は3K(交際費・交通費・広告費)を減らすべきです。」としたり顔で言われる経営者やコンサルタントがおられます。おかしいのではないかと思います。
とくに広告宣伝の費用。「モノが売れない時代」であるからこそ、広告宣伝しないといけないと思います。その費用を削減するということは、無駄なお付き合いの効果のない広告をしてきた証ではないのでしょうか?
不況であるからこそ、自社の「強み」や「特色ある商品」を広く広報すべきなのです。良い品物があっても「誰も知らない」事は、「存在していない」ことと同じなのですから。
関連して日本のスポーツは大企業によって支えられてきました。その位置づけは「企業の広告塔」としてのスポーツ競技でした。不況になるととたんに休部や廃部になります。これでは競技力向上になりません。
最近日本のスポーツが五輪で勝てないのは、あまりに企業のスポーツに頼りすぎてきたからです。スポーツのあり方も再定義が必要でしょう。
不況だからこそ真剣に広告宣伝をすべきなのです。
冬季五輪でもある企業は不況のなかでもスピード.スケートのクラブを廃部しませんでした。会社の社員の「やる気」を向上させるためと経営者が決断し、他の費用を削っても支援しました。その結果銀と銅の2つのメダルをその会社の社員が獲得出来ました。
本当にまれな実例です。でもその企業は結果として物凄い広報効果があったと言えます。
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遂にというか、ようやくというか「政界のオオカミ中高年」「政界のねずみ男」舛添要一氏が新党を結成するようです。自民党を「乗っとる」つもりが、さすがは「痩せてみ枯れても自民党。」。結局舛添氏は「追放」されたようなもの。
これで小泉追随主義者の山本一太氏らの「格差路線拡大主義」者の残党の追随離党もなくなりました。
舛添前厚労相:あす新党結成 離党し改革クと連携、自民冷ややか(毎日新聞)
毎日新聞の記事では「ただ、自民党内で舛添氏に同調する動きは広がらず、実態は改革クラブの「衣替え」に近い。舛添氏の苦し紛れの一手を政界は冷ややかに受け止めている。」とあります。
政界の「はぐれ者」「自称龍馬」の鳩山邦夫氏も参加されるとか。資金源でしょうか。
大騒ぎしたのですが、インパクトがありません。
鳩山首相が「他人事のように」発言している姿は,面白かったです。
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昨晩有機無農薬栽培(JASS認定農家)の野菜を井上正雄さんが届けに来てくれました。お話を聞きました。
「今年は天候不順。暖かいと思えば,急に寒くなり,雨が多い。低温と日照不足で野菜の生育が悪い。キャベツも玉ねぎもおおきくならない。
ハウスのナスやキューリも生育が悪いらしい。」とのこと。
「このままでは農家はやっていけんなる。とか。
前の消費税が上がった事までが良くて,それ以上はよろしくないとか。11年前が転機だとか。その頃に農産物の輸入が拡大。安い外国産の農産物が大量に市場に出回ったことと符号します。
国民の健康を保証してきた井上さんのような有機無農薬栽培農家をなんとか支援して行く方策を考え実行しないといけないとは思います。もう本気でしないといけないと思います。
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今日はまたまたどん曇りで雨模様。昨日は上天気でした。国道194号線をいの町本川を目指して走行しました。新緑の季節です。
Oさんの特別な配慮で四国電力本川揚水発電所を見学することができました。Iさんが発電所内部を案内していただきました。
本川揚水発電所は、昭和53年から着工され、昭和59年6月に完成した揚水発電所です。最大出力は60万キロワットです。四国の水力発電所です。大渡ダムのある大渡発電所が3・3万キロワットですから巨大さが理解できます。
本川電力センターから車で少し坂を下ったところに、発電所の入り口があります。ここから車で300メートルの地下へ降ります。トンネルの大きさと長さに驚きます。
そして最初に見学しましたのは、大きなランナと言われる巨大なステンレス製の水車です。これが回転して動力を発電機に伝え電気を起こします。ここに置いてあるのは予備で、2つのランナが万に1破損したときに取り換え用だそうです。
とにかく硬くて大きい。船の船首のように水を切るように加工されています。天井にある大きなクレーンはこうした重量物を吊り下げ運ぶためのものです。
エレベーターで地下3階段へいきました。これはポンプ水車の軸の部分だそうです。今日は発電をしていないので止まっていましたので,近くで見る事ができました。
私も写真を撮っていただきましたが、その巨大さがわかります。とにかく大きい。こういう設備が2つ据え付けられています。
水圧管には無数のボルトがあります。Iさんの説明では「焼き締め」と言いまして、バーナーであぶってボルトを膨張させ固定し締めます。冷却されますと締ります。逆に取る場合はあぶって取るそうです。
説明パネル。左右に膨らんでいるのは空気層のタンク供給装置であるとか。ポンプ水車は発電前に水に浸かっていますと水圧で廻りません。そこで空気を注入し水を追い出すと、回りだします。ある程度回りだして水を入れます。そうするとポンプ水車は回転し発電します。
揚水発電は夜間は火力や原子力の余剰電力で水を大橋ダムから、上部の稲村貯水池へ汲み上げます。水がたまったら昼間発電します。
「揚水発電所は上部貯水池に水がありさえすれば、わずか10分足らずで発電することができます。しかもコストは発電時には殆どかかりません。
この仕組を見学に、台湾電力や東南アジアからも視察団がよく来られ案内したことがあります。」とTさんは誇らしげに話されました。
総工費は1000億円(今なら2000億円)。この発電所のおかげで、国道194号線も改良され良くなりました。地元自治体にも大いなる固定資産税も支払っておられて大きなる地域貢献をしています。しかもクリーンなエネルギー資源です。
感想は「とにかく凄い」の一言です。これを建設した日本の技術力の即底力を感じました。
連日の雨で大橋ダム湖は、満水状態です。揚水発電が能力をフルに発揮出来る条件が整っているようです。
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図書館で「文系・大学卒。30歳以上は首になる」(深田和範・著)を借りてきて読みました。リーマン不況の最中2008年7月頃の著作。筆者自身もある大企業の人事部長を歴任。リストラ最前線におられ、ご自身もリストラされた経歴。それだけに説得力があります。
「ホワイトカラーは会社において存在しない法が良い」(P57)と言い切ります。
「ホワイトカラーは「経営者の補助」という意味目的があるだけ。
それ以上のものがあるわけではない。
あくまで「補助」であるから経営者が「自分でやる」と言い出せば、あるいは他の者(例えば現場の管理職が経営者を補助すると言い出せばホワイトカラーは不要となる。」(P57)なのです。
筆者は日本の勤労者のうち100万人は不要な人材であると言います。それは「文系で、大学卒で、30歳以上のホワイトカラー」であると。
大企業が明確にそれを目標にリストラしているので、大学生の就職難は当たり前であるということなのです。
多くの大企業のホワイトカラーは、リストラされても多くは再就職できないだろう。「受け皿」がない深刻さがあるといいます。
現場部門は非正規雇用者を増やし、景気の変動で簡単に雇用調整が出来る。現在日本の大企業で「固定費」部門で高賃金なのは、正社員のホワイトカラー。ここへ経営者は手をつけないと会社は弱体知ると筆者は警告しています。
日本語が堪能で有能な外国人社員が増えてきたり、また大企業がグローバル化して、英語が社内の会話手段になると、英語ができない社員は不要になる。日本人正社員でないといけない理由は喪失します。遂にここまで来たのかと言う感想です。
「やがて景気は回復する」のではありません。日本の総人口が2004年をピークに減少している現実では、市場が大きくならないので、大企業本体の間接部門(正社員のホワイトカラー)大幅削減しないと、大企業は生き残れない時代になりました。
大学生もその現実を見据え就労活動をしないといけない時代になりました。大変な時代なのです。
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中国の上海万博事務局はPRソングが岡本真夜さんの曲を盗作したことを認め、「曲を使用させてもらいたい。」との申し入れをしたそうです。岡本さん側はそれを認めたそうです。度量が大きいではありませんか。
高知県出身でメジャーになられたアーティストですが、わたしは「トモロー」とか言う曲しか知りません。広末涼子への曲などもこしらえていたそうですし。
中国にしては「まともな対応」でした。北京五輪直前に起きた「冷凍ギョーザ事件」の中国のかたくな対応が印象深いだけに、なんだか印象深いです。
中国のネットユーザーから声が上がり、それで当局が認めたもの。結果的に良かったのではないでしょうか。
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一般的に60歳の還暦を過ぎると、男は元気がなくなり、萎えてしまい、女性はますます元気になる。体力的にも65歳ぐらいで男女は逆転し、女性が元気になるようですね。
ところがそうした「一般論」「常識」が通じない還暦親父が複数まわりに登場してきました。ある意味凄いことです。
Aさんは定年と同時に数年前から計画し、準備してきた会社を設立し、代表者に。既にいくつか受注し、仕事は半年先まで確保している。「定年後のほうが忙しくなってしまった。」とのこと。
「男は色気がなくなればおしまいだ。75歳までは現役で頑張りますので。」と。
Bさんは、諸般事情で還暦の年に会社を親族で設立。代表になりました。それまで個人事業主でこじんまりとマイペースで生活していましたが、「突然」の変身。県外にも営業所をこしらえる盛隆ぶりです。
多くの同級生が病気になったり、定年で一線を引退したり、倒産したりしているなかでは、格別の存在です。
Cさんは40年近く東京で勤務。定年で高知へ戻って来ました。ご紹介した公益法人の業務が水にあい、責任者になりました。ライフワークの1つになったようです。正直あそこまで熱心にやるとは思いませんでした。
Dさんは長年勤務した事業所を2年前に定年退職。公益法人理事長に就任。毎日嬉々として業務の毎日。在職中より元気で活動しているようです。最近ある自治体の業務を委託管理することになり、超多忙状態のようです。「病気をする暇もない」と言っておられました。
ご紹介した4人の男性はいずれも還暦を過ぎています。結果として「自分の好きなこと」「やりたいこと」が、社会に評価され、そのことが嬉しく、どんどん事業をしているようです。
定年以降に自分の世界がなくなり、しぼんでいく男性が多いやに聞きます。この人達は全く別世界。
わたしもそうありたいと心底思いました。
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今週号の野良犬メディア「週刊現代5月1日号」を雨の中買ってきました。だんだん価格は上がって400円もします。
新聞のように宅配されない野良犬メデアである週刊誌(談合記者クラブマスコミへ加入していないと言う点で良い意味でも私は呼んでいる)は、どうしても「刺激的な見出し」で売ろうとする。
通勤電車の吊り下げ広告や、駅のスタンド売りや(これは大都市部での販売方法)、コンビニ店頭(これは田舎でもあります)が主体なので、「見出し勝負」なのです。
それで今週号は「解散総選挙全議席完全予測 民主悲惨101議席減らして207議席 自民僅差で第1党に返り咲き再び政権交代へ」とあります。
記事を読んで行きますと最近の鳩山内閣の支持率急落と無党派層の民主党離れの傾向、「次点バネ」が働く選挙の原理や、地方では組織がしっかりしている自民党の底力(例えば高知県などの田舎)などで自民党は議席を保持し,獲得して再び与野党逆転に。しかしその差は僅少差で、「みんなの党」や新党がキャスティングボートを握る可能性は大きいとか。
もっとも数字の根拠は怪しいところもありますね。例えば高知選挙区では昨年落選した橋本大二郎氏(元県知事・無所属)や,3回落選した田村久美氏(民主)がエントリーしたことになっていて、「ありえない話」です。
長崎選挙区では久間氏(自民)が、新人の福田氏(民主)に敗れた番狂わせがありました。昨年は民主に強い「追い風」があればこそ。今は全然なく「逆風」ですから。次点バネで久間氏が返り咲く可能性は高いでしょう。
ありえない話ではないでしょう。でもそうなって政治が混乱することがいいことでしょうか?僅少差であれば,再び政界再編が起こり、がたがたし、国民が政党政治に嫌気がさす。政治に無関心になるようにはなりやしないか。そう思います。
「われらが小沢先生を貶める週刊現代よ覚悟しろ 小沢軍団実名 顔出して ついに登場」(P48)も仰々しい見出しの割りには中身は普通の取材記事である。
3人の「小沢チルドレン)と談合記者クラブマスコミが名付けた議員である杉本かずみ氏、永江孝子氏、鈴木哲夫氏らが登場し、取材記者とのやりとりされている。
小沢氏は独裁者でもなんでもない。本物の政治家。知る限りでは元自民党の野中広務氏と小沢一郎氏と、加盟静香氏は本物の政治家。構想ビジョンを実現させる政治力があるから。実行力がある。
いわゆる2世3世議員は政策立案能力はあっても実現のために汗をかこうとしない。
小沢さんはいろいと叩かれても、いかがわしさ、怪しさも力の源であると。50年後に評価される政治家がいてもいいのではないか。とも彼ら3人は言います。
結論は鳩山内閣は退陣をしてはいけない。普天間基地問題は基地を単に国内のどこかへ移設するだけの問題ではない。
日本国内に依然としてアメリカの軍事施設があることが,独立国家としていかがなものかどうか。10年、20年かけて日本の自己防衛を考える。単に移設先がきまりましたのではなく、そういう日本の姿勢を撃ち出すことにリーダーシップを発揮できれば,鳩山総理は再び浮上するチャンスがあると確信しています。(P52)
だということです。
鳩山首相は「渦中の徳之島訪問をするのでしょうか?もし実現すれば徳之島での「タウンミーティング」は熱いものになるでしょう。
談合記者クラブマスコミより,今週の野良犬メディアは,案外「本質をついたまともな:ことを言っている。」と思いました。今週は400円の価値がありました。
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この国の談合記者クラブマスコミの皆さんは、「アメリカ従属政権」でなければ、日本は安定しないとでも信じきっているようです。大阪の橋下知事らが地域政党「大阪維新の会」なる政党を立ち上げるようです。
橋下知事ら「大阪維新の会」設立 地域政党、30人参加(朝日新聞)
日本の気候では今頃はタケノコが地中から芽を出す時期。めざとく見つけてすぐに掘り出せば、やわらかい皮のタケノコが食べられます。少し置いて皮が硬いと何時間煮ても食べられるものではありません。
雨でも振ればたけのこはあったとうまに笹になり、大きく背丈が伸びます。
昨年の「みんなの党」がよく実態がわからないままに「好評」なので、2番線じ,3番煎じを狙ってか「立ち上がれ日本党」や、「日本創新党」やらが出来るようで、それに加えて今度は「大阪維新の会」であるとか。
大阪ならお笑いだろうに。生真面目にやっても「しゃあない」だろうに。
アースマラソン実行中の間寛平さんを党首に「日本お笑い党」を大阪につくるべきであると橋下知事には申し上げたい。
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「最低」の施設である松山市の「坂の上の雲ミュージアム」。施設も最低なら松山市の対応も最低だ。
皆が皆とは申しません。申し上げたいのは「観光」とかそういう部署の公務員のことです。
3月に超高齢の両親と一緒に松山市の「坂の上のまちミュージアム」へ行きました。期待していましたが、残念ながら施設には期待はずれでした。
その理由は全館が幅の狭い坂道で動線がつくられており、トイレも2箇所しかなく、超高齢者の両親はトイレの有る2階までしか閲覧できませんでした。上のフロアまでたどりつけません。
坂の上ミュージアムのご意見欄のフォームにそのことを私の個人名も表示し送信しましたが、1ヶ月経過してもなんのお返事もありません。たぶん担当者が黙殺したのでしょう。(メールアドレス必須・名前必須なんて書いてあるのに,サンキューメールさえ来ません。)
あの施設は有名な建築家の設計だそうですが,全然ダメです。見る人に配慮しない欠陥施設でした。
応対の悪い松山市の態度と言い、「がっかり施設」でありました。やっぱり公務員は仕事しないんだとあらためて思いました。
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一体舛添要一氏の「何」に期待しているのか,談合記者クラブマスコミの洪水のような情報で見聞してもわかりません。しかもそのまんま東宮崎県知事と会談した程度で大騒ぎするのはいかがなものか。
このひとは厚生労働大臣を2期歴任し、「わめいた」だけの印象しかありません。
もともとは何をしていたかしらない学者。東京都知事に立候補したことがあったのでは。その程度のことで大騒ぎしているのがわからない。
憶測ですが「アメリカの意向」があるのかもしれない。民主党は独自路線でアメリカの言いなりにならない。かといって自民党は日本国民が許さない。それで表紙を変えて、新しい「対米従属政権」成立が必要だ。その駒として舛添,渡辺、が必要なのです。
どうせそんな程度のあさはかな理由ではないのでしょうか?
国民は騙されません。
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県道14号線沿いのコンビニ跡。結構広い駐車場があり、そこそこ繁盛していたのではと思っていたのですが、いつのまにか閉店閉鎖されていました。どこのチェーンのコンビニであったのか、看板もなにもないので思い出せません。
以前ある全国チェーンのコンビニの店舗開発員と居酒屋で一緒になったことがありました。単身赴任で高知へ来ていたようで、歴史の話をしたりしました。仕事の話にもなり、彼はかなり酔っていました。
「俺たちの仕事は店舗を増やすこと。店舗が増えれば売上が上がる。それで酒屋や米屋や個人商店の人達と面談を繰り返して説得しているところ。」
「けんど今でも高知はコンビニ過剰で閉店も相次いでいるのだが・・」と私。
「店舗が繁盛するかどうかは、店主の問題。俺たちには関係ないこと。またしばらくして閉店しても関係ないね。本部は店が増えれば儲かるし。途中で閉店すれば違約金が取れるし。本部は損しないのだ。」
「それってコンビニは本部しか儲からないってこと?」
「そりゃそうですよ。儲かっている店舗があれば、すぐに他所のコンビニが貼付くし。うちも他所がこなければ別のオーナーの店舗を出すね。そうすりゃ本部は儲かる。」
「コンビニって仕入れ価格も、数量も、売上も売上数量も品目も全部本部はわかるよね。店主の裁量権てないじゃない。それも365日、24時間休みなしだし。面白くない商売でないの。」
「面白いのは本部だけだろ。俺たちは店舗を開発するだけ。あとのことは知らないよ。」とこのと。
バカバカしい業界ですねコンビニ業界は。田舎ものはだまされないようにしましょう。
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NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」は面白い。前作2作が駄作だっただけにそう思う。出来栄えは普通でしょうが。
実在の漫画家水木しげる氏夫妻がモデルだけに,今後の展開も面白そう。両親役の風間杜夫と竹下景子が「飛んでいる」。展開も急に早くなりましたし。
やはり脚本がしっかりしているからなんでしょうか。
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横浜市長を無責任にも任期途中で「投げ出した」中田宏らが、新党である「日本創新党」なるものを昨日結成したそうです。報道によりますと、他に斉藤前山形県知事や、山田杉並区長らが参加メンバーであるようです。
「反民主」がスローガン。7月の参議院選挙で与党過半数割れをひきおこし,政界再編を狙うとか。「混乱を生み出す」ことが目的のようです。
たいして目新しさは感じません。なによりあの無責任な中田宏氏が偉そうにいるのですからね。なんだかこの新党も「立ち上がれ日本」党同様の「泡沫」政党になるでしょう。
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(高知県庁は「商売」ではなく、本来の災害対策,南海地震対策を本腰ですべき)
さすがに県議会で話題になり、7月開店予定であった高知県の銀座アンテナ・ショップは延期になりました。より1歩進んで「中止」すべきです。
その理由は責任をとることのない県職員や公社職員が経営するからです。成功するはずはないと思います。赤字はすべて県民負担です。
「商売は」経済団体に任せるべし。高知県庁は南海地震対策を真剣にやるべきです。県庁の仕事と逸脱した商売をすべきではありません。商売は商売人に任せるべきです。
エントリーする商売人がでないようでしたら,出るべき時期ではないと言うことです。
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このところ経済発展が著しく、まもなく日本を経済規模で抜き去る中国。その中国からメールでの売り込みが、正確な日本語表記で送信されてきました。おそらくうちの会社がホームページを公開しているからでしょう。
内容は実に詳細で、懇切丁寧です。少し長いですが読んでみて下さい。関心します。日本語能力のある中国の青年たちがどんどん労働市場に出てくれば、日本人の就労希望の学生はますます就職先がなくなります。
いやはや大変な時代になりました。(以下長いですがそのまま貼りつけます。)
社長 様
「中国進出支援のサービスを提供します」
弊社は、北京本生科技発展公司です。
弊社の事業は、「日本の中小企業及びその製品が中国市場への進出に支援する」ことです。
中国経済の30年来の急速な発展に伴い、日本の大手企業は悉く中国市場に進出しております。これらの企業は規模、資金、技術、チャネルでの優勢により、すでに中国で成功を収めており、収益にもうらやましいものがあります。
中国市場は巨大なもので、ニーズも多様化で、個性的であるため、日本中小企業の中国市場への進出に発展の可能性を保障しております。
それと同時に、09年下半期より、中国経済が世界経済を先立って回復しつつあり、中国という世界最大で、最も有望な新興市場は日本の中小企業が発展する沃土となります。
日本の中小企業が中国で発展する潜在力には疑いの余地がありませんが、進出する初期に当たって、中国という不案内な新興市場の環境に直面するときに、必ず若干支障が出るものと考えられます。これらの支障には会社自身の規模が小さい、独自で中国市場を開拓する力を持っていない、中国に事務所、パートナーおよび販売チャネルを持っていない、中国での販売経験を持っていない、どんな販売の案を取るのかは確定できないなどのことを含みます。
日本の企業が上記諸支障を取り除く上での一助として、中国の現地企業とする弊社は日本の中小企業に、低価格で、効率的な「日本中小企業及びその製品の中国市場進出に対する支援サービス」を提供することにします。
「日本中小企業及びその製品の中国市場進出に対する支援サービス」の具体的な内容は次の通りです。
A 中国国内事務代行サービス
中国事務に関する諮問サービスを無料で提供します。お客様に中国国内事務に関する代行サービスを提供します。お客様のご時間、ご費用を節約し、効率および効果を高めます。
B 日本企業及びその製品の中国市場への進出を推進するサービス
それぞれのお客様の実情に基づき、中国独特な販促方式に合わせて、お客様に「日本企業及びその製品の中国市場への推進案」を無料で提供します。お客様のご同意を得てから、具体的に実施させていただきます。
C 中国各地で行われる「展示会」に代行として参加させるサービス
お客様に中国各業界の「展示会」に関する情報の一覧を無料で提供します。お客様の代行として中国各地で行われる「展示会」に参加させていただきます。
D 中国語ホームページ作成サービス
最低2万円で高品質の中国語ホームページをお持ちになるので、お客様が中国市場へ進出される礎石となります。
E 日本企業の案内と製品に関するパンフレット(印刷物)の中国国内での郵送サービス
ぴったり合うターゲットに送る郵送サービスをお客様にご提供させていただきます。
F 翻訳サービス
お客様に翻訳サービスをご提供させていただきます。
G 中国に関する情報提供(日本語)
お客様に各種類の中国に関する情報(各業種情報、市場情報、企業情報)をご提供させていただくと共に、情報回顧、情報追跡まとめ、情報査問報告などのサービスをもご提供できます。
弊社は長期にわたり日本のお客様にサービスをご提供させていただいております。私どもがご提供した様々な支援サービスはすでに、日本中小企業の中国市場への進出に実際効果をもたらしています。
なお、弊社は日本国内に銀行口座を設けていますので、お振込みは便利です。
上記サービスに対しご必要がありますならば、弊社とご連絡ください。
お問い合わせは、Eメール(info@honnsei.com)でお願いします。
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北京本生科技発展公司
住所:中国北京海淀区上地四街8号華成大厦503
TEL(FAX):8610-6298-2927
URL:www.honnsei.com
MAIL:info@honnsei.com
担当者:呉(ご)
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「日本中小企業及びその製品の中国市場進出に対する支援サービス」の具体的なサービス内容は、次の通り出させていただいております。
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A 中国国内に関する事務代行サービス
◆ 記述
中国の法律・法規の許容範囲内で、日本企業のすべての中国国内に関する事務を代行できます。
◆ 效果
中国の事務の取扱いに当たって、お客様は出張社員を出すなら、費用が大きいである一方、中国の取扱事務の流れに不慣れにより、効果と効率があまりよくない事もあり得ます。
弊社は中国の現地企業であり、中国の取扱事務の流れに詳しく、言葉の上の支障がなく、一番先に事務の取扱いの現場に到達でき、コストが低い等の優勢を持っているため、弊社の中国事務の代行サービスをご利用いただければ、最小の支出でご満足いただくような結果を得られます。
◆ サービス内容
※ 中国関連の事務委託取扱
※ 中国に関する通常事務取扱の代行
※ 中国に関する行政事務の諮問・代行
◆ サービス料金
ご用件により、ご相談で決めさせていただきます。(弊社は日本で銀行口座を設けているから、お振込みは便利です。)
◆ ご提示:弊社は無料で諮問サービスをご提供しますので、お客様は中国国内での取扱事務があれば、弊社にご諮問ください。
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B 日本企業及びその製品の中国市場進出に対する推進サービス
◆ 記述
日本企業及びその製品の中国市場進出に推進サービスを提供します。
◆ 效果
お客様の中国市場に対する理解に協力します。
お客様の中国取引先探しに協力します。
中国企業にお客様及びその製品を宣伝します。
中国企業がお客様の製品に対する需要と意見を調べます。
中国市場におけるお客様及びその製品の知名度を高めます。
お客様の製品の中国市場への進出に協力します。
◆ サービス内容
お客様により進出希望の具体的な中国市場と販売分野をご提出いただきます。
弊社はお客様の具体的な状況及びご要望に応じて、「日本企業及びその製品の中国市場進出に関する推進案」を無料で作成します。お客様が「案」に対するご同意をいただいてから、実施に入ります。「案」の実施段取りは次の通りです。
1. 「中国企業リスト」の作成
2. お客様の案内と製品に関する宣伝資料の翻訳
3. お客様の案内と製品の電話による推進、製品の宣伝資料の発送
◆ サービス料金
1. 「中国企業リスト」の作成
ご用件により、ご相談で決めさせていただきます。
2. 日本企業の案内と製品の宣伝資料の翻訳料金
日本語中訳の単価は2500円/400文字とさせていただきます(中国語文字で計算します)
3. 日本企業及びその製品に関する電話推進、製品宣伝資料の発送など
ご用件により、ご相談で決めさせていただきます。
◆ 実例
ある日本の特殊ポンプ製造メーカーは中国の環境保全市場に進出したいと希望を出しています。その具体的な販売分野は中国各地にある汚水処理場です。
弊社は同メーカーに「日本企業及びその製品の中国市場進出に関する推進案」を次の通り出させていただいております。
1. 「中国企業リスト」の作成
弊社はインターネット、関連協会を通じて、中国各地にある汚水処理場に関する情報を調べます。そして「中国企業リスト――中国各地にある汚水処理場リスト」(リストには中国各地の汚水処理場(1500社)の名称、住所、TEL、FAX、E-mailを含む)を作成します。「リスト」作成後に同メーカーに交付します。
2. 日本企業の案内と製品に関する宣伝資料の翻訳
同メーカーが弊社に企業案内と製品宣伝資料を提供していただきます。弊社は日本語の資料を中国語に翻訳させていただきます。
3. 日本企業及びその製品の電話による推進、製品の宣伝資料の発送
※ まず、弊社の電話セールスマン(20人)は同メーカーの関連情報、製品状況、モデル、技術関数と応用分野に対し勉強します。
※ 電話セールスマンは電話で「中国企業リスト」にある中国各地の汚水処理場と連絡します。
※ 電話の中で、電話セールスマンは中国の汚水処理場の関係者に同メーカーの基本状況とその製品を紹介します。
※ 中国の汚水処理場に製品に対する興味と要望を聞き出します。そして、詳しく「電話記録」を作ります。(同メーカーに日本語版の「電話記録を提供します」)
※ 「中国企業リスト」に基づき、E-mailで中国各地の汚水処理場に同メーカーの製品宣伝資料を発送します。
※ 同メーカーは弊社提供の「電話記録」に基づき、中国取引先企業を選択して、それらの中国取引先企業に対し、さらにマーケティング活動を深めていきます。
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C 中国各地で行われる「展示会」に代行として参加するサービス
◆ 記述
中国各地で行われる「展示会」にお客様の代行として参加します
◆ 効果
費用、言葉、時間はお客様が中国で行われる「展示会」に(専門観客の身分として)参加する場合の主な支障です。
弊社は現地企業特有な優勢(言葉の支障なし、低コスト)を以って、お客様の代行として中国各地で行われる「展示会」に参加させていただきます。
弊社はお客様のご要望に従い、「展示会」で情報収集と情報交換を行います。
◆ サービス内容
まず、弊社はお客様に中国各業種の「展示会」に関する情報一覧を無料で提供できます。
お客様には弊社に代行参加する必要のある「展示会」の名称を告知していただくと共に、具体的なご要望も告知いただきます。例えば:情報収集(展示会の参加企業に関する情報、技術に関する動きと最新の市場状況)或いは情報交換(お客様の代行として他の展示会参加企業と資料や名刺の交換を行う)の必要があります。
弊社は「展示会」に参加した後、お客様に「展示会参加レポート」、写真及び録画(必要のある場合)を提供します。
「展示会参加レポート」は日本語とします。その内容には「展示会」に関する基本状況の紹介、主要展示ブロックの紹介、主要参加企業の案内、情報収集と情報交換に関するレポートなどが含まれます。
◆ サービス料金
「展示会」の開催地及びお客様の具体的なご要望により、ご相談で決めます。
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D 中国語ホームページ作成サービス
◆ 記述
日本語ホームページを中国語ホームページにします。
◆ 効果
お客様に中国語ホームページを持たせます。中国語ホームページはお客様の中国市場へ進出する時の架け橋となります。中国企業はお客様の中国語ホームページに対する訪問を通じて、お客様の業務と製品についての知識を持つことができます。
◆ サービス内容
ホームページにある情報を日本語から中国語に訳します。
中国語のホームページを作成します。
中国語のホームページに対し、テストを行い、テスト後のホームページをお客様に交付します。
◆ サービス料金
1. 日本語文字数が3000文字未満のホームページの中国語版にする料金は2万円とします。(料金には翻訳料、校正料、ホームページ制作料、テスト料を含みます。)
2. 日本語文字数が3000文字以上のホームページの中国語版にする料金はご相談で決めます。
◆ ご提示
※ ホームページを中国語版にするサービスとはホームページの中の日本語を中国語に入れ替えることで、ホームページのデザイン、機能、グラフィック及びその他の部分には変更がありません。
※ 弊社はお客様に中国国内でウェブサイトを創設する全サービスをもご提供できます。(料金は具体的な状況により、ご相談で決めます)
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E 日本企業の案内と製品の宣伝資料(印刷物)に関する中国国内の郵送サービス
◆ 記述
お客様に企業案内と製品宣伝資料(印刷物)の中国での郵送サービスをご提供します。
◆ 效果
精緻で、詳細な宣伝資料は中国企業に深い印象を与えることができます。ぴったりとした目標のある郵送は宣伝に相乗効果がでます。
◆ サービス内容
お客様より弊社に印刷済みの企業の案内と製品宣伝資料をご提供いただきます。
お客様より弊社に中国取引先リストをご提供いただきます。
弊社はリストにより中国取引先に郵送します。
もし、お客様には中国取引先リストをお持でなければ、弊社はお客様の具体的なご要望に沿って、「中国企業リスト」を作成できます。「中国企業リスト」の作成方法などについて、「B日本企業及びその製品の中国市場進出に対する推進サービス」にある「中国企業リスト」の作成方法などをご参照ください。
◆ サービス料金
具体的な状況により、ご相談で決めます。
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F 翻訳サービス
弊社はお客様に翻訳サービスをご提供できます。
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G 中国に関する情報の提供
弊社はお客様のご要望により各種類の中国情報をご提供できます(各業種の情報、市場情報および企業情報)。また、情報の回顧、追跡まとめ、査問報告などのサービスもご提供できます。
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以上です。
北京本生科技発展公司
住所:中国北京海淀区上地四街8号華成大厦503
TEL(FAX):8610-6298-2927
URL:www.honnsei.com
MAIL:info@honnsei.com
担当者:呉(ご)
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いやはやたいしたものです。ただただ関心するばかりです。
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夜須でのセーリングから戻り,片付けをしまして,今度は「文化活動」に。
まず「かるぽーと」にて書道家柴舟とかいう人の展示会を見学。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字などを書かれているとか。見てもなにが良いのやらわかりません。
隣で高校生書道展をやっていました。上手な人達はいくらでもいるものですね。下の子供の友人たちも書道のコースの大学を卒業し、大学院まで行っております。無限に上手な人はいるものです。
そして龍馬のうまれたまち記念館へ映画を見に行きました。田辺浩三さん主催の小夏の映画会。日本映画「下郎の首」(昭和2年 伊藤大輔監督作品)を家内と鑑賞しました。
高知県の隣の宇和島出身。田辺さんの解説。
「本当に素晴らしい作品ですが,埋もれていました。時代劇を活用した反戦映画です。
主人の敵討ちにお供していた主人公の下郎。貧しくともひたすら主人に忠誠を誓う。その健気な心意気に、ある侍のお妾さんの婦人が惚れてしまう。つい長居をしているところに突然侍があらわれる。だがその侍こそ主人の敵であった。
間男に怒り心頭の侍は,剣術の心得のない下郎を殺害しようとする。必死の抵抗をしているうちに、逆にその侍を殺害してしまう。正式な仇討ちではなく事故。今では正当防衛である。しかし世は封建時代だ。その理屈は通らない。今度は逆に道場主を殺害した不届き者として追われることに。
「仇討ち相手」として追われ逃亡の日々。お妾さんの女性が支援し逃避行に。しかし殺害した侍の門弟達に追いつかれ,追い詰められる。主人は卑怯にも自分に忠実な下郎を相手に売り渡す。そして仇討ち相手に仕立てられた下郎は失意のうちに門弟達により殺害される。助けようとしていた女性も殺害される。
なんとも言えない感慨が遺る映画。上司の無責任さ、臆病さは軍の幹部を示しているのかもしてない。
昭和2年の映画でしたが,「古さ」を感じない迫力がありました。
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ヨットという遊びはお手軽ではありません。用具の手入れはきちんとしませんと。前の日からチェックをしています。古びたセールは「テープ貼り」したりして補修。シートの点検やバンクの点検など。
網の手入れをされる漁師さんと比較するのは全然おこがましいですが、海の上での状態を陸の上で想像しながらの作業です。これもまた楽しいです。
今日は晴天。気持ちの良い日です。波もない絶好のセーリング日和です。今日は高知大学や高校生,社会人あわせて12艇海へ出ました。
春本番ですが、わたしは寒がりです。最近メタ気味ですが、体脂肪が意外にすくないので寒いのです。それでドライスーツにしました。海へ出るとそれでちょうどです。やはりまだ冬の名残があります。
ハーバーで久しぶりに野中弘二さんにお会いしました。とにかく仕事が多忙だそうです。確か2年ほど前の番組出演者交流会以来ではなかったのでしょうか。
片付けして帰りました。戻ってから「文化活動」の予定がありますので。
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3月30日に急遽お花見遊覧船に乗船しました。実はOPEN HEARTの宇賀恵子さんご家族や他3組が乗船予定で、午後2時から3時まで乗船と聞いていました。3月26日に、宇賀恵子さんとお花見遊覧船船長の西沢武さん、と3人で寒いなか打ち合わせもしました.。
.
。堀川の浮き桟橋は全然「バリヤフリーではない」のです。道路から石段を上がり、更に桟橋の階段もしくはスロープ(急勾配の)を下りるしか車椅子は乗船できません。お花見遊覧船への乗船・下船時もサポートがいるので当日は、なんとか仕事をやりくりして、お手伝いに行きました。
乗船時と下船時のサポートをすればいいと思っていましたら、宇賀恵子さんが「2家族体調が悪くて欠席しました。けんちゃんも乗船してください。」とのことでしたので、船の中でのサポーターも必要だろうと言うことで急遽乗船させていただきました。
車から子どもたちが降りて、石段を上り、下りのスロープ浮き桟橋で潮が引いているために急勾配になっていた。)。T子さんの車椅子を支えながら降りました。浮き桟橋も継ぎ目が盛り上がっていて平ではありません。
その様子は自分が身体介助をしていましたので、写真はありません。お花見遊覧船へ乗船時も介助し、船の先頭部にマットを敷いて座って乗船しました。T子さんとT君、そのご家族とOPEN HEARTのメンバーと笹岡和泉さんと私と乗船しました。
桟橋が「バリヤ」だらけでした。車椅子対応は全くされておりません。高知県庁土木部の港湾課もしくは高知河口事務所は早急にバリヤフリーの対策をすべきでしょう。
乗船の様子は個人ブログの記事にもあります。ご参考ください。
ボストンのヨットハーバー。障害者でも安心・安全でヨットに乗船・下船できる斜路やリフトがあります。
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先日のワシントン・ポスト紙の鳩山首相を揶揄し,茶化すコラムは、新聞社としての品位と品格を疑います。地に堕ちたアメリカのジャーナリズムであると思いました。
「一国の首相に失礼だ」藤崎駐米大使が米紙のコラムに不快感(yahooニュース)
駐米大使は断固,毅然としてワシントン・ポスト紙に抗議をしていただきたい。日本国民に対する侮蔑です。
「大統領の陰謀」という映画でジャーナリズムの本日と誠意をワシントン・ポストは示していたと思うのに、酷い話でありますね。
トヨタの品質管理を揶揄するよりも、自分達が「劣化」していることを自覚しない愚かさがあります。
アメリカのジャーナリズムもレベルが低下しました。またその記事を無批判に掲載する日本の談合記者クラブマスコミは、「アメリカの手先」であり「アメリカの国益優先の売国奴」であることを自ら証明しています。
じつに嘆かわしく愚かしい。
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4月7日のセルビア戦の惨敗(0-3)により、サッカーW杯南アフリカ大会は一次リーグ3戦全敗が確定しました。岡田監督の解任は確定的です。
では次期日本代表監督は誰がいいのか考えてみたい。結論的にはやはり外国人監督でしょう。それもサッカー強国の出身者がいいですね。
ヒディング氏(オランダ)をどうして日本サッカー協会は招聘しないのか不思議。あれだけの実績をここ10年間でしてきた人ですのに。
Jリーグ関係であれば、オリベイラ氏(現鹿島監督。ブラジル出身)や、ストイコビッチ監督(名古屋・セルビア出身)はどうでしょうか?
他にも候補者はたくさんいますね。本大会が始まる前に次期監督のほう関心があるので、なんだか物悲しい限りです。
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小夏の映画会を主催されている田辺浩三さんからお電話があり、映画会計の情報をいくつかいただきました。以下その報告です。
「高知の映画情報ー上映」中というホームページがあります。高知の映画好きの愛好者の人が、「映画の灯を消さないように」と言う真摯な意図で作成されておられます。
映画はハゲタカ・イオンにあるシネコンで配給されるハリウッド資本制作のものばかりではないでしょう。
わたしは青年時代から映画愛好者では全然ないし、いまでも映画愛好者と言えない人間です。それでも小夏の映画会を主催する田辺浩三さんと知り合いになってから、昨年は不朽の名作と言われる日本映画を見ました。(家内の方がわたしより遥かに映画好きのようです。私の方は中高年になって体育会であり、海でセーリングすることに興味がありますので。)
それで4月18日も映画会があります。情報はこのサイトよりいただきました。
転載させていただきます。
下郎の首
(監督:伊藤大輔/日本/1955年/98分)
データ:http://eiga.com/movie/36267/
日時:4月18日(日)
10:00/11:50/13:40/15:30/17:20/19:10
場所:龍馬の生まれたまち記念館
主催:小夏の映画会
料金:カンパ (1000円以上はしましょう。)
主催者の田辺浩三さんによれば、日本の映画で反戦の意思を伝える方法手段は「時代劇の中に挿入する」ことのようです。
そのサイトの中で掲示板があり興味深い書き込みがありました。
往年の名監督黒澤明氏の映画の大作「白痴」「1951年作)の完全版が「発掘」されたとの情報提供でした。
このリンクをたどってください。
http://hpcgi1.nifty.com/cc-kochi/hpyybbs2/yybbs.cgi?page=10&bl=0
題名は以下のとうりです。
黒澤明監督<白痴>完全版を発掘して 投稿者:小夏の映画会 投稿日:2010/03/17(Wed)
来週あたりに高知新聞が取材され、きちんとした記事を掲載されるとか。
映画情報には疎い私にはよくわかりませんが、なかなか大変な情報ではないかと思います。
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その人の声を聞いたのは、24年ぶり。確か九州の人でした。豪快でお酒が強く、いかにも九州男児と言う豪傑のような人でした。
随分昔のことなので記憶は定かではありませんが、1985年に高知青年会議所へ入会し、翌年は日本青年会議所へ「出向」したようでした。「研修委員会」という委員会の委員長でした。確かSさんでした。
1月は寒い時期の京都で「京都会議」というのがあり、青年会議所の1年はスタートします。普通の会員は土曜日から来るとことを日本青年会議所の委員となると木曜日から京都入り。ましてSさんのような委員長は月曜日から京都におられました。
滞在費用や夜は祇園の街での宴会続き。九州男児はお酒にも強く、焼酎で鍛えているので違いました。でも決してお酒を無理強いはせず、爽やかな大酒飲みでした。
3月には玄界灘に近い小倉でふく料理で大宴会。5月には大型連休明けに博多から船で研修しながら中国天津へ。バスで北京へいき、中国の人達との交流をしました。私が初めての外国旅行がこの日本青年会議所での研修委員会でした。
Sさんとどんな話しを当時していたのかわかりません。なんかの記憶があったのでしょう。今回は第23回全国経済同友会セミナーで高知を訪れておられたのでしょう。
1泊2日の慌ただしい日程でしたので、昨日は桂浜で宴会をされて、今日はブータン首相を迎えての「国民幸福度数」の講演会に出られすぐに戻られるとか。
お電話でしかお話出来ませんでしたが、あいかららずお元気そうでなによりでした。メンバーの人達は私を除いては、皆それぞれの地域の経済人としてリーダーになり社業も発展されていることでしょう。
バブリーな時代であの時代にはとても戻ることはできませんが、「得難い経験」をしたと今では思っています。
北京の天安門広場。この写真も1986年のSさんと一緒に船で中国へ研修に行ったとき撮影したものです。当時の中国は1979年の「改革開放政策」の直後で、今と比較出来ないくらいに途上国の印象でした。
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田辺浩三さん主催の映画会で、3月13日に高知市あたご劇場で上映されました「ポチの告白」(高橋玄・監督)が、DVDがなかなか売れているようです。
高橋玄監督ブログ「乱暴者の世界」で自らコメントされていました。
「ポチの告白」はなかなかの力作で、現実味のあるというか、凄みのある映画でした。あの種の映画は当然ハゲタカ・スーパー・イオンなどのあるシネコン(アメリカ・ハリウッド系の娯楽映画主体)などでは上映されません。また貸しビデオ屋、貸しDVD屋であるTUTAYAでも出てこない映画です。
監督自身が「『ポチの告白』は、製作もインディーズならDVDの発売・販売元の会社もインディーズ系である。」と言われているように、徹底した社会派ではありませんか。
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本当に日本のマスメディア(談合記者クラブマスコミともいいます)は、「アメリカ迎合」「卑屈なまでの対米従属」「アメリカの属州の発言」としか思えないことを、テレビ・新聞・雑誌,ネットを最大活用して,日本国民を「洗脳」しています。(それらのメディアの胴元はすべてアメリカである。)
その例示として以下のような記事があります。
米激怒「まるでわかっていない!」鳩山&小沢体制に見切り(ZAKZAK)
記事の中では「日米関係が危機的状況を迎えている。普天間移設問題を打開する突破口として期待された鳩山由紀夫首相とオバマ大統領との日米首脳会談が拒否され、民主党の小沢一郎幹事長が検討していたGW中の訪米も見送られることに。
このため、永田町周辺では「米国は激怒している。鳩山-小沢体制に見切りをつけた」との見方も出ている。」(ZAKZAK記事より引用)
この記事は対米従属論の産経グループのメディアだけに、「宗主国アメリカに逆らったら日本には明日はない」と必死の口調ではないか。
一方もう1つの対米従属論の旗頭である読売新聞。こちらも「卑屈極まりない論調」ではないか。
「5月末決着」厳しく迫っていたオバマ大統領(読売新聞)
記事から引用します。
「ワシントンで12日夜(日本時間13日午前)に行われた鳩山首相とオバマ米大統領との非公式会談で、米軍普天間飛行場移設で首相が目指す「5月末決着」について、オバマ大統領が確実に実現するよう首相に厳しく迫っていたことが明らかになった。」(引用終わり 読売新聞」
「普天間基地米軍基地墜落事件。2004年。当時の小泉首相は現場へも来ませんでした。幹事長もです。治外法権的に米軍が現場を閉鎖。沖縄県警も消防署も現場検証1つ出来なかったのです。卑屈にも抗議すらせず、同じ年にアメリカの言いなりに,自衛隊をイラクへ派兵したのです。
だいたい米軍普天間基地は、市街地と隣接している。米国本土であの環境であれば、住民訴訟が相次ぎ絶対に基地は閉鎖され。存続出来ないはずである。
その軍事基地を沖縄に押し付けていながら,オバマ大統領は何を偉そうに日本国首相に言っておるのだろう。おかしいのではないか。
米軍が日本の平和と経済発展に多大な貢献をしたというのであれば、何故沖縄以外の日本の地方へ移設する計画を発表すれば,どの地域も強硬に反対するのだろうか?おかしいのではないのか。
徳之島などは自民党の支持基盤であり、左翼勢力は皆無なはず。これでは米軍基地は「迷惑施設」であることを証明したようなものです。
何度も繰り返しますが、昨年の総選挙で沖縄選挙区では「米軍基地との共存」を訴えた自民・公明候補者は1人も当選できませんでした。米軍基地の国外・県外移設を訴える民主.社民。国民新党・共産の候補者が当選しました。
これこそ「日本国民の明確な意志」であり、「米軍基地は沖縄にはいらない!」の意思表示なのです。沖縄県は日本の総人口の1%ですが、日本にある米軍基地の75%が沖縄にあるのですから。沖縄県民は日本国民を代表して米軍基地はいらない!と意思表明したのです。
いわば「国民投票」の結果、普天間基地の沖縄からの撤去が決議されたのです。
鳩山首相以下民主党政府首脳が、下手に出てアメリカの意向と、k「国民の意志」との狭間で「なんとかしようと」努力をしエチルのに,米国オバマ大統領の偉そうなこと。何様だと言うのだろう!
わたしが日本国首相ならこういいます。
米軍は沖縄から撤退したいただきたい。基地はすべて返還していただきたい。
自国の防衛は日本国民で守ります。
日米安保条約の是非につきましては、国民投票の結果に従います。もし否となればすみやかに日米安保条約を日本国政府は廃棄します。と
そういう「観点から」日本のマスコミと評論家連中を査定してみましょう。
日本国民の味方か,アメリカ政府の手先か,見極めましょう。
この人は「露骨なアメリカのポチ」でした。ある意味わかりやすかった。アメリカに追随し、アメリカの意向に沿い、経済も社会も軍事もすべて「右へならえ」体制」に。
結果は「アメリカ以上の格差社会」をこしらえました。舛添氏も渡辺氏もその「残党」にすぎません。
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最近は不況のせいでユニークは広告チラシが入っています。
「借金の悩み解決 借金は1人で悩まず、まずは弁護士に相談しましょう」
なんて書いてあります。
しかも「秘密厳守」「費用は分割可能」であるとか。
方法手談は「任意整理」「自己破産」「個人版民事再生法」1番多いのが「任意整理」らしい。チラシにそのやり方が書かれていました。
いつの世にも貧乏人を食い物にする「貧困ビジネス」があるようです。この弁護士事務所は「正義の味方」なのでしょうか?わかりません。報酬はどうやって得るのでしょうか?相談相手は「金のない破産するしかない貧乏人」よくわかりません。
裁判所などはネット化されていません。やはりネットは安全ではないから司法当局は、導入しないのでしょう。裁判記録は今でも紙媒体が主力で当分変わりそうにありません。
そういうことで弁護士などもホームページを開設しているところは極めて少ないようです。
どうなんでしょう?弁護士も最近では「法科大学院」が各地に出来て、3年ぐらいで上手く行けば司法試験へ合格出来るようになりました。以前より試験はかなりやさしくなったとか。その分弁護士が増加。仕事がない弁護士もいるようです。
これなどは「新しい市場の創出」なのでしょうか?よくわかりません。
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先日終幕したアメリカ主導の「核拡散防止サミット」。全く無意味な会合でした。アメリカのご都合主義で開催されたもの。なんの意味もない。
被爆国日本が「ないがしろに」された国際会議でした。無礼なアメリカの振る舞いに日本人は怒らないといけない。「ばかにするな!」と。
米軍普天間基地問題も,アメリカに媚びる態度は辞めるべきです。
日米安保条約の有効性と、米軍の「抑止力」が日本の平和と安定をになってきたというのであれば、沖縄以外の日本の他県に米軍基地を受け入れてもよさそうなものであると思う。
徳之島でも反対運動が盛り上がっているようですし。他の候補地も同様。となると米軍基地は「迷惑施設」ということになりますね。
日本の米軍基地の75%が集中する沖縄県。政府のもくろみどうり分散はできるのか。撤退は可能なのでしょうか?日米安保を国民的課題で考えるべきです。
米ワシントンポスト紙、核安全保障サミットで鳩山首相は「最大の敗者」と酷評(FNN)
米国各紙は「最大の敗者は鳩山首相」と日本国首相をばかにする論評を掲載しているとか。それは「逆だろう」と言いたいですね。アメリカと中国で「談合」して世界を牛耳るするという目論見は、破綻するとは思いますね。
いい加減に日本人は米に対する「幻想」をあyめるべきでしょう。FNNのトーンは「宗主国に逆らってはいけない。」という植民地奴隷根性です。ばかばかしい。
テレビの「有識者」と言う人達やコメンターは多数は「アメリカの追随者」です。「沖縄に犠牲になってもらって」日本の国益がも守られたらいい」という論調で卑屈極まりないです。
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毎週木曜日は高知ではコミック雑誌「モーニング」(講談社・刊)の発売日。ところがいつも買いに行くコンビニへ今日もいくとありません。先週から置いていないようです。どうしたことでしょうか?
「モーニング」は連載が充実していまして「バカボンド」「神の雫」「クッキングパパ」「ひょうげもの」「島耕作」など話題作が多く。毎週欠かさず購入し読んでいます。「書籍費」としているのは「モーニング」と月2回発売の「ビックコミック・オリジナル」です。
そのコンビニがどうして「モーニング」の取り扱いをやめたのかはわかりません。仕方が無いので、別のコンビニへ行き購入しました。こういうことがありますと、今後は今まで行っていたコンビニに親しみがなくなるので、行かないようになります。
たかが漫画雑誌と言いましても、320円×4冊で1280円の売上がそのコンビニからはなくなります。ビック・コミックも購入しなくなるので、+600円の1880円が売り上げ減になります。
当然「あそこのコンビニは品揃えが悪いきに行かれんぜ」と言いふらします。共感した知人や家族も行かなくなります。そして気がついたら閉店していたことになります。
10年ほど前に自宅の100メートル以内に4店舗のコンビニがありました。オーバーストア状態でした。閉店するパターンは、「品揃えがだんだん悪くなり、店の都合で「売れないもの」「たいして売上のないもの」は仕入れなくなります。そうするとその品物を購入していた常連客が来店しなくなります。
常連客の後ろには何人かの知り合いもいます。それでどんどん来店者が少なくなり売上が維持出来なくなりついに閉店することになります。
いつものコンビニも駐車場の汚らしく散らかっています。掃除もしない。品揃えも悪い。これは「閉店のパターン」ではないでしょうか。
しかし実際に閉店されると漫画雑誌を買う場所がまた遠くなり、不便な街になります。
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毎週水曜日は、井上正雄さんの農園から、有機無農薬野菜(JASS認定)が届けられます。おまかせで1コンテナーが1000円。毎週なにが入っているのかが楽しみです。
今週は、タケノコや、セロリや玉ねぎ、キャベツやレタス、にんじんやじゃがいもなどが入っていました。
有機栽培は労力がかかり大変。でも食べると本当に美味しいです。土佐の太陽を一杯受けて育った野菜は、活力を与えてくれます。おかげで家族皆元気です。ここしばらく皆風邪もひきませんので。
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先日図書館で幕末の土佐の絵師である河田小龍についての書籍「河田小龍 幕末土佐のハイカラ画人」(高知県立美術館・2003年刊)を読みました。
非売品なので図書館でないと読めないようです。河田小龍の絵が豊富に書籍には表示されていました。
4月6日の個人ブログに感想文を書きました。
通俗な歴史の理解では、河田小龍は土佐藩の命令でジョン万次郎を取調べ、その記述を文章だけでなく、絵で表現した。
その見聞録が土佐の若者たちに多大な影響を与え、坂本龍馬にも大きな影響を与えていたようです。
わたしも「その程度」の理解でした。
本を読みますと画力も大変なもの。
学問も少年期から漢学の素養があり、幕末の土佐で1000人の門弟がいた岡本寧甫の塾でも頭角を現しておったようです。
後に海援隊の隊員となった近藤長次郎は河田小龍の門弟でありました。
現在河田小龍の自宅跡は、16億円の無駄遣いのシンボル「はりまや橋観光バスターミナル」の施設の片隅にひっそりとあるだけです。本当に高知県人は歴史を大事にしない県民ですね。
また「龍馬伝」で先週暗殺されました参与の吉田東洋。なかなかの才能のある人物だったようですね。
身分の低いエネルギーを持っていた若者たちを束ねていた武市半平太と共存・共闘が出来なかったのが悔やまれます。
凄惨な内ゲバを繰り返していたので、土佐は維新時に薩摩や長州に出遅れたのですから。もったいない。
薩長同盟を成し遂げた坂本龍馬ですら、土佐藩内部の対立は解消することができませんでした。だから脱藩したのでしょう。
ことごとく提言を採用されなかった武市半平太は、吉田東洋の改革路線に反対する土佐藩の保守派と手を組み、遂には部下を使って吉田東洋を暗殺しました。
「龍馬伝」では淡々と描かれていましたが、実は大変な事件でした。土佐にとっては大きな損失でありました。
そのあたり沢山保太郎さんもブログで同様の記述をしておられます。
(吉田東洋が暗殺された場所の碑。追手前小学校東側、中の橋通り沿いにありました。)
「暗殺」(News & Letters 東洋町長日誌」
「だからといって焦燥に駆られて大人物をテロってしまうことはなかったであろう。
結局、土佐藩の維新での活躍は東洋の弟子たち(後藤象二郎、福岡孝弟、板垣退助、岩崎弥太郎ら)と坂本龍馬など土佐勤皇党の残党によって成し遂げられたことを思えば、帯屋町での東洋暗殺は返す返すも残念なことであった。
近親憎悪のような内ゲバは百害あって一利なしだ。」
歴史を振り返ることで、現代社会特に、最近の政治の動向も分析してみると面白いと思います。
私たちはテレビや新聞の報道や、解説を無条件に受け入れるのではなく、疑いの目を持ち、批判精神を研ぎ澄ますべきです。
歴史を勉強することはそのトレーニングになるからです。
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今週の野良犬メディアである週刊ポスト4月23日号。P56の「ツイッターを疑え!」はなかなか面白く、ためになる記事でありました。
大流行のツイッターですが、それはなんぼのものか。わたしも実際殆どしませんし、興味もありません。原口総務大臣がツイッターをやりすぎて国会審議に遅れたとの事件もありました。
中川淳一郎氏(WEBプランナー)は持論である「やっぱりウェブはバカと暇人中毒者のものである」という主張にはうなずけます。ツイッターに限らずウェッブに過度に期待をしないようにというのも正論ですね。
「実際、膨大なファローを獲得しているのは、経済評論家の勝間和代さんや、原口一博総務大臣、ジャーナルの上杉隆さん、楽天の三木谷浩史社長など、リアルな世界の著名人だという事実に着目しなければなりません。」P57
有名人でなければツイッターの恩恵にはあずかれない。有名人は自分の存在を宣伝できる「手軽なメディア」が1つ増えたということで、無名の市民には関係ないと言うか、どうでも良い伝達道具ではないでしょうか。あと風俗の女性などは活用しがいがあるとも中川氏は書いていました。それもそうですね。納得。
慶応大学教授の岸博幸氏は「米ネット帝国主義の下僕と成り果てるのか?」という主張も面白い。今や情報流通も電気、水道、交通網と同じ需要な社会インフラ。それを抑えているのがグーグル、アマゾン、ツイッターなどの「プラットフォーム。レイヤー」。
検索サービスも、Eコマースも、SNSやユーチューブも米国に本部をおく巨大ネット産業であります。このままではソフト産業やコンテンツ産業が壊滅するおそれも出てくるでしょう。
「欧州ではようやく米国のネット一極支配から脱しようとする動きが出てきました。日本も、米国の”下僕”に成り果てたくなければ、ネット鎖国とまでいかなくて自国でネット環境を整える事に目を向けることです。」P60
うなづける記事ではありました。確かに既に有名人がやるからいいのであって、無名の我々がしたところで、たいしたことはありません。またツイッターは「140字の制約」があるので、それほどわたしには魅力は感じません。
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春本番。桜も満開で散り葉桜に。新緑が美しい季節になりました。外気温も20度を超えるようになり、最低気温も10度を上回るようになりました。
ようやく冬仕様の上着が流石に不要になってきたようです。桜の季節は「花冷え)と言いまして、早朝や夜間、山間部ではまだまだ寒いことがありました。ようやくクリーニングに出せるようになりました。
アンダー・ウェアーの上下。私は意外にも体脂肪が少ないので「寒がり」。冬の間はタイツ状の化繊の股引と、首がネックになっている化繊のシャツを着込んでいます。こうすれば暖かいです。でも静電気は嫌なものでした。
ようやくその上下のアンダー.ウェアーを着こまなくても良い季節になりました。
それでも海でのセーリングは、まだまだ水温が冷たいこともありますっし、春は意外に強風が吹いて荒れますので、ヨットが転覆(沈)することもあります。それで海ではドライスーツを着込んでいます。その下には上の写真のアンダー・ウエアーを着込んでセーリングをします。
ウェット・スーツになればアンダーウェアーは不要となりますが、もう少し先になるようです。当面は両方持参して現地の様子を観察して判断するようになるでしょう。
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昨日は月に1度の整体の日。時間的余裕を見て歩いて行きました。またいの町での会合もあり、飲食を伴うので、JRで往復することにしました。
頑張っていた堀川の桜も散りました。昨日は強風でしたので、桜吹雪き状態。浮き桟橋は桜の花びらで埋まっている箇所もあり、うっかりすると花びらで滑るなんてこともありました。葉桜からまもなく新緑の季節です。
お花見遊覧船もお役目ご苦労様でした。多くの乗船者はしばしのクルージングに満足されたことと思います。
はりまや市場跡。良い試みで、良品の食品や農産物を提供いただいていました。仕切り直しのために3月31日で閉店しました。とても残念です。
ルイ・ビトン高知店。ブランド品には無縁な私は素通り。ヨットレースのオーナーになられていることは日本ではあまり知られていないし、関心がないようです。
沈没船からルイ・ビトンのかばんやスーツケースが漂流していましたが、なかは水が入らず衣服は無事でした。それで欧州では信用が増し、今日のブランドが確立したのです。
そのルイ・ビトン高知店の向かいにある天狗堂メガネ店。ヨットつながりの芝藤敏彦さんの店舗。この不況に店舗を拡大し改装されたのですから偉いです。
高知橋から見える近森病院本館。その昔は土佐の交通王と言われ、昭和のはじめに坂本龍馬銅像建立運動をしていた青年学生入交好保さんを全面支援された功労者野村茂久馬氏の本宅でした。
高知病院。母によれば、昔はこちらに小学校があったとか。同じ小学校に野村家の子弟がおられ、野村茂久馬氏の自宅へ遊びに行ったと聞いています。
閉館したホテルサンルート高知。解体工事が進行しています。跡地は近森病院になるように聞いています。
連続立体交差の風景。10年がかりで完成した工事。同時に市街地の区画整理も実施。高知駅前周辺、特に駅の北の北本町は綺麗になりました。しかし今ひとつ活気がありません。
古い民家が廃屋になっています。持ち主はどうなっていることでしょう。
都市のなかの畑というのも良いものです。将来市民農園になれば良いと思います。
整体歴50年の老師の整体所。昭和35年からされているとか。先週多忙でなんだか体調不良でした。首がこり、左足が短い状態に悪癖が。姿勢をただされると調子が良くなりました。
JRでいの町の会合へ行きました。高架ホームから見下ろす「見世物小屋」。上から見ると本当に仮設の建物です。無駄な建築物であり、無駄な費用をかけたものです。
高知駅プラットホームの待合室。風情のない無機物。木の文化だというのなら、檜造りにするとか、床を木にするとかはしなかったのでしょうか?本気度がないですね。
JR伊野駅。日本建築風の駅舎になって10年ぐらいでしょうか。JRでいのへ来たのは3年ぶりです。
いので夕方会合がありました。その後すぐに懇親会になり、5時間もだらだら飲んでいいましたので、流石に疲れました。
土佐電鉄も終わっていましたので、高知駅からは徒歩で自宅へ。
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本当に2000年以降の自民党政権は犯罪的でした。「日本の良さ」を破壊し、価値観や社会構造を「アメリカ型の格差社会」にすべく「構造改革」をしたのですから。
結果は勤労者の賃金は押し下げられ、身分的にも不安定になり。若者たちは就労の機会が減少しました。国民生活の悲鳴には耳を貸さず、安倍晋三は世界に誇れる日本の義務教育制度まで破壊しようとしました。
国民が誰も望まない「憲法改正」を行い、自衛隊を米軍と一緒になって世界に派兵する。その兵士は貧しく教育の機会を奪われた国民を大量にこしらえる(そのしくみが格差社会の推進と教育制度の破壊ー仕上げが憲法改正)だったのです。
まさに「暗黒の10年」でありました。国民はそのような格差社会をこしらえた自民党を決して許さないでしょう。
このところ談合記者クラブマスコミが、朝から晩まで民主党の小沢幹事長と鳩山総裁の「政治と金」の問題ばかり取り上げました。優秀な検察が束になって見込み捜査をしても起訴すらできませんでした。バカバカしいい空費でした。騙しでした。
今また小泉格差路線の継承者である舛添要一氏が注目されているというが、談合記者クラブマスコミの「対米従属派」の巻き返しなのであると思いますね。小泉格差路線推進派の残党である山本一太氏らが、盛んに吠えておりますから。なんの新鮮味もありません。よほどアメリカに従属したいのでしょう。日本人としての誇りはないのでしょうか?
景気を回復するには野良犬メディアである週刊現代に珍しくまともな記事がありました。(以下引用します)。)
「1つめは貧しい人を助けるために、福祉制度を充実させる。
2つ目は、日本の企業の20%に過ぎない製造業ばかり目をむけるのではなく、サービス業や運輸。通信業などにもっと力をいれる。
3つ目は 労働法を、イギリスのように変えること。(英国ではパートタイマーもフルタイム労働者と同じ権利、同じ条件。日本では同じ仕事同じ時間働いても賃金は半分以下。これでは国内でものは売れない。)
4つ目は 短期的な解決策として日本銀行はアグレッシュブルな金融政策をとること。量的緩和をしてインフレを作る出すべきです。同時に最低賃金も上げるそれをしないと消費者支出も増えないし、デフレ不況からは脱出できません。」
一理はある見解でしょう。今の日本の深刻な状態は「小泉純一郎のアメリカ追随政策」がすべての「諸悪の根源」なのです。
その小泉路線を全否定し、正反対の政策を推進することが日本経済の真の再生になります。
多くの評論家やテレビのコメンターは、談合記者記者クラブマスコミ同様「アメリカ追随論者」です。声高に鳩山政権を批判しますが、賢明な国民は彼らの欺瞞性を既に見ぬいています。ほどなくテレビからも消えると思います。
ふらふらしていますが、「自民党の対米従属ー格差拡大政策」よりましな民主党政権。3年ぐらい政権担当させてやれば良いのです。今更舛添氏や渡辺氏の「格差拡大政策論者が」新党だの、新しい装いで登場したところで、何もなりません。
談合記者クラブマスコミは必要以上にもち上げています。それほどアメリカにへつらい従属することが良いのでしょうか?日本人のプライドがない論調には賛成できませんね。
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最近地元紙に東洋町在住の人でサーファーの人が、ホームページをこしらえたという記事が掲載されていました。
サーファーが東洋町PRサイト (高知新聞)
こしらえられたばかりで、新聞記事にあるホームページのタイトルで検索エンジンに入力しましてもまだ登場しません。それで記事のあるようにURLを気長に打ち込みますと表示されました。プロバイダーの無料サービスを活用してホームページを作成されておられるようです。
海で遊んでおられるから。海の汚れや環境問題に敏感になります。どんどん東洋町の情報を発信していただきたいと思います。
東洋町の白浜海岸は美しい海と砂浜です。
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芥川龍之介短編集を図書館で借りてきて読みました。「杜子春」を読んだのは、小学生以来ですので40数年ぶりでした。芥川龍之介や夏目漱石は「お子様向け小説家」のように誤解されているが(教科書に載っているから)、とんでもないです。
平易な文体で書かれていますが、なかなか奥行きがあります。
「杜子春」は親の遺産で遊び呆ける愚かな若者。やがて資産も使い果たし、行き倒れ寸前に。そこへ不思議な老人が現れ、あすにでもどこそこを掘り返せば宝があり大金持ちになると。事実そのとうりに。大金持ちになり遊ぶが、やがてまたもともホームレスに。もう1度繰り返すがもとの木阿弥に。
今度は老人のような超能力者になりたいということで、願い出る。そしたら「どんなことがあっても口をきいてはならぬぞ。」との言いつけ。
やがて地獄に行く。そこには畜生道に落ちた亡くなった両親がいました。馬の姿をしていましたが間違いなく母親。鬼たちは鉄の鞭で打ち据える。倒れても母親は庇おうとする。老人の言いつけがある。でも打ち据えられる動物に変わり果てた両親を前に黙っておるわけにはいけない。「お母さん!」と叫んでしまう。
すると場面は路上に戻っている。不思議な老人が「お前がもし黙っていたらただではすまなかった。山のほとりに農家がある。畑もある。そこへ行き暮らせば良いだろう。」と老人はいったそうです。杜子春は言いつけどうり、そこで暮らしたという。という話でした。
親子はいくつになっても、どのような立場になっても親子。特に最近そう思います。子どもたちは成長し、両親は高齢者に。でも情は変わらない。それを思い出させてくれた名作であると思います。
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4月から新しい年度。桜も開花し、入学ー入社ー転勤・着任とあわただしい4月初めからようやく仕事がスタートした時期でしょう。新人は新しい仕事に慣れるのが精一杯ですが、若々しい季節の到来は気持ちが良いものです。
日本政界も「政界再編だ」とかいう混乱状態。政界のはぐれ者同士が「新党」をこしらえなんだかうごめいています。国民は関心はないと思います。
「子ども手当」や「高校授業料無償化」など鳩山政権の公約政策も実施されてきています。それがどれだけ効用があるのか、そろそろ記者クラブ談合マスコミも「検証」する仕事をすればいいのにと思う。
米軍普天間基地問題も難しい局面に。米国従属路線の歴代自民党政権が沖縄だけに米軍基地を押し付けてきた歴史の重みは簡単ではありません。ことさら今になって大騒ぎすることもないとは思う。
国民としては「何が正しくて、何が正しくないのか」を談合記者クラブマスコミの諸説も拝聴しながら「自分で」」判断していかないといけないのです。
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土佐経済同友会という経済団体が、4月15日と16日に「経済成長と幸福」というテーマで、ブータンの首相を高知に招聘し、セミナーと交流会を開催するようです。総幸福量の向上を国家指針とするブータン。経済成長優先の新自由主義、身勝手な資本主義ではなく、総幸福量という概念が実にユニーク。
GOPだけでいえば、ブータンはもっとも貧しい国。しかし豊富な水力資源で電力を起こし、中国、インドという大国の狭間で上手に生き抜いている。その智恵を拝借したいものです。
しかしながら諸般事情で会員限定のセミナーで、一般市民の傍聴や交流はできないそうです。高知の行く末を考えれば有益で有意義なセミナーであると思います。
全国経済同友会セミナー 15、16日高知市 (高知新聞)
ブータンなりに「連合赤軍と新自由主義の総括」をしたことなのでしょう。面白くユニークな発想であると思いました。
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司馬遼太郎氏は坂本龍馬を評してこう言っていました。
「日本史が所有している「青春」のなかで世界のどこへ出しても十分に共感を呼ぶに足る青春は、坂本竜馬のそれしかない。」(司馬遼太郎「竜馬がゆく」あとがき)
図書館で(坂本龍馬 歴史の波涛に挑んだ青春 学習研究社・1991年刊)を読みました。雑誌風の装丁になっているので読みやすい書籍でした。内容も面白い。
「明治以降の財政を見通した龍馬の慧眼について、大佛次郎氏は「天皇の世紀」(諸家往来)で、パリ・コンミューンの政府が戦費のないのに苦しみながら、市内のフランス銀行の前を素通りして敗北の原因となったと指摘し、それに比べて龍馬は、
表面的な政変(大政奉還のこと)で終わらせず、貨幣鋳造の権利を幕府から、奪う。これが大政奉還の肝心の条件とみていたのである。」(P34)
「1月の初め雪深い福井を訪問。理財に詳しい由利公正と会い、兌換紙幣発行の相談から、新政府経済顧問を委嘱していた。」(P34)
そのあたり入交好保さんも「忘れ得ぬ人々」のなかで書かれています。 パリコンミューンは1871年。明治維新は1868年。同時代に起こった政変ですが、坂本龍馬の先見性、直感力は当時世界水準であったということです。パリコミューンはティエール政権が敵国プロシアの支援を受け巻き返し、無残な結末を迎えます。経済面での発想が乏しかったのが敗因ではないかと作家大佛次郎氏は言っているのです。
海援隊の中に佐幕派の隊員がいて、咎めようとする隊員がいれば、「そうした異物を包容できなくては大きなことはできんぜよ。」といってたしなめます。そういうおおらかさは日本の左翼運動にはありません。「異物」の排除には熱心で権力に立ち向かうことをしませんので。日本の左翼は。内ゲバばかりして消耗し、大衆の信頼を勝ち得ることは遂にできなかったのですから。
関連ブログ記事「了見が狭ければ広がりはない」
ですので「連合赤軍と新自由主義の総括」がわたしの大きなテーマになっているのですから。
武市半平太を断罪した後藤象二郎を斬れという元土佐藩士も多くいましたが、坂本龍馬の清濁併せ呑む器量は「大政奉還」という無血革命を成功させ、内乱につけ込み日本を植民地支配しようとした欧米列強諸国にすきを与えませんでした。
以前にもコメントしましたが、坂本龍馬はGoogle以上にネットワーク力があり、実行力を兼ね備えた珍しい人物でした。
坂本龍馬をそういう観点で見直しすべきでしょう。「観光資源」として「見世物小屋」(あれはNHKの大河ドラマ「龍馬伝」の見世物小屋)を見学しただけでは、本質に迫れないと思いました。
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昨日は海へ出る前に朝早くからマスターズ・ゴルフの中継をしていました。
日本の石川遼選手は残念ながら1打数足らずに無念の予選落ち。
しかしきちんとテレビのインタビューに丁寧に答えていました。あのあたりが立派です。冬の五輪で態度の悪いヤツがいましたが、雲泥の差。アナログの表示がうっとうしい。うちは未だにアナログです。
「風の大地」のように日本人選手が優勝に絡むのはいつになるのでしょう。
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どこぞで読んだのですが、出典元がわかりません。「3K消費」が時代を動かしている。それは「賢い」「堅い」(堅実)、「嫌い」(嫌悪)ということらしい。
必要な者以外は絶対に無駄遣いはしない。衝動買い、つられ買物はしない・堅実で賢い消費者。ブランド品や車など高額商品は嫌いであるとか。なかなか手強い消費者ではないか。
わたしの場合は単に経済的な理由だけ。小遣いが少ないから外へ飲みに行くことはない。つけで飲むなんかしない。お酒の買い置きもしない。どうしても飲みたければコンビニへ行きます。
歩くのが健康法。市内の営業活動は基本は自転車で。早寝早起き。夜更しはしない。本は図書館で借りて読む。数年遅れのトレンド本をブックオフで105円で購入して読めば、筆者の言っていることが正誤どちらかがわかるので面白い。
確かに若者たちも「ブランド品はいらない。格好悪い。車も必要ないし興味がない。」という人も多いようです。
「右肩上がりの身勝手な経営計画」をいくら立てたところで、この「消費不況」は乗り切れないでしょう。完全に消費構造が変化したのですから。
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今日は朝からどん曇。夜須へ着いたら雨まで降っていました。雨が上がることを信じてぎ装(ヨットの組み立て)をしました。今日のハーバーは結構多く、高知大学ヨット部、夜須中學ヨット部、高校生5艇、社会人4艇が海へ出ました。
今日は暖かくなるという予報。だが雨上がりは強風になる傾向があるので、完全な冬支度。ドライスーツに毛糸の帽子。アンダー・ウェアーは1枚にしています。春先は風は本当にわかりにくい。吹くのか、吹かないのか。そかも方向性もわからない。
足元は、化繊の厚い靴下にウェット・ソックス。その上に大きめのシューズを履きます。これで寒さ対策は大丈夫。水船になっても足元は寒くはないからです。
中学生と高校生が出艇前の注意事項をセーリング・コーチから聞いています。新入生もいるようです。
高校生が出艇していました。
今日の海はうねりがありました。冬以来初めて。うねりは苦手です。海は生暖かい風が吹き、うねりがあり、暑かったです。風が強くなると逆に楽でした。今日は赤岡あたりのセーリングでおしまいにしました。
香南市地域情報センターという名称で言われている、ヤッシー・パーク事務所隣のホール。実質「高知県観光インフォメーションセンター」です。パンフを貰っていた時も、次々とお客さんが来ます。長野県から来られた初老のご夫妻。車で2日かけてゆっくり来られたとか。
「田植え前の時期は暇だから。ゆっくりと散策しながら四国へ来ました。宿泊は決めていないのでホテルの資料をもらいます。」とのこと。
旅行者のデータに乗らない、こぼれている観光客へのきめ細かい対応を、ヤッシー・パークの事務所はしています。ご苦労様です。
また奥のホールでは「おかもとあつし紙芝居原画展」を開催していました。なかなか癒し系で良い絵ではありませんか。こういう漫画絵を見ると落ち着きますね。
海の駅クラブ2階のテラスは落ち着きます。お昼はここで食べました。
艇庫前の風景。午後から海へ出る人達が打ち合わせをしています。
香南市は今日まで市長選挙と市議会選挙の選挙運動日。陸でも海の上でも候補者の皆さんの「絶叫」が聞こえて賑やかでした。投票は明日のようです。新しい市長と市議が決まります。なかなかの激戦のようでした。
まったりした気分で帰路に。医療センター前へ通過しようとしましたら、ドクターヘリが、屋上のヘリポートへ着陸しようとしていました。初めて見ました。
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ある日歩いて高知市内を巡回。最近の健康法の1つは散歩。自宅から堀川を通り、商店街を抜けて高知城付近へ、城山公園を散策して高知駅前へ。北本町を歩いたり、江ノ口川河畔を歩いたりしています。
コンビニ評論家でも何でもないですが店舗の面構えや、商品展示の内容(こちらは店舗の中の写真は撮影できないので)印象での個人の感想文です。
まずローソン。全国ネットで高知では進出した当時は期待度があり、1997年頃にのぞまれて高知へ進出したのでしょうか?当初の勢いはなく最近はなんだか「しなびた」感じ。結構閉店した店舗も多いようです。10年契約は辛いと思う。1年365日24時間営業は田舎ではそぐいません。知人が2人経営者になっていましたが、へとへと。あと2人の知り合いは閉店しました。
サークルKもできれば閉店しの繰り返し。なんかいわゆるコンビニという感じ。買い物していると「うらびれた」気分になるのは何故なのか?そういえばうちの近所にあったのですが、3年半で閉店しました。
スリーエフは店舗独自の弁当政策が売りの店舗もあります。しかし全体の店舗が狭く、なんかせせこましい印象があります。
ファミリーマート。店舗は清潔で広い。品揃えが充実しているような感じがする。無印良品も置いてありますし。駐車場もなぜかゆったりとっていてトラックも顧客の対処になっている。
ローソン、サークルK,スルーエフ、ファミリーマートのなかでは、個人的にはファミリーマートがましのように思えますね。店舗のなかは。
しかし駐車場にゴミが散乱していたり、店舗の清潔さと関係ないところでの減点もあります。総合評価では4つのなかではファミリーマートがましかなという程度。サンクスも写真はないが、どっこいでせせこましい印象がありますね。
高知にはセブンイレブンがないので、どういくのかがわかりません。儲からない地域には出店しないということなので、四国には未来永劫出てこないでしょう。
コンビニも私が東京勤務時代の30年前にセブニレブンが登場してきました。それから成熟市場に。今後は、高齢者が主体の利用者になるでしょうから、品揃えが変わることでしょう。
コンビニ本部も田舎者をだます方針は極力止めていただきたいと思いますね。儲からない業種になってしましました。
また商売としては面白くないと思いますね。仕入れも、販売もすべて本部に管理されておりますし。場所だけ。良い場所ですと近くにすぐに別のコンビニができてつぶしあいします。とても難しい業界です。
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今日は朝から雨。小雨でしとしとといったところでしょうか。ようやく満開となった堀川の両岸の桜。週末にかけて見頃なのにまことに残念です。お花見遊覧船も、特別に9日、10日、11日と運航するのですが。雨が降らなければ最高の景色なのですが・・
今年は4月から来年3月まで町内会の班長に。1年間は毎月第2週の金曜日は不燃物収集の区分分けの当番。今朝も朝5時50分には行っていました。生憎の雨で、今日は来る人も少なめ。それでも持ち込まれる不用品の数々。
高知市の町内会を活用した不燃物収集システムは世界に誇れる仕組みであり、先進的です。それを取りやめゴミ収集袋を有料にする高知市当局の提案は廃案になりました。当然でしょう。
「住民力」を活用したまちづくりを推進すべきなのです。
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やっぱり「非核三原則」は幻だったんだ。歴代自民党内閣は「嘘をつき通して」来たことが判明したことです。そちらのほうが大問題です。
背景には「冷戦構造」ということがあり、日本は被爆国でありながら、アメリカの「核の傘」で守られてきたという冷徹な現実がありました。それは十分に理解出来ることではありますが、安倍晋三・麻生太郎といった首相歴任者が「昔のことを暴き立てるよりそれにより日本の平和が保たれてきたからいいのではないか」という開き直りをしていることの方が大問題です。
日米密約:3密約確認 非核の虚構、崩壊 歴代外相、弁明に終始(毎日新聞)
安倍氏は取材でこう述べていました。
「倍晋三元首相も記者団に「いわゆる核密約についての申し渡しは前任者からはなかった」と説明し、60年に日米安保条約を改定した祖父の岸信介元首相に関しては「密約という認識はなかったと思う。冷戦の中で指導者が日本を守るために判断した」と語った。
(」毎日新聞)
政治的決断であった。結果として日本の平和は守られたんだ。とも言いたげです。
でも「嘘をついてきた。」「国民を騙してきた。」という事実は明白になりました。歴代自民党政権は「説明責任を放棄」してきたのです。これは大問題。
当然外交上や政治的配慮が働きm交渉時には「秘密にしなければならない事項」はあるでしょう。しかし時が経過すれば情報公開する必要性があります。
30年、50年経過すれば外交文書は公開する。そういう原理原則すら政府にも外務省にもなかったんですから。
政権交代がなければこうした「密約」の問題も表へでませんでした。どう解決するのかはまた別の意味で難しい問題ではあります。また今回の調査もすべての事実が明らかになったわけではありません。でも「それで平和が保たれたのだから、昔をほじくり返すな。」という自民党の一部にある暴論では国民は納得しないのです。
米軍普天間基地問題や、日米安保条約の問題も国民的議論の中で解決すべきことです過去と向き合うことはとても大切であると思います。
日本は「被爆国」であるから核問題にはデリケート。そういう「配慮」が密約になったんでしょうか?密約はないと国会答弁してきた歴代自民党首相や歴代の外務大臣を国会に招聘し「証人喚問」をすべきであると思います。
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自民党の河野太郎氏が「遂に」自民党の幹事長代理に就任しました。昨年の総選挙惨敗後の自民党総裁選挙に立候補。谷垣氏に敗れた河野太郎氏は「干されて」いましたから。
総選挙後、ぱらぱらと自民党から離党者が出るし、「みんなの党」であるとか、「たちあがれ日本」とかわけのわからない政党が自民党から発生しました。ことさら新鮮味のない舛添要一氏らのグループ(多くは日本を格差社会に貶めた小泉大寧追随論者の残党ども)がうごめいています。
どのグループも、また谷垣総裁率いる自民党もお互いが連合したところで、与党の民主党には勝てそうもありません。それは自民党の体質を知り尽くしている小沢一郎氏が民主党の幹事長(選挙対策本部長)にいるからです。
河野太郎氏は自民党でも「正論」を言っています。政策もしっかりしていますし、彼を幹事長に起用すれば、ひっとして参議院選挙は自民党が民主党に勝てるのかもしれません。それ以外に自民党が民主党に勝てる要素はないと思います。
「なんでもあり」の自民党は国民政党としての柔軟性がありました。ところが2000年以降の森ー小泉ー福田ー安倍と続いた「清和会」主導の自民党は硬直的で、「対米従属」ばかりして国民生活をないがしろにしてきました。その反省なしに自民党の再生はありません。
河野太郎氏は「清和会」とは無縁な政治家。対米追随論者でもありません。ですのでいいのです。
外交政策、環境政策、原子力政策にはしっかりした政策があるので、期待はしています。
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今日は午前中は芸西ーから安芸ー夜須方面へ出かけておりました。窓を開けて走行したら気持ちがいい季節。エアコンを使用しないで気持ちの良い季節は少ない。
安芸市で見かけた民家の壁。「水切瓦」というのでしょうか。壁面に横に走る小さなかわら屋根が付着しています。高知県独特のものであるとか。高知は雨はスコールのように降るので、壁を少しでも守るため、雨水を少しでも早く排水するための先人の知恵なのでしょう。
芸西村付近の道路工事。55号線の拡幅なのか?それとも安芸高規格道路なのか。走行していたので確認はできませんでしたが・・。
午後からいの町方面へ。仁淀川の土手にある桜並木も満開状態に。
通称「いの西バイパス」の道路工事の様子。仁淀川に橋梁はかかり、いの町の天神方面への道路工事は進展しています。しかし、是友、枝川方面の進捗率は低く、全線開通は10年後だろうと言われています。
今日は仁淀川河口大橋も綺麗に見えます。
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ようやく堀川の桜が満開。今年は開花前後に寒い日が続き、桜の花が4月になっても持っている。九反田川の桜がやや早く開花、農人町側の桜は遅いようです。でも今年は綺麗でした。
花吹雪が始まり水面に漂っています。テレビの受け売りですが、桜は受粉するまでは花が持っていますが、受粉するとすぐに散るそうです。
堀川浮き桟橋はバリヤ・フリーではありません。スロープはありますが、下りるのも上がるのも実は大変です。このあたりはなんとかならないものでしょうか?高知県庁の管轄のようですが・・・
お花見遊覧船は明日から最後の運航をするそうです。
お天気がやや心配ですが、9日、10日、11日と運航するそうですので、まだ乗船されていない人は、電話で予約の上乗船ください。
お花見遊覧船については
ホームページ 参考 http://www.sakurabune.com/hanami2010/
予約状況は 電話 088-803-8732 です。
乗船料は 大人1000円 子供500円です。
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2010年の大河ドラマ龍馬伝で高知は少しだけ注目されました。写真の新堀川の河畔沿いには、かつて武市半平太の道場があり、また陽明学者岡本寧甫(大塩平八郎とも懇意とも言われていました。)の塾の跡地があります。
しかし下の写真を見てもわかりますが、県道「はりまやー一宮(いっく)線の工事により、無残にも新堀川は埋められ、蓋がされ、「単なる自動車道路」になりました。
撮影日は年度末の月末の3月31日。さそかし車は綬帯しいるのかと思いきや全然そうではありません。
歴史的資源を埋めてまで「無理やり」道路をこしらえる理由はなんでしょうか?
この実態を見ますと高知は「歴史を大事にしない県民」であると思います。私も含め反省しないといけません。情けない限りです。
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平沼赳夫氏が中心となりこしらえる新党の名称は「たちあがれ日本」であるとか。「なんとなく」しっくりきませんね。渡辺喜美氏の「みんなの党」もひらがな政党。それを真似たのでしょうか?
かつての新自由クラブや社民連、新党さきがけや日本新党のような「インパクト」があまりない。むしろ「みんなの党」が政治思想が曖昧なだけ、支持層が広いのかも知れません。
「高齢者維新同盟」とか「高齢者福祉党」とか、むしろ高齢者を意識した政党名のほうが良かったのではないかと思いますね。支持者が石原慎太郎氏や中曽根康弘氏だの、政界後期高齢者なのですから。「70歳定年制なんかちゃんちゃらおかしい。政治には定年はない!」と叫ぶだけでも面白かろうに。
20代の若者はどうせ選挙に行きません。その点高齢者は義理堅いし、棄権はしません。国の将来を憂う高齢者政党とターデットを高齢者に絞ればよかったのにと思います。
「名は体を表す」といいます。名付けの時点で「うまくいかないのでは」とは思いますね。泡沫政党の1つでしょう。
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W杯本番65日前のテスト・マッチ。日本Vsセルビア戦。外国リーグで活躍するメンバーを両代表は欠いた国内組同士の対戦でしたが、結果は0-3の惨敗でした。
特に前半の2点は簡単に守備ラインが破られました。3点目は見事なフリーキック。なにも言う事はありません。あまりの惨敗に途中で寝ていました。弱すぎる日本代表!
岡田監督は何故岡崎と玉田にこだわるのか不明。全然消えていた。中村俊輔も本調子ではない。
サイドバックが守備として機能していない。長友と徳永でしたが、しばしば裏をとられていました。DFの栗原も簡単に突破を許していました。
この試合の唯一の成果は途中出場の石川だけ。阿部も頑張っていましたね。それだけ。
本番のデンマーク戦はこれで0-3で敗戦が決まったようなものです。
あ~あの試合でした。ストイコビッチさんのおかげでセルビアが来てくれたのですから感謝しませんと。かえすがえすもオシムさんのリタイヤは残念です。無能な日本サッカー協会には腹がたちますね。
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2000年以降の自民党政権の「格差社会への日本社会の構造改革」のおかげで、日本は非正規雇用者と低額所得者が勤労人口の3割を越えていましました。
トヨタやキャノンらの一部の強欲な経営者の圧力に政府が押し切られ、労働者派遣法を改悪し、いつでも派遣労働者を解雇できる社会に作り替えました。
その結果どうなったのか?日本の産業の強さであった勤労意欲も喪失し、(同じ時間の同じ労働でパート社員は正社員の給与は半額以下の現実)、勤労者の所得が激減すれば、個人消費が盛り上げるはずもあるまい。
車や高級ブランドが売れるはずはない。皆賢明なのです。むしろそれが「売れる」と信じている経営者がアホなんです。勤労大衆をバカにしてはいけない。
また民主党政権は「社会主義政権」だと揶揄する論調も一部にある。それは半分は正しい。かつての自民党は西欧の社会民主党政権と同じでした。
それが1989年にソ連邦が崩壊してから、米国や英国の資本主義は「大きな政府」を辞めると宣言、国民の福祉や医療分野を切り捨て、あるいは大幅に減額し、金融を緩和し、規制を緩和して「歯止めない資本主義」「新自由主義」を提唱し、国全体を格差社会にし、それを世界に拡大しました。
それが「グローバル主義」の正体でした。1番しわ寄せがきたのが中東諸国であり、アラブ社会でした。一番搾取され格差社会になってしまいました。米英両国に対する憎悪は凄まじく、青少年を自爆テロに駆り立ててしまいました。その地域には教育も産業もありません。
アメリカはひたすら「テロとの戦い)と称して、ミサイルや爆弾を投下し、反米感情を増幅させているだけです。
10年間の内政・外交での「アメリカ従属」「アメリカ追随」政策に国民は総選挙で「NO!」をつきつけたのです。
それがわずか7ヶ月で「もうダメだ!」と決めつけるのはいかがなものか。
新年度予算もすんなり成立しました。まずはその効果を検証することが大事です。新鮮味の全くない「新自由主義」推進のみんなの党やら、自民党舛添グループ、復古主義ファシスト政党の平沼新党に期待するほうがおかしいと思う。
民主党もベストではありません。少なくとも10年間の「アメリカいいなり政権」よりはましなだけ。2~3年は様子をみるのが筋と言うものであると思いますね。
アメリカの言う「テロとの戦い」で多大な犠牲者を出すのは、常に武器を持たない市民です。両親やこどもをアメリカに殺害された人達は、激しい反米行動にでるのでしょう。イラクやアフガンからアメリカが撤退するしか解決策はありません。
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名張毒ぶどう酒事件が、最高裁で審理差し戻しを、名古屋高裁に決定したニュースには本当に驚きました。事件から49年目。人生の大半を拘置されている奥西勝さん(84歳)とすればどんな思いでしょうか。
名張毒ぶどう酒事件:審理差し戻し 一日も早く再審を/3年かけ農薬入手(その1)(毎日新聞)
冤罪である可能性も高いといいます。当時の警察の鑑定方法が稚拙であり、最新の科学鑑定では使用された農薬と、奥西さんの自宅にあった農薬は同一ではないとの鑑定。当時の警察は同一とみなし、奥西さんの有罪確定の大きな物証としていました。
奥西さんが84歳の高齢(母と同じ年齢)ですので、一刻も早く名古屋高裁は再審をすべきでしょう。
足利事件の菅家さんの事件といい、警察での取調べ、検察での取調べの公正さの担保が必要です。取調べの「可視化」が言われていますが当然です。
裁判員裁判で、市民が刑事裁判に関与する時代になりました。「冤罪」が続くと、警察・検察の取調べのあり方を今一度再検討しないと裁判員制度の公正さが疑われるのではないのでしょうか。
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国主導の「平成の大合併」。市町村合併が推進され、地域社会が全国各地で破壊されました。国の官僚たちの次の狙いは都道府県合併である「道州制」地方自治とは無縁な企みであると思います。
四国州となると愛媛県の松山市が州都になるでしょう。写真は愛媛県庁ですが、建物も偉そうな感じです。そうなると高知は「僻地な」地方です。
全然ありがたくない話ではないですね。
高知県庁も耐震化工事を2年かけて行っていますが、四国州の支所になるのでしょう。産業振興計画や地産外商など成功しそうもないプロジェクトはやめて、南海地震対策ばかりする支所になるのであれば、少しは存在感があるのでしょう。支所になれば職員は半減するでしょうし・・・。
支所となるであろう高知県庁本庁舎。
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今週号の「週刊現代 4月17日号」は、鳩山政権批判のオンパレード。刺激的な見出しが次々に並ぶ。
「気がついたら世界の負け犬になっていた」
「韓国に負けてどうするの!中国にバカにされて恥ずかしくないのか!」
「なぜメイドイン・ジャパンは世界に通用しなくなったのか」という大特集。
鳩山政権批判もなかなか忙しい。
「鳩山さん、気は確かですか」
「鳩山さんあなたはガンジーではないから」などと現政府批判のオンパレード。
新聞と異なり野良犬週刊誌は、コンビニや駅の売店などで販売するしかない媒体。どうしても刺激的な見出しになる。中身とはいうとこれが見るべきものもないのも確かではあります。
ただ「談合記者クラブ」へ入っていないアウトサイダーなので、それなりに「面白い記事」も「たまに」ありますね。
政府を批判する記事を書けば「売れる」からでしょう。中身はほとんどありませんね。
ただP45にビル.エモット氏(元エコノミスト誌編集長のコラム「インフレを作り出すべきだ」は読める記事ではありました。
「生産性が上がらず、利益が出にくくなった企業は、人件費を抑制したい。そこで企業は日本政府に圧力をかけた。それに負けた政府は労働法を変えるという誤った選択をしました。その結果、パートタイム労働者や派遣労働者といった安い賃金しか得られない労働者が大量に生まれるこちになったのです。
しかしこれは企業うにとっても決していいことではありません。賃金が安い労働者が増えれば必然的にあらゆる商品の価値が下がり、消費者の支出も下がります。さらには人的資源(資本)の減少という結果も招きました。
というのも労働人口の30%以上にあたるパートタイマーや派遣労働者は、ちゃんとした訓練も受けず、知識も蓄えないままになってしまうからです。
それは大きな損失。日本は完全に悪循環に陥ってしまった。」
小泉内閣時代に「グロバル経済への対応)と称し、規制緩和をすすめ、低賃金の労働者、身分の不安定な労働者を大量に生み出しました。一時的にトヨタなどは巨額の利益を得ました。しかしそれは賃金をカットしただけの「見せかけの利益」でした。物は売れず大不況に。車や高級ブランド品など売れるはずがない社会を小泉以降の自民党政権はこしらえたのですから。国民の不満が「政権交代:」になったのです。
ではそうすればよいのか。
「1つめは貧しい人を助けるために、福祉制度を充実させる。
2つ目は、日本の企業の20%に過ぎない製造業ばかり目をむけるのではなく、サービス業や運輸。通信業などにもっと力をいれる。
3つ目は 労働法を、イギリスのように変えること。(英国ではパートタイマーもフルタイム労働者と同じ権利、同じ条件。日本では同じ仕事同じ時間働いても賃金は半分以下。これでは国内でものは売れない。)
4つ目は 短期的な解決策として日本銀行はアグレッシュブルな金融政策をとること。量的緩和をしてインフレを作る出すべきです。同時に最低賃金も上げるそれをしないと消費者支出も増えないし、デフレ不況からは脱出できません。」
一理はある見解でしょう。今の日本の深刻な状態は「小泉純一郎のアメリカ追随政策」がすべての「諸悪の根源」なのです。
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平沼ー与謝野両氏による新党の立ち上げは週末にずれこんでいるそうです。園田氏と、鴻池氏、あともう1人程度参加し、政党要件を満たすのであるといいます。
平沼氏から漏れてくる政策は「憲法改正」と「あるべき日本の姿」「将来の消費税の増税」「思い切った景気対策」などでした。「増税」「景気対策」の部分で与謝野氏の政策を取り込んだ「ファシスト政党」ではありませんか。
新鮮味もインパクトもまるでありません。この政党に橋本大二郎さんも田母神俊雄さんも参加されるのでしょうか?応援団に石原慎太郎氏や中曽根康弘氏までが登場するに及んでは、「昔の名前で出ています。」の懐メロ演歌番組を見ているようです。
最近とんとテレビにでない往年の演歌歌手を見ているみたいです。インパクトがあれば民主党からの参加者があってしかるべきですが、それもないらしい。
みんなの党の渡辺氏が「ごっちゃにしないでくれ」と怒っていますが、そりゃそうでしょう。
なんだかよくわかりません。
2008年9月に高知での「自民党総裁選挙立会演説会」で与謝野さんを目撃していました。「その頃」は自民党政権だったのかと今更ながらに思います。なんだか遠い昔のような気がします。
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私が知っている河田小龍というのは、江戸末期の絵描き。帰国したジョン万次郎を取調べて、アメリカの様子を絵に書き、坂本龍馬などに影響を与えたという程度でした。
図書館で「河田小龍 幕末土佐のハイカラ画人」(高知県立美術館・刊・2003年)。非売品らしい。しかし画像が豊富の構成です。
河田小龍は、早熟の天才。漢学塾や岡本寧甫の南学塾でも頭角を表わし、土佐藩の参与であった吉田東洋に登用され、鹿児島や長崎、江戸、京都などに派遣され見聞記を文章だけでなく、絵で残している。
伝統的な画法や、狩野派の画法も取得し、西洋絵画の影響も受けて明治31年で75歳で逝去するまで幕末ー明治を生き抜いた文化人です。
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の中で、河田小龍役は、リリー・フランキーさん。適役でありました。良く特徴を出していました。
写真はほんの1部です。それだけでも物凄い人であると思いました。
当時の捕鯨の様子の絵もありました、迫力があります。
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毎年この時期は、事務所近くの堀川両岸に植えてある桜並木の開花が気になります。今日も84月5日)午後2時半頃に観察に行きました。8分から9分咲。まだまだ蕾が多く、満開状態ではありません。見頃は水曜日(7日以降)であり、今週末も堀川ではお花見が楽しめることでしょう。
大好評で一応は4月4日までの運航となっていました元祖「お花見遊覧船」。4月9日から11日まで臨時に定時運行されます。まだ乗船されていない人は、電話予約の上乗船を。風情が違います。
お花見遊覧船については ホームページ 参考 http://www.sakurabune.com/hanami2010/
予約は 電話 088-803-8732 です。
どうして桜の開花を熱心に観察しているのかといいますと、業務の防錆塗装については、桜の開花が目安であるからです。桜がさくということは外気温が10度を上回ります。防錆塗料の硬化・乾燥がきちんと出来るような気温になるからです、いよいよシーズン開幕と言う事になります。
堀川にほど近いところに、東九反田公園があります。こちらは幕末期に「開誠館」という土佐藩直営の「商社」が参政吉田東洋によってつくられました。東洋暗殺後は後継者の後藤象二郎が「土佐商会」として、土佐藩の物資の調達をし、実質岩崎弥太郎が経営していたそうです。
明治の初期にはゲストハウスの役目もにない、西郷隆盛らと会談したようでした。やがて廃藩置県となり、土佐商会は岩崎弥太郎が継承し、個人商店となり、後の三菱商会になっていきました。
建物時代は明治中期には「憲政館」となり板垣退助・後藤象二郎らの民権派の拠点となった時代もあったようです。今は建物はなく跡地だけになっております。
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前高知県知事で、2009年の衆議院選挙で落選された橋本大二郎さんが、7月の参議院選挙で平沼ー与謝野新党から出馬か?なんていう噂が出ていました。朝日新聞の記事です。
平沼・与謝野氏ら新党へ詰め 橋本大二郎氏の擁立検討(朝日新聞)
確か2008年6月に当時私がやっていたラジオ番組のゲストに橋本大二郎さんに出演いただいたときには「平沼さんとは国家観が違うので、同じ政党で活動することはありえない。」と言われていました。岡山県にゆかりのある人同士なので、一緒に行動する可能性があると思いましたが・・・
関連ブログ記事「大二郎の旗について」
当時はこういうやりとりでした。
西村 平沼赳夫さんと週刊ポスト誌で対談されていました。平沼さんと「共闘」される可能性もあるのでしょうか?
橋本 全くありません。外交・防衛の考え方が違うからです
と言われていましたから。
あれから2年近く経過し、立場の変わられました。高知を落選後引き払い、まったく痕跡を残しませんでしたので、高知で政治活動するわけではないようなので、殆ど関係のないお話であるでしょう。
2008年6月の収録時の橋本大二郎さん。この当時は平沼さんとの連携はありえないと言われました。江田憲司さん(現・みんなの党幹事長)との連携はされるとのことでしたが・・・
関連ブログ記事「橋本大二郎さんは何だったの?」
この平沼新党といえば、「出たい」という候補者は「的はずれな日教組攻撃した」中山成彬氏。愛人問題で辞職に追い込まれた鴻池祥肇氏。とんでもない歴史論者であった元空幕長・田母上敏夫氏。あと政界はぐれ者ー坂本龍馬を標榜する鳩山邦夫氏。とても「うまがあう」とは思えないヘビーなメンバーですが・・。
関連ブログ記事「橋本大二郎VS平沼赳夫対談からは見えない未来」2008年7月29日
野良犬メディアの記事では内容はわかりませんでした。当時も連携は否定していましたから。
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なにやらメールで朝日新聞ネット伴有料)の売り込みがありました。内容は以下の通りですが、契約される人はいるのでしょうか?
日本の新聞宅配制度は強固であり、全国新聞も地方新聞も独自の販売店網を構築しています。しかし最近は若い人を中心に「新聞を購読しない」「自宅で購読しない」人が増えてきています。その対策なのでしょうか?
果たして効果があるのか、ないのかわかりません。
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内閣支持率は最近は「最低」を更新しています。しかし対抗勢力とされる自民党の有様はどうなっているのでしょうか?
先週長老格の与謝野氏が離党。2005年の「郵政選挙」で離党し、無所属を貫いている平沼氏と連携し、新党をこしらえるらしい。先行離党した鳩山邦夫氏もどうやら合流するらしい。やはり「資金源」なのだろうか。
舛添氏は小泉一党の残党である山本一太氏らと共謀し、自民党執行部を揺さぶってはいるようですが、煮え切らない様子。小池百合子氏は鉢巻締めて徳之島へ米軍基地移設反対集会へ参加しアジテーション。全く節操のないこと。
医師会や農協など強固な自民党支持母体も離反。政権政党民主党に鞍替え。公明党との選挙協力もなくなったようです。権力から滑り落ちた自民党には求心力はなく、ばらばらになるしかないようです。
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「龍馬伝」の次は「長曾我部元親」だろうと張り切る高知の人達がいます。面白い人物だろうか?そんなこともあり図書館で借りてきて読みました。「長曾我部元親 土佐の風雲児 四国制覇の道・吉田龍司・著・新紀元社刊・2009年)
この書籍は恐らく最近の歴史ブーム、「歴女)と言われている人達を意識しているようです。ゲーマーの世界では長曾我部元親は海賊で「元親アニキ」と呼ばれるイケメンの人気キャラクターであるそうですから。
長曾我部家はもともとは古くからの土佐の豪族の1つ。祖父の代で土佐7つの豪族のなかで1番弱小勢力であったようです。本山氏、安芸氏らと対立し、祖父の代には本拠の岡豊城が本山氏により攻められ、祖父は自刃。元親の父国親は、幼少の身で脱出、幡多地域の一条氏のところへ「亡命」そこでしばらく暮らしたと言う。
一条氏は元は関白の家柄。京都が応仁の乱で乱れたときに、土佐の地へ落ち延びてきたお公家様。土佐の中原部は豪族が群雄割拠していたので、幡多地域(現在の四万十市付近)に居を構え、勢力を伸ばし、戦国大名化していたらしい。
一時期は土佐で1番の勢力となり、隣国の伊予(愛媛県)にも勢力を伸ばし、一条家のとりなしで、長曾我部国親は岡豊城を返還してもらい復権の足がかりを得ました。
そして土佐の覇権トーナメントに復帰。周辺の豪族である本山氏や安芸などと対立しながら勢力を伸ばして行きます。
嫡男長曾我部元親は若い頃は色白で学問ばかりしていて、「姫若君」と呼ばれていました。ところが初陣で武功を立て、その勇気ある行動と、思慮深い作戦は、「さすがは学問をしていたことだけある。」と一領具足の家来どもを納得させました。
(長曾我部元親初陣の像。若武者元親像は高知市長浜若宮八幡宮近くにあります。桂浜にほど近い。)
参考ブログ記事「長宗我部元親の若武者像」
そして宿敵本山氏や安芸氏を滅ぼし、恩義のある一条氏も政治のみだりに乗じて、「領民を救う」名目で出陣。遂に滅ぼし土佐を平定しました。
その後は阿波(徳島)、伊予(愛媛)、讃岐(香川)への3方面同時進行作戦を展開、ほぼ四国を平定しかけたときに、織田信長と対立し、四国征伐軍を差し向けられそうになりました。
しかし本能寺の変で信長が明智光秀に討たれると、長曾我部元親は明智光秀と共謀して本州へ進行する準備もしていたようです。しかしあっというまに羽柴秀吉が台頭し、明智は滅び長曾我部元親の天下への野望は砕けました。
元親の妻は岐阜の斉藤家の縁者であり、明智光秀とも縁が深く、出入の京都の商人たちを通じて天下の動静も把握していたらしい。光秀を通じて信長から「四国を切り取ってもよろしい」とのお墨付きまでもらっていたぐらいです。
阿波の三好氏が秀吉に接近し、牽制の動きをし、遂には形成が逆転、織田信長の四国攻めが決定するも本能寺で長曾我部は救われました。ここで秀吉とのパイプを上手く作ればよかったのですが、上手く行かなかったようです。そして四国を攻められ降伏し、土佐1国に封じ込められました。
豊臣秀吉に従属し、島津攻めで嫡男を亡くしてしまいました。これは大きな誤算。島津を下した秀吉が、お詫びに大隅を与えると言いましたが元親は辞退しました。その後は朝鮮の侵略戦争にも従軍し、武功もたてたようですが、秀吉が亡くなってほどなく元親も京都で亡くなりました。
後継者の長曾我部盛親も運が悪かった。関ヶ原の戦では東軍に味方するつもりが、家康への使者が西軍の封鎖を突破出来ずもたもたしている間に、西軍に参加せざるをえなくなり、敗戦。土佐を没収され浪人の身に。
大阪の陣では死地を求め奮戦するも敗戦し、捉えられ処刑され長曾我部家は滅びました。
土佐や四国の話ではありましたが、なじみのある地名が出てくるし、それなりのスターではありました。
歴史には「たらねば」はありませんが、元親が秀吉とうまく外交が出来ていたら。盛親がうまく家康と外交が出来ていたら滅びることはなかったのでないかと思います。
すべてにうまく行っているのに、決定的な場面でしくじる。長曾我部伝記を読んでいて「教訓」にすべきであると強く思いました。
5月に南国市にて長宗我部元親ゆかりのイベントがあるようですね。チラシを関係者の人にいただきました。
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今日は早朝から夜須へ行きセーリング。戻って来て父を連れてゴルフの打ち放し場。そこでは読書三昧。ようやく帰りついたので堀川之桜を見物に散歩しました。
しかし未だ8分咲きですね。昨日の500キロ走行では山間部の桜は満開で一部は花吹雪でしたから。堀川とはきっと桜の種類が違うのでしょう。恐らく。
今日はフルにお花見遊覧船は運航されておりました。乗っておられる人達も楽しそうです。海から見る街の姿はいいものです。
お花見遊覧船の受け付け風景。今日は道路脇でしておられました。普段は日航ホテル前の浮桟橋でされています。
4月4日の今日で、元祖お花見遊覧船はおしまい。「満開の桜や花吹雪を見たいね。」というリクエストが多いようです。
ということで公式な告知はしないそうですが、9日(金)10日(土曜)11日(日曜)に、特別にお花見遊覧船は運行されるようです。まだ乗船されないひとは、電話で予約の上是非乗船を。
お花見遊覧船については ホームページ 参考 http://www.sakurabune.com/hanami2010/
予約状況は 電話 088-803-8732 です。
乗船料は 大人1000円 子供500円です。
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昨日は「鬼の500キロ走行」がありました。今日はどうしてもセーリングがしたいので、早朝から夜須へ来てセーリングの準備です。誰もいないハーバーでぎ装(ヨットの組み立て・出航準備)をしています。ぎ装の作業は時間がッかりますが、ハーバーで海の風を感じ、陸から海にチャンネルを返還する大事な作業です。
早々とぎ装し準備しました。後は着替えれば良いだけです。
桜が咲いていると言いましても、水温は低いし、南国土佐でも風は海では冷たい。ですのでまだまだドライスーツです。特に年寄りは保温に注意が必要です。
ただ真冬ではないので、アンダーウエアーは上下1枚にしました。それでも保温は大丈夫です。
足元は化繊の靴下とウェット・ソックスと大きめの靴。今日は風が弱いのでハルに水がたまるので足元だけは真冬の仕様でないと耐えられません。
午後から父をゴルフの打ち放し場へ連れて行かないといけないので、お昼前にはあがり片付けをしました。備品は水洗し、干さないといけません。
海へ出ると今日はなにやら騒がしい。今日から香南市長選挙と、香南市議会議員選挙の公示されたようです。それでわいわいやっていたらしい。市議候補者には2人知り合いが出ておられます。どちらも当選していただきたい。定数が減ったので大変そうです。
こちらは香南市長選挙。現職に新人2人が挑戦とか。こちらも激戦のようです。
ヤッシー・パークは香南市の「集客装置」(年間50万人が来場)するので、各陣営は乗り込んでわいわいやっているようです。
冬のパワーのある風とことなり、「まったり」とした風でした。でも海で癒されました。
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昨日は現地調査のため、上の子供と一緒に北四国走破をしておりました。高校野球はもっぱら移動中のカーラジオで。試合は、今治大西町へ到着した頃から始まり、高松から脇町へ抜け、池田から出合の現場へ到着した午後4時頃までやっていたのではないか。物凄い試合でした。
早々と高知勢も四国勢も敗退したので、家内の出身である沖縄勢を応援していました。智弁和歌山や帝京など強豪校に勝ったので、これは優勝するかもと勝手に予想していましたがそのとうりになり驚きました。
基地問題だけが焦点になりがちの沖縄。春の爽やかな話題を提供いただきました。おめでとうございます。
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NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が面白い。妖怪漫画の巨匠水木しげる氏の奥様が主役。子供時代から娘時代が描かれているが、水木氏に劣らずユニークな人柄であったようです。
前作の「ウエルかめ」というのが超駄作であったから、普通のドラマが「名作」に思えますね。その前の埼玉川越のコミュニティFMのドラマも最低作で駄作が1年継続していましたから余計そう思います。
高知出身の漫画家やなせたかしさんの連続ドラマにならんでしょうか。とてもユニークな人生ですし。アンパンマンの作者でもありますので。
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スーパースターと言われる人と凡人が何が違うのかといえば、それは「影響力」「波動」が強く持っていることでしょう。言語も国境も越え、影響力を持っていることは本当に凄いことです。
マイケル・ジャクソンさんもその1人でしょう。ファンではない私でさえ映画「THIS IS IT]」を3回鑑賞したぐらいですから。
最近業務で知り合いになった私より少し先輩の女性。いろいろ指導を受けるために自宅をお訪ねしたことがありました。そしたら部屋のなかは、「ヨン様」(ペ・ヨンジュンさん)だらけ。
ポスターだけでなく、カレンダー、ブロマイド、雑誌、書籍、DVD,座布団カバー、食器など。ただただ凄いとは思いました。
3月には「アニメ冬のソナタ」の撮影会が韓国の江陵(トンヘ)というソウル市から3時間離れた海岸近くのホテルであったそうです。お聞きしますと日本からツアーがあり約1000人の女性たちが行かれたようです。成田からチャーター便が出ていたそうですので。当然参加されたようです。
お目当てのペ・ヨンジュンさんとの撮影を一緒にするというのが最大の目的。前日まで雨で当日は晴れ上がり、撮影は順調でしたが突然の突風で撮影舞台が吹き飛び、参加者が怪我をされ撮影会は中止になったとか。
関係者のブログ アニメ版「冬のソナタ」撮影現場で突風
間近でその様子を見ていたそうです。「後ろのほうは気の毒でした。全然様子もわからずに中止ですから。」とか。
ペ・ヨンジュンさんはファン思いの人のようですね。新潟で地震があったときなどは、多額の義援金の寄付もされているようです。
「韓国のロッテ百貨店の宣伝にヨン様がしていたときは、大勢の日本人客が駆けつけ大賑わいでした。別の人に変わった途端に売上は激減したそうですよ。」とのこと。ヨン様ファン恐るべしですね。
「東京ドームでヨン様が2日間満員で公演をされました。後日韓流スターが4人で同じ東京ドームで公演しましたが、埋まりませんでした。2日で10万人ですからね。」
「物凄く努力してるの。右膝は痛いと思うけれどおくびにも出さないし。着痩せしてるけど、凄い体をしています。常にトレーニングされているからです。」
自慢の息子を語る母親のようでした。いやそれ以上ではないでしょうか。スーパー・スターは国境を超えるのです。
日韓両国の友好親善には多大な貢献。「竹島問題」や「教科書問題」など関係はないようです。
日本の百貨店が右肩下がりで売上減であるとか、ヨン様を宣伝に使えば、売上は激増するのではないでしょうか。一番お金を持っている女性たちに支持されるスターはただただ凄いなというしかありません。
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今日は仕事で北四国を巡回しました。いの町から本川を経由、西条市を抜け、今治市へ。新来島どっくのある大西町へ行きました。それから一路高松市へ高速で移動。高松市内から、高松空港脇を通過し、徳島県脇町へ。それから徳島道で池田へ。出合へ行きました。それから国道32号で大豊まで行き、そこから高速で高知まで戻りました。
本川の道の駅で1回目の休息しました。
寒風山トンネルです。全長は6キロあるそうです。トンネルを出ますと愛媛県西条市です。
寒風山トンネルを抜けた西条市側では見事な桜並木が道路沿いに植えられていました。
西条市の川沿いの桜並木のしたでは大勢の人達がお花見をしているようでした。
今治市のバイパスを走りました。途中JAの直販店は大混雑していました。
今治市の道の駅で2回目のトイレタイム。
上のお店は25年前に工事の立ち会いの時に、いろいろ困った事があり、メーカー担当者に電話したところです。当時は携帯電話も普及していなく、両替して10円玉を握りしめて、必死の思いでかけました。
昼ごはんは、今治市の大阪餃子王将というところで食べました。
それから高速道路を走行し一路高松を目指します。今日は腫れているので川之江の製紙工場が良く見えます。
坂出市の府中湖。春先の雨で満水状態。香川県も当分は水不足にはならないでしょう。
高松市のハゲタカ・スーパー・マルナカ本部前を通過しました。
現地調査をして、高松空港脇を通過して、徳島県脇町を目指します。
そして池田から出合へ行きました。徳島の高速道路は対面だから怖いです。
それから一路高知へ戻りました。
走行距離は約500キロでした。朝は8時半に出て、もそりついたら午後6時半。結構なハードな工程でした。
寒い山間部は桜は満開でした。それにしても堀川の桜は遅いです。
走行中ラジオで高校野球の決勝戦「興南(沖縄)VS日大3高(東京)の決勝戦を聞きながら。延長12回に興南が日大3高を振り切り初優勝。物凄い試合のようでした。
ひたすら車の走行と、現場調査をしました。山間部の過疎の深刻さ。山桜の美しさなどを感じました。
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沖縄県興南高校が選抜高校野球の決勝戦に進出しました。好投手島袋投手を擁しての快進撃でした。春の選抜大会は投手力が良いチームが勝ち進みますが、今回もその教訓が生かされました。
沖縄は家内の出身地。うちの子供達も沖縄のハーフです。今回高知の代表校は1回戦で敗退していますので、沖縄代表を家族で応援していました。
最近の沖縄の高校チームは格段にレベルが上がっています。やはり2月に日本のプロ野球チームの大半が沖縄で1月近くキャンプを張り、練習している姿を、野球指導者も選手も直に見ることができるという環境は大きいと思います。
野球のことは詳しくはわかりませんが、かつて高知へ西武や阪神が1軍キャンプに来ていたことに時折、配達のついでに練習を見たことがあります。内野手の連携プレー。守備練習、打撃練習も迫力があり、ベースランニングもプロともなると「見せる」だけの魅力がありました。
それを沖縄の球児たちは間近に見ています。これが有形無形の力になっているはずです。
興南高校が優勝するかどうかはわかりませんが、それだけ沖縄県の高校野球のレベルが上がったことは間違いありません。
最近なにかと関心が高まっている沖縄。野球で自己主張していただきたいですね。
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ブックオフという古本屋で「そして日本が勝つ 精神から見た世界史」(日下公人・著・PHPソフトウェア・グループ刊・2004年)を読みました。発売当時(2004年)に1575円の新刊だったこの本。2010年の3月には105円で販売されていたので、購入しました。1度800円のシールが貼られていましたが、それでも売れないので105円にしたのでしょう。105円コーナーにありました。
日下公人氏といえば保守派の論客。小泉構造改革の支持者であり、安倍晋三氏のブレーンではなかったかと思われます。発売当時は当時の社会風潮に乗っかって「最先端」だったと思われる書籍「だった」んでしょう。6年経過すると「陳腐化」するのか105円という値段の付け方が面白い。
もっともブック・オフという全国チェーンの古本屋は、コミック本のほうが高値。この種の「お固い本」は「市場性がない」と経営者が判断するのでしょう激安。ある意味値段どうりの価値しかないのかもしれません。
「ロナルド・モースUCLA大学教授、というよりしばしば議論を楽しんできた長年の友人が先日、こんな話をしてくれた。
日本はハイテクの国だというが、それは違う。日本は芸術の国である。例えばトヨタのレクサスは凄い。あれはクルマではなく芸術品である。と大いに褒めた。」(「日本自動車はクルマではなく芸術品」P18)
2004年頃はそうであったんでしょう。ひょっとしてトヨタの経営者は日下公人氏のこの本を読み、アドバイスを受けて、品質を「米国並み」にして結果いちじてきに大儲けしました。しかし致命的なクレームと、思い上がりから来る対応の不味さから、この当時絶賛されていた地位から凋落しようとしています。皮肉なものです。
わたしも西洋社会の歴史と日本史を比較対照して(大雑把ですが)、日本のほうがシステム的に進んでいるのではないかと思うことがありました。
例えば「政教分離」の話。日本では織田信長が1571年に比叡山の焼き討ちをしました。439年前のことです。信長は政教一致の一向一揆とも徹底的に対立して撲滅しようとして、ほぼ成功したりします。後継者の秀吉や徳川家もキリスト教を禁止し、国の防衛のため鎖国までします。
仏教は檀家制度を江戸時代に整備され顧客を確保でき経済的基盤はできましたが、政治に関与しなくなりました。葬式仏教になりました。檀家制度もキリスト教信者の密告制度の1面もあったんでしょう。
憲法で信教の自由が保証された時代になっても日本はキリスト教信徒はは人口の1%。30%を超える隣国の韓国とは大違い。日下氏もそこに「日本精神の強さとしなやかさ」を見ていると思います。
「日本には1400年前からの芸術の伝統がある。その特徴は「宗教のしばり」がないことで、絵で言えば自由に自分の印象で何を書いてもいい。政治で言えば成員の合意があればなにをしてもよい。思想で言えば何をかんがえてもいい。
そのような自由が1400年前からあるというのはウルトラ先進国で、日本人はそれを自覚していないが、しかしその反映は自ずから産業にも文化にも現れる。」(「日本単独で何でもできる」P261)
105円の本なりの価値があったと言えるでしょう。それほど「きばる思想」でもないし、「当たり前」のことを知識人が書いているだけの書籍であります。ある意味日本の「有識者」といわれる人たちの「底の浅さ」「軽薄さ」を感じた書物でありました。
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昨日は全国的に入社式。テレビでは1000人の新人を迎えたトヨタや、500人の新人を迎えた経営再建中の日本航空の入社式の様子を写していました。ローカル高知では、高知県庁や四国銀行といった「大企業」の入社式の様子が映し出されていました。
うちの下の子供の入社した会社は300人足らずの中小企業。それでも1日に入社式があったそうです。式後に交流会があり、従業員に高知県出身者が2人もおられたとか。1人は宿毛市で、もう1人はその昔高知スーパー宝永店で勤務されていたとか。ご近所でありませんか。
わたしも34年前に兵庫県尼崎市のある塗料メーカーに入社しました。型どうりの入社式のあと、新人13人と役員や部長などと昼食を一緒に食べる懇談会がありました。隣に座った取締役総務部長がこう言いました。
「本来なら君は成績も悪く、大学では目立った活動(サークルやゼミ)もしていないので、うちの会社は採用されない予定であった。でもN常務が坂本龍馬のファンで、君の行動力に期待しているそうで採用になった。異例のことだから頑張るように。」と早速嫌口を言われたものでした。
N常務は親会社の大手化学会社の出身。教養があり個展を銀座で開催するような文化人。お公家さんのような人でした。「龍馬が行く」の大ファンでした。
入社試験の時に集団面接がありました。「ボーイスカウトの活動をしている」「近代経済学のゼミをしていた。」「スキークラブで大学選手権に出場しました。」「ロシア文学研究会に入りロシア語が理解できる。」など輝かしい学生生活を過ごした連中ばかりでした。
私の番が来て「わたしは事情があってサークル活動もゼミもしていません。」と言いました。総務部長が「まさか君は学生運動などしていないだろうね。」と詰問されました。
わたしは「していました。高校生時代からです。そのおかげで対立セクトから憎まれ大学へ登校できない時期がありました。内ゲバは愚かなことですので、今は一切していません。運動からはきっぱりと足を洗いました。」と正直に言いました。
面接官の役員を見ると一斉に×印をつけているのがわかります。その時N常務が口を開きました。
「学生運動か。はしかみたいなものだな。君は土佐の出身で坂本龍馬の末裔みたいなものだ。塗料業界も大変な時代。君のような変わり者も会社には必要であると思う、」と思わぬ助け舟の発言。
N常務は、横にいた同じ化学会社出身のF社長に目配せしました。社長はうなづいていました。
ということでN常務の気まぐれと、個人的趣味によって、高校留年で、大学も成績悪いどうしようもない私が株式1部上場会社へ入社出来ました。今を思えば「坂本龍馬さん」のおかげでありました。
そのN常務の期待に答えるために、出社はみなより1時間前に出社。掃除をしたり雑用をしました。営業へ半年で放り出さえれましたが、皆が嫌がる苦情処理を志願し、現場で職人たちに怒られながら仕事を覚えました。
労組活動もしストライキを組織したりもしました。けれど労組活動は工場勤務者主体で営業のシフトにあわないのですぐに興味を失いましたが・・。その会社は3年しかいませんでしたが、10年勤務の社員程度の知識と経験は得ました。今思えば良い会社でした、良い思い出ばかりです。
ところでブログの右下にガソリン価格の動向を貼りつけています。3月は平均127円台だったのに、4月に入り132年台になりました。5円の値上げです。じわじわ来ていますね。嫌ですね。
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今日は高知での唯一のコミュニティFM放送局である高知シティFMが開局し、最初の放送が始まった日です。2000年4月2日でした。わたしも朝の番組「けんちゃんの吠えるウォッチング」で出演(当然収録ですが)しました。
午前8時15分から30分間までの15分番組。月曜から金曜日までの週5日間の放送。合計75分間の話しのネタをかんがえねばならず、大変でしたが楽しい日々でした。
2000年の開局当時に何を話したのか記録がないのでわかりません。2001年からただ話すだけではもったいないので、ホームページをこしらえ、やりとり原稿だけですが、掲載するようにしました。
掲載したやりとり原稿のスケジュール表
(番組の原稿と資料集。きちんと調べました。膨大な資料になりました。今も倉庫のなかで眠っています。)
本当に懐かしい思い出です。もう10年も経過したのか。時の経過するのは早いものですね。
当時の様子は 「番組裏話」に掲載していました。
高知シティFM社屋。今は全く縁がなくなりましたが。写真を見ますと懐かしいものです。
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高知県知事は県政浮上のために産業振興計画を策定し、県経済振興に熱心。莫大な費用をかけ銀座に県アンテナ店を7月に出店する。地産外商を懸命に訴えている。だが私には、行政の責任者の責任放棄にしか見えない。
南海地震は東南海地震と連動し、30年以内に60%の確立で起こる。二葉町など高知市の下知地域は低地で軟弱地盤。南海地震で家屋は倒壊し、地盤は沈下し海底に沈む。
(1946年の昭和南海地震。規模は想定されている南海地震より遥かに小さいですが、当時高知市下知地域は浸水しました。家屋の倒壊ともに水没したのです。)
県知事との「対話と実行」でも低地の地域に、高知市種崎にある津波避難避難センターのような安全な公共避難所の設置を訴えるも、知事は「予算がない」の言い訳に終始した。知事の最大の仕事は「県民の命を守ること」ではないのか。
(高知市種崎地区にある津波避難センター。800人が収容できます。総工費は2・2億円。高知駅前の見世物小屋の費用で出来ます。高知市の放漫施設である「はりまや橋観光バスターミナル」は16億円!この津波ビルが高知市の低地に7つも出来るのです。
亀裂の入った高潮堤防が浦戸湾沿岸全域にある。海抜0メートル地域に住む県民は数万人。県知事の最優先課題は、「安心・安全」の都市基盤整備と防災、減災対策ではないのか。
商売は経済団体である商工会議所、経済同友会、JAなどに委ね、高知県庁は国に働きかけ、低地への防災対策を最優先で推進すべきでだ。「安心・安全」なくして地産外商もありえないからだ。。
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昨年の12月にサッカーのワールカップ南アフリカ大会予選1次リーグの組み合せがきまりました。日本はE組。カメルーン。オランダ、デンマークが相手です。アフリカ特有の身体能力のあるカメルーン。北欧人独特の大柄選手の多いオランダとデンマーク。とても勝てそうもない相手ではないか。弱すぎる日本です。
B組の韓国のゾーンも過酷。ギリシャ、アルゼンチン、ナイジェリアとこちらも過酷。D組は、セルビア、ガーナ、ドイツ、オーストラリアとこれまた厳しい組合せ。日本も、韓国も、オーストラリアも勝ち抜けそうもない。
更にG組は、コートジボワール、ブラジル、ポルトガル、北朝鮮というのもシビア。これではアジア代表は一次リーグ突破は無理そうですね。次回大会からそれではアジア枠が減らされそうなので、どうしても1国は決勝トーナメントに進出してもらいたい。
開催国の南アフリカは楽そうな組見合わせ。メキシコ、ウルグアイ、フランス。こちらは南アフリカは有利かもしれないです。
C組はイングランド、アメリカ、アルジェリア、スロベニアのゾーンも面白そうです。
F組は、イタリア、パラグアイ、ニュージーランド、スロバキアも渋い組み合わせ。前回優勝国イタリアが抜けるか。
可能なら全試合を録画でもいいから見たいです。スカパーとか有料放送に囲い込まないでいただきたい。
サッカーは国連加盟国より多くの国と地域を網羅しています。FIFAは目先の金儲けに走ることなく、サッカーで平和を目指していただきたい。
パレスティナでグランドを整備し、アジア予選にエントリーしてもらいたいです。全世界でテレビ中継をしてもらいたいのです。
今回久しぶりに出場した北朝鮮もミサイルや核実験で自己主張するのではなく、サッカーで自己主張すべきなのです。そうした機会をワールドカップが与えてことは世界平和に貢献しています。
早く6月にならないかわくわくしています。日本はたぶん一次リーグで敗退しますが、他国の対戦試合も見たいものです。
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とある日に高知市を散歩していた日に撮影していた街の風景にコメント。今日は雨なので、今日の写真ではありません。
高知市はりまや橋交差点で見かけた、土佐電鉄の路面電車。「オスロ市での路面電車」だそうです。外国電車も動いています。貴重なものです。展示してあるんではなく、実際に現役で動いているのですから。
高知市追手筋にある「ぐるりんバス」の停留所。乗る人は相変わらず少ない。貴重な公共交通。路線や料金など再検討する必要がありますね。
高知市蓮池町の天狗堂メガネ店。芝藤敏彦さんのお店です。息子さんがやる気になっているというので、お店を拡張され、改装されたようです。この不況に勢いがありますね。感心しました。
こちらは昨年惜しまれつつ閉店された名物居酒屋の「とんちゃん」跡。2回ぐらいしか行ったことがありませんでしたが、ユニークな地元に根ざした居酒屋でした。
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沖縄県の知花昌一さんの講演会が、4月24日(土曜日)午後2時から、高知市人権啓発センターにて開催されます。参加費は1000円。主催は市民団体サロン金曜日。
知花昌一さんと言えば、1987年の沖縄国体の時に、読谷村で開催されたソフトボール競技会場の日の丸を引きずり下ろして燃やしたことがありました。
また米軍無線施設のいわゆる「象の檻」のご自身の土地返還運動を展開し、土地を取り戻したそうです。現在は二次大戦中に住民が集団自決したチビリガマの語りべとしてご活躍されています。
三線の演奏と講演会を開催するそうです。
鳩山政権も「沖縄米軍基地問題」が大きな問題になってきました。高知には米軍基地がないので、ピンと来ませんが、米軍基地のある沖縄の現実はどんなものなのか拝聴しましょう。
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月に一度整体(体の歪みを正す)を老師にしていただいています。老師は現在85歳です。人生の目標についてこう言われました。
「僕は昭和3年生まれ。終戦が8月だったので、軍隊に召集されず終戦に。10月生まれだったから徴兵されなかった。でも志願した同級生は特攻隊で3人亡くなった。
戦後は警察官をしました。昭和35年に退職し、整体を職業にして50年です。あと15年で100歳だから100歳までは現役のつもり。100歳になってからその後は考えます。
世間では60歳で定年の人がいますね。仕事して40年。退職したあとが40年。どうするのでしょう?なにも目標無しに定年を迎えたら、すぐに病気になるでしょう。
活動的で好きなことをしていれば、人間いつまでも元気なはずですよ。
わたしも昨年夏にオートバイに追突され全治2ヶ月。まだお迎えは早いとの声があり復帰しました。まだまだやらなければならないことが一杯あります。」
老師は「生き物は成長点の5倍が寿命」とか。人間は25歳ですので125歳が寿命です。そう考えれば今世の中から無視されていても、構想力を高め、評価されるかも。
テーマである「連合赤軍と新自由主義の総括」をすすめて、社会変革の理論を構築しようと思います。健康であれば時間はありますので。人生125歳と考えれば余裕はありますね。
わたしは誰もが人間としての尊厳をもって交流ができる施設(公民館)をこしらえたいです。その施設は耐震構造になっており、大地震の時は、地域住民の避難出来る収容所にもなる。
高知県庁も高知市役所も無駄な公共事業、(例えば「地産外商」とか「土佐龍馬博」とか)ばかりして、県民市民お命を守ることには熱心ではありません。
やる気の無い連中に「叱咤激励」をしたところで、迷惑がられ「特定市民」扱いされるだけです。
宮崎駿氏は、保育園と高齢者介護施設やホスピスを同じ棟続きでこしらえたいと言われていました。「崖の上のポニョ」では既に実現しています。
わたしも「誰もが尊敬し合いながら、普通に交流の出来る」施設を生涯をかけてこしらえてみたい。それがライフワークの1つになったようです。
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