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2010.04.28

執拗な小沢一郎氏攻撃の意図は?

Ozawaichirou_r

 今朝の新聞各紙1面は,民主党の小沢一郎幹事長の政治資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、検察審議会が「起訴相当」の議決をしたことで「大騒ぎ」となっています。「市民感覚にはなじまない」という曖昧な表現の見出しまでありました。

 プロの検察が秘書の自宅や事務所の強制捜査までして、起訴になる証拠はなにもなく、起訴猶予したのに,今回の事態。よくわかりません。

 邪推に過ぎませんが「アメリカの意図」を感じます。独自外交路線,アジア重視政策に舵を切ろうとする民主党政権を打倒し、従来のように「アメリカ従属」で、「沖縄だけに米軍基地の負担をおしつけ平気な」「アメリカいいなり政権」を樹立するための「謀略」ではないかとも思います。

 もっとも小沢一郎氏の政治手法がスマートで、広く薄く一般大衆から政治献金を集め、企業や団体献金が皆無といえばそうではありません。しかしこれは小沢氏を攻撃している自民党議員も決してクリーンではなく、渡辺喜美氏や舛添要一氏もまた「小沢氏のことを批判出来るのかよ」という存在。

 突出した人を叩く日本人的な奴隷根性の現れであると思いますね。アメリカ従属政権をつくりたい者と、談合記者クラブマスコミの利害が一致しているので、当分小沢叩きが続くことでしょう。

 民主党政権は「小沢問題」と「普天間基地」問題でふらふらしてますが、本年度予算も成立させたこともあるし、事業仕分けなど,税金の使い道の追及などやっております。あの有明海の「ギロチン堤防」も開けるといい、従来の自民党政権ではできなかったことをしています。

 「小沢問題」がなんか大きな出来事のように報道し続ける談合貴社クラブマスコミの姿勢をとことん観察しないといけないとは思います。「社会正義」の名を借りた「リンチ」のような感じもします。
 まして邪推したようの「裏にはアメリカの意向」があるとすればどうなることでしょう。

 しかし小沢一郎さんという人。「なんかついていない」なとは思いますね。これほどアメリカから嫌われる政治家と言うのもある意味面白いとは思います。

 わけのわからない検察審査会でどうの。というより白黒つけるのは「選挙」でやればいいのです。ただ国民もその場合は、談合記者クラブマスコミの報道や論調を鵜呑みのするのではなく、自分できちんと情報を精査し,判断しなければなあrないことは言うまでもありません。

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