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2010.04.23

不況だから広告宣伝費をかけるべき・・

 よく勘違いされる企業の常識があります。「不況の時は3K(交際費・交通費・広告費)を減らすべきです。」としたり顔で言われる経営者やコンサルタントがおられます。おかしいのではないかと思います。

 とくに広告宣伝の費用。「モノが売れない時代」であるからこそ、広告宣伝しないといけないと思います。その費用を削減するということは、無駄なお付き合いの効果のない広告をしてきた証ではないのでしょうか?

 不況であるからこそ、自社の「強み」や「特色ある商品」を広く広報すべきなのです。良い品物があっても「誰も知らない」事は、「存在していない」ことと同じなのですから。

 関連して日本のスポーツは大企業によって支えられてきました。その位置づけは「企業の広告塔」としてのスポーツ競技でした。不況になるととたんに休部や廃部になります。これでは競技力向上になりません。

 最近日本のスポーツが五輪で勝てないのは、あまりに企業のスポーツに頼りすぎてきたからです。スポーツのあり方も再定義が必要でしょう。

 不況だからこそ真剣に広告宣伝をすべきなのです。

 冬季五輪でもある企業は不況のなかでもスピード.スケートのクラブを廃部しませんでした。会社の社員の「やる気」を向上させるためと経営者が決断し、他の費用を削っても支援しました。その結果銀と銅の2つのメダルをその会社の社員が獲得出来ました。

 本当にまれな実例です。でもその企業は結果として物凄い広報効果があったと言えます。

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