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2010.04.23

政党政治のだらしなさは民主主義の危機

  昨年から、「みんなの党」や、「立ち上がれ日本」,「創新党」、それに今度の「舛添新党(実は改革党の衣替え)」と新党が乱立しているようです。その現象になんら「清新さ」「「わくわく感」を感じないのはどうしてなのか?

 それは民主党・自民党という大政党が「体たらく」で、「だらしがない」ことに尽きるでしょう。小選挙区が導入されて、15年余り。民主党と自民党の2大政党が政権を担う軸になりますが、「第3極政党」を狙う動きもまた確かにあるようです。ある地域で強い支持基盤があれば、政党になれるからです。

 「第3極」を狙う政党はいずれも、「政治と金にはクリーンでなければならない。」。「企業・団体献金の廃止」を掲げていますが、先物取引会社からの不正献金疑惑のあるリーダーや、いかがわしい政治献金をいただいているリーダーも複数いて、彼らが「清廉潔白の憂國の志士」とはとても言い難い。

 なんか最初から言っていることが嘘っぽく、真実味がないのです。国民は談合記者クラブマスコミの洪水のような報道にさらされていますが、その多くは「どうでもよい」報道ばかりで、真実に迫る報道は少ない。国民もバカではないので、なんかこの第3極を自認する政党のリーダー達にいかがわしさを感じ取っていることでしょう。

 これだけ新党が乱立しているのに、「支持政党無し」層が日に日に増大している世論調査からもそれは明白。受け皿に全然なっていないのですから。国民の政治への不信感と幻滅が増大していることを政治家は危機感を持っていただきたい。

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