沖縄の意志を日本国民は受け止められるのか
4月25日(日曜日)は、沖縄県読谷村で「米軍普天間飛行場の早期閉鎖と,県内移設に反対し国外。県外移設を求める県民大会」が午後3時から開催されます。
沖縄県では超党派で政党が参加し、県知事も参加されるようです。
沖縄知事「県内反対」の県民大会に出席表明(読売新聞)
昨年の総選挙では、沖縄選挙区では「米軍基地との共存」を訴えた当時の与党である自民党・公明党の候補者は全員が落選しました。沖縄県の民意は「日本にある米軍基地の75%を沖縄だけに負担させないでほしい。普天間基地は海外、もしくは沖縄県外へ移設」というものです。
日本の総人口の1%が沖縄県の人口ですが、日本の米軍基地の75%があの狭い沖縄県にあるのです。敗戦後65年間押し付けられてきた負担の軽減を言うのは当たり前です。
米軍は自分たちの覇権を維持するための「世界戦略」のために沖縄にいつまでも居座ろうとします。しかし「国民投票」の結果は「NO!]でありました。
鳩山政権は鹿児島県徳之島に米軍基地を移設しようとしましたが、全島をあげて反対しています。
一部に「辺野古であればすんなりいたものを」「民主党政権はアホや」「アメリカの機嫌をそこね、無視されるようになったぞ。」と声高に「アメリカへの従属国家こそ日本の取れる道」と主張する人達がいます。
辺野古ではNO!という沖縄県民の意志が総選挙で示されたので,鳩山首相は無視するわけにはいけません。
危機感を持たないといけないのはアメリカ政府です。世界の抑止力。世界の警察。自由社会を守るための軍事行動をしているアメリカ軍が、日本国民から歓迎されるどころか、排除されている。嫌わられているのです。その歴然とした事実をきちんと向きあわないといけません。
最近アメリカのメディアは日本政府をバカにしたコラムを載せたりしています。今の日本政府は昨年民主的な投票で、日本国民が選んだ政府です。政府をバカにすること,イコール日本人をバカにしたことになります。
それが将来大変なことになることを愚かなアメリカのマスコミは知りません。あまり日本人をなめるなと申し上げたいです。
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