自民党再生は河野太郎氏で
自民党の河野太郎氏が「遂に」自民党の幹事長代理に就任しました。昨年の総選挙惨敗後の自民党総裁選挙に立候補。谷垣氏に敗れた河野太郎氏は「干されて」いましたから。
総選挙後、ぱらぱらと自民党から離党者が出るし、「みんなの党」であるとか、「たちあがれ日本」とかわけのわからない政党が自民党から発生しました。ことさら新鮮味のない舛添要一氏らのグループ(多くは日本を格差社会に貶めた小泉大寧追随論者の残党ども)がうごめいています。
どのグループも、また谷垣総裁率いる自民党もお互いが連合したところで、与党の民主党には勝てそうもありません。それは自民党の体質を知り尽くしている小沢一郎氏が民主党の幹事長(選挙対策本部長)にいるからです。
河野太郎氏は自民党でも「正論」を言っています。政策もしっかりしていますし、彼を幹事長に起用すれば、ひっとして参議院選挙は自民党が民主党に勝てるのかもしれません。それ以外に自民党が民主党に勝てる要素はないと思います。
「なんでもあり」の自民党は国民政党としての柔軟性がありました。ところが2000年以降の森ー小泉ー福田ー安倍と続いた「清和会」主導の自民党は硬直的で、「対米従属」ばかりして国民生活をないがしろにしてきました。その反省なしに自民党の再生はありません。
河野太郎氏は「清和会」とは無縁な政治家。対米追随論者でもありません。ですのでいいのです。
外交政策、環境政策、原子力政策にはしっかりした政策があるので、期待はしています。
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