岡田以蔵さんも再評価されて良かったです
幕末期に活躍した岡田以蔵。「人斬り以蔵」といわれ、テロリストの印象を持たれていました。このたび、処刑後145年目にして供養祭が、5月11日に高知市で行われたとの報道に、正直「良かったな」と思いました。
岡田以蔵:脚光、人斬り以蔵 初の命日祭、生涯しのぶ--高知・真宗寺山 /高知(毎日新聞)
身分が下士のなかでも低く、土佐勤王党のなかでも萎縮していたように大河ドラマ「龍馬伝」では描かれています。アニメ「おーい龍馬」では、坂本龍馬の幼友達の1人として描かれています。ナイーブな青年であったようです。
土佐藩の土佐勤王党弾圧の時点で、京都で捕えられ、土佐で壮絶な拷問の末に処刑されました。一説には武市半平太が岡田以蔵に下した政敵の暗殺計画を、白状されたら困るので、武市は以蔵を部下を使って毒殺しようとしたこともあるとかいう説もありました。
武市の崇拝し、拷問に耐えていた岡田以蔵は、武市に失意し、すべてを白状して、絶望のうちに処刑された。という説もありました。
国を変えようと命がけて戦った志士の1人でありました。関係者に再評価されて、よかったと思います。
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