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2010.05.18

日本人力士は何故弱いのか?

  大相撲は日本の「国技」といわれています。しかし現在の大相撲の横綱や大関、三役には外国人力士が、多く進出し、日本人力士はなかなか台頭できないようです。

 琴光喜や魁皇の日本人大関も勝ちこしがやっとの有様。横綱白鵬や新大関の把瑠都を脅かす日本人力士はなかなかいません。一方外国勢は既に大関に白馬富士と琴欧洲がいるだけでなく、今場所はグルジア出身の栃ノ心が強いではありませんか。

 高齢者の両親は「外人ばかりで相撲は面白くない」と言います。けれど、相撲業界独特の厳しい稽古に耐え、異国へ来て台頭するのは並大抵ではありません。出世した外国人力士は皆立派です。日本語も達者ですし、通訳なしでちゃんと受け答えが出来ます。これだけでも凄いことであると思います。

  日本人力士はトレーニング方法自体が間違っているのではないのだろうか。相撲だけしかしていないのではないでしょうか。他のスポーツもやり、語学などの頭も使うべきでしょう。外国人力士はそれをしています。

 昨年は相撲部屋でのリンチ殺人事件や麻薬汚染もありました。大相撲関係者はきちんと不祥事がおこらないようにしていただきたい。そして伝統を守り、相撲を下手に柔道のように「国際化」させないでいただきたい。かたくなに大相撲の伝統を堅持していただきたい。

 その中での平等な競争ですので、外国人力士が台頭してもかまわないと思います。日本人力士はバランスの採れた力士が少ない。すぐに怪我します。稀勢の里や豊ノ島にはもっと活躍してもらいたい。そう思います。

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