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2010.05.03

政権交代の意義はありました

 水俣病の犠牲者慰霊式に歴代首相として初めて鳩山首相が参列しました。今更なんだとの声もあったようですが、日本国首相が参列した意味と意義は小さくありません。補償金も税金からでるからと自民党の指摘もあるようですが、税金とは有効に活用される必要があるので、歴代総理は何をしていたのかとも思います。

 祈り 怒り 静かに交錯 「5・1水俣」ドキュメント(西日本新聞)

 また鳩山首相は沖縄の米軍普天間基地の移設候補地の徳之島へも訪問する予定とか。反対の意向を聞くだけの会談になりそうですが、それもまた大きな意義があります。

 在日米軍再編:普天間移設 首相、協力要請へ 徳之島3町長「反対伝える」(毎日新聞)

 2004年の8月に普天間基地の米軍ヘリが隣接する沖縄国際大学に墜落炎上したとき、当時の小泉首相は現地への訪問はしませんでした。
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(沖縄国際大学へ普天間基地の米軍ヘリが墜落した事件。付近を米軍が閉鎖し、警察も消防も立ち入れない屈辱的な出来事でした。アメリカに媚びへつらう当時の小泉純一郎首相は抗議もせず,その後アメリカの言いなりに自衛隊をイラクへ派兵してしまいました。)

 また閣僚の対応も沖縄に対しては実に横柄でした。高市早苗沖縄・北方領土・少子化担当大臣は「地元の人は振興策ばかり言って,肝心の基地移転の話しは進行させない。これでは振興策はなしと言わざるざるを得ない。」と高飛車な発言を繰り返しておりました。

 鳩山由紀夫氏は謙虚で物静かだから「叩かれやすい」キャラクターなのであると思います。きちんとやるべきことはやってはいると思います。基地問題は難しく,成果がすぐにあがるとは思えません。

 理工系らしく工程表が彼なりにあるので、「5月末をめど」という発言になったのでしょう。宇宙人首相ですので,地球人には計り知れない解決策があるのでしょう。

 アメリカの言いなりになって,支離滅裂であっても、言っていることが単純で1フレーズであったので、小泉純一郎氏は「発言がブレなかった」のでしょう。
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 「アメリカのポチ」に徹し、その利害が一致していた談合記者クラブマスコミの支持を得ていました。おかげで日本はアメリカ以上の「格差社会」になったのです。

 民主党政権叩きを談合記者クラブマスコミは一生懸命していますが、再び格差社会の自民党政権に戻ることは嫌です。舛添要一氏も、渡辺喜美氏も「格差容認主義者」「対米従属主義者」であり、基本的には「まっぴらごめん」です。小泉純一郎氏の追随者にすぎません。

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