龍馬・慎太郎木やり歌とえびす売り
香南市夜須の出身で安芸市在住の黄之瀬洋子さん。手結のつんつく踊りなどの伝承者です。このたび、高知駅前の土佐龍馬出会い博のイベント会場にて、「坂本龍馬・中岡慎太郎の木やり歌」とえびす売りをご披露していただきました。
「坂本龍馬。中岡慎太郎木遣り唄」は,彼らの幕末・維新期の業績を偲んで、80年ほど前に歌われていたそうです。口承で黄之瀬さんは伝えられてと言われていました。
「えびす売り」という唄も、漁師であったお父様から伝承されていたということです。景気づけをするための唄のようでした。
司会者もびっくりの声量でした。78歳だそうですが、お元気そのものでした。衣装はつんつく踊りの時に着る着物の簡略版ということでした。
伝統文化はとても大事です。博物館や文学館に閉じ込められているものだけが,芸術・文化ではありません。人から人へ伝わる口承文化はとても大事であると聞いていて思いました。
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