ギリシァ危機は乗り切れたのか?
EU加盟国のギリシァの財政破綻問題に、EU諸国の対応は素早く、大掛かりでした。巨額の財政・金融支援を掲げたので、ひとまず経済危機は乗り切れそうです。「リーマン危機」の教訓が生かされたのでしょう。
しかし今後のリストラ策が実際に実行されるのかは不明です。ギリシァも格差社会のようで、勤労者の所得は低く、増税と大幅な人員整理による社会的な痛みの受容は到底勤労者階級は呑めないでしょう。激しい反対運動に象徴されています。
スペインやポルトガルの南欧諸国の経済状態も懸念されています。最近政権交代した英国も経済状態はよくはありません。
欧州の危機は対岸の火事ではありません。
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