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2010.05.22

防災・減災タウンミーティング

  二葉町自主防災会は、大震災時や大雨時に地域全体が低地で避難場所が存在しないことを打開するために、5月22日に下知消防分団会議室にて「防災・減災タウンミーティング」を開催いたしました。事態を打開するお知恵をかるために。高知1区選出国会議員の福井照氏と橋渡しをしていただいた防災寺小屋塾頭の西田政雄氏を招き懇談会をしました。

 まずはじめに二葉町自主防災会快調の森宏氏がスピーチをしました。
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 続いて西田政雄氏が、ポイントを抑えて話をしました。
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 福井照氏もスピーチをしました。
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「わたし阪神大震災当時は国土交通省の浪速工事事務所所長でした。地震災害時は身動きが取れませんでした。どんと地震が来たら、極論ですが自分の目が届く範囲、自分の声が届く範囲のことでしか動けない。家族と隣近所で家屋の下敷きになった人を助けるしかないのです。隣近所の付き合いは大事です。」

「みなさん稲むらの火という話しを知っておられるでしょう。和歌山県のあの地域は、昔から津波におそわれていますした。ある時潮の引きが異常だと気づいた庄屋の人が、収穫したばかりの大事な稲わらに火をつけました。住民がその灯をめがけて山を駆け上ると、津波に集落は呑み込まれました。庄屋や人々の命を救いました。

 それからのちにそのことを記憶した自治体が自分たちの費用で津波避難センターをつくりました。それを国がモデルケースにして、全国にこしらえようとしました。その1つが種崎の津波避難センターです。」

 またユニークな発想も披露されました。

「世界の人達が、下知津波避難センターを見にくるようにしないとダメです。そのためのまちづくりをしましょう。ジオパークなんですよ下知地域は。地震も洪水もこの地域にはあるのです。それと命をつける体制をこしあれることです。付加価値をつけて訴えることでしょう。」

 西田政雄氏からは、

「どうボタンを押せば行政が動くのか。それには二葉町だけではダメで、近隣の町内会とも連携して広域で運動をしていきましょう。そうなれば事態は必ず動きます。」との助言をいただきました。
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 上田市議会議員も積極的な発言をしていただきました。今後の地域との連携も必要です。

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 二葉町防災マップを熱心に見る福井照議員です。説明は荒木副会長がしています。自助・共助は二葉町自主防災会はかなり頑張っています。

 何回も協議を重ね、下知地域広域自主防災会をこしらえないといけないと思いました。

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