頑張っている「野良犬メディア」その2
今週はなかなか「野良犬メディア」が頑張っているようです。「週刊ポスト 5月21日号」では、「全文公開 鳩山が画策するウルトラC「普天間県外移設」マル秘計画書(pP32)は面白い飛ばし記事であります。
このところ鳩山首相は,沖縄で「叱られ」、徳之島町長達にののしられ、内閣支持率も最低を更新し,絶体絶命であるかのように,談合記者クラブマスコミは連日報道しています。辺野古沖杭打ち案でも徳之島移設案でもない「腹案」が実は密かに検討されていたと,週刊ポストは言う。
「腹案」があり、それはなかなか整合性があるようです。
1・普天間基地の危険性を緊急に取り除く。
2・移設先は沖縄県外とし、自衛隊を含めた再編を行なう。
主に九州の自衛隊基地を活用するようです。
3・沖縄本島への展開はローテーションとする。
(総理試案の概要 九州地区ローテーション案は週刊ポスト5月21日号 32ページ生地より引用)
海兵隊は九州佐世保に居る陸揚艦で出撃するのだから、むしろ九州でいいはず。このプランでは米軍の機動力は落ちないと。沖縄から海兵隊を移転させ、普天間の危険や騒音を取り除くことが出来るのだから,確かにこれはウルトラCといえる。」(P34)
詳しくは野良犬メディアの週刊ポストに書いてあります。
ポストはこう書いている。「懸念される批判のための批判」が大マスコミは顕著であると。
その理由は
「記者クラブ開放や、テレビ局が独占してきた電波利用権をオークションにかける提案など、鳩山内閣は大メデァの神経を逆なでする政策を打ち出してきた。
さらに追い打ちをかけたのが,4月に野中広務・元官房長官が暴露した「官房機密費によるメディア対策」の問題だ。新聞・テレビのOBや御用コメンターもその対象だったが、鳩山内閣は以前から機密費の使途を透明化するといってきた。
もし過去に遡ってそれをやられたら,自民党政権と大メディアの癒着が明らかになる。つまり大メディアにとって鳩山せいけんは極めて危険な存在なのだ。」(全国紙政治部OB P36)
そして記事はこう結論しています。
「そういえば「メディア関係者に機密費をバラまいた。」という野中氏の重大証言を大メディアはほ黙殺した。また政権交代直前に機密費2億5千万円を”持ち逃げ”した麻生政権への批判もしていない。
日本の安全保障はもちろん,政治とメディアの行く末を計るうえでも、この「腹案」を大メディアがどう報じるのかはますます重要な意味を持ちつつある。」
確かに興味ある記事でありますね。談合記者クラブ・マスコミと自民党の癒着があればこそ、執拗に「政治と金」の問題で,小沢氏と鳩山氏を攻撃したのでしょう。2億5千万円も持ち逃げをしていながら、よくも言えるものであると思います。
参考ブログ記事「頑張っている野良犬メディア その2」
鳩山首相の妙な自信の根拠もわかりましたが、果たしてこの「腹案」でうまく行くのかどうかはまだまだわかりませんね。
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