演劇「大逆百年ノ孤独」が上演
今年は「大逆事件」から100年の年です。1910年数人のアナーキストが官憲に逮捕され,連座で思想家幸徳秋水ら無政府主義者,社会主義者が大量逮捕され,翌年処刑された大弾圧事件を「大逆事件」と呼ばれています。
友人の梅ちゃんから「大逆百年ノ孤独」と言う演劇のチケットを預かりました。上演の世話人は梅ちゃんより数年先輩の室戸市出身の島村三津夫さん。
「激文」にはこう書いてありました。
大逆事件に連座したとされ無期懲役になられていた坂本清馬さんが収監されていた高知刑務所は島村氏の下宿近くにあったそうです。
「龍馬伝」の次は「長曾我部元親伝」と言われる人もおります。わたしは幸徳秋水を見直し,再評価する作業が必要ではないかと思います。
中江兆民の弟子であり、大変な思想家であった幸徳秋水。彼の抹殺から日本は戦争の道をひたすら歩み1945年の惨状を迎えます。
歴史のきちんとした反省なしに新しい世の中は出来ません。
上演は
日時 2010年5月16日(日曜) 午後2時より
場所 高知市自由民権記念館ギャラリー
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