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2010.06.13

「以下無用のことながら」を読んで

Shinamuyouhon


 「以下無用のことながら」(司馬遼太郎.著・文藝春秋・2001年刊)を図書館で借りて読んでいます。父がゴルフの玉を打っている最中はこちらは読書タイム。結構熟読できますね。

 司馬遼太郎氏は,1996年に逝去されています。今の時代ご健在ならどう思われることでしょうか。

 この本は随筆で、それぞれの著作や,取材活動の合間や,後日談として書かれているようです。今回は特に本文の引用はしませんが、含蓄があるので、中途で読み出しても読み応えがある。

 司馬遼太郎さんの著作は歴史物が多く、昭和以降の現代ものはないようです。ですのでもっと長生きしていただいて、昭和の時代を相対化した歴史小説を書いていただきたかったです。

 大衆小説分野だとか言われていますが、歴史考証は確かですし,なにより説得力があります。物事をわかりやすいたとえで表現する能力は記者時代に鍛えられたものでしょう。

 ひとつだけ引用します。

「ともかく,19世紀までの日本がもしなくても、ヨーロッパ史は成立し,アメリカ合衆国史も成立する。

 杵くれて言えば,日本などなかったほうがよかったと、アメリカも中国も,夜半、ひそかに思ったりすることがあるのではないか。
 
 しかしながら今後、日本のありようによっては、世界に日本が存在してよかったと思う時代がくるかもしれず、その未来の世のひとたちの参考のために、とりあえず,6部が浜辺に描いたさまざまな形を書き留めておいた。

 それが、「この国のかたち」とおもってくだされば、ありがたい。」(P105 「この国のかたち」について)

 現在南アフリカでサッカーの世界大会であるワールド・カップが熱戦中です。日本は下位グループであり存在感は薄い。4度目の本大会出場ですが、予選リーグを勝つことが難しい有様。

 日本の得意分野はアニメ・まんが業界なのか。どこまで独創性が保てるのでしょうか。

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