政治を”観天望気”する
観天望気とは、局地的な気象を長年の経験で読み取ることを言います。漁師さんなどが得意です。
中央政界も鳩山内閣と政権政党民主党の支持率が急落して大混乱模様。7月の参議院選挙での大敗は「既定事実」になりそうですから。と予定原稿を書いていたら,突然小沢幹事長と一緒に辞任。そしたら民主党の支持が急激に上がりました。これもおかしい。
いまや泡沫政党並の国会での議席しかない社民党ですが、老舗政党ですし、1選挙区に5000-1万程度の票はあるので、社民党との選挙協力がなければ民主党は危ない議員が大半でしょう。かといって社民党単独で当選できる議員はごく少数。民主党との選挙協力は必要。ここらは痛し痒し。
自民党もかつての「組織票」が切り崩され、かつての面影はない。しかし50年間政権政党だっただけに地方には根強い組織が健在。リーダーが冴えないが、国民受けするリーダーを選べば躍進する可能性はあります。
公明党と共産党は「まもりの選挙」。組織固めを優先するでしょう。どちらも支持層が高齢気味で、かつての「戦闘力」はないようです。
舛添要一氏はどうなってんでしょう?最近は聞こえません。みんなの党が快調と言いますが、ミニ小泉新党にすぎないのではないか。格差拡大政党です。あとどんな新党があったのかすら忘れました。
さて高知県選挙区。4人がエントリーしています。観測では新人の高野光二郎氏(自民)が先行し、現職の広田一氏(民主)が追う展開。無所属の田村公平氏(元)がどこまで肉薄出来るのか。春名なおゆき氏(共産)は独自の戦い。
6月17日に高知青年会議所主催の公開討論会があります。
身勝手な予想ですが、案外民主党は善戦し、大敗はしないかもしれません。でも与党で過半数割れはありうると思います。民主党はスタッフを総入れ替えしたので、「交代効果」があり、善戦するでしょう。54議席程度とると思います。自民党は伸び悩むことでしょう。わけのわからない小泉残党の「みんなの党」は議席を獲得することでしょう。
民主党の復調でのきなみ新党は駄目でしょう。
しかし昨年の総選挙では「ハズレ」ましたから。
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