4人の候補者の公開討論会を見学
今日は午後7時から,高知選挙区の4人の参議院議員候補者の討論会。かるぽーと大ホールにて。主催は高知青年会議所です。昨年も衆議院議員の候補者の討論会を実施していました。国政に挑戦する候補者を平等に観察することができる機会をつくることはとても良いことです。
各陣営を周り日程調整は大変でしたでしょうが、青年会議所のみなさんには御礼を申し上げます。
入り口で各陣営のパンフをいただきました。また地元のテレビ局や報道陣も取材に来ていました。
高知選挙区の4人の立候補予定者が出席していました。
高野光二郎(自民・新)),田村公平(無所属・元)、春名なおあき(共産・新)、広田一(民主・現)の4候補者が揃い踏みしていました。6月16日に国会が閉幕したばかりですので、絶妙のタイミングでありました。
地元TV局も取材に来ていました。出足が心配でしたが会場は8割程度うまっていました。
全国の青年会議所が「政治を身近にするために公開討論会を開催しています。今日参加された皆様もじっくりと4人の候補者の政策に耳を傾けて、参考にしていただければ幸いです。と秋山高知青年会議所理事長の愛s津ではじまりました。
公開討論会は最初に4人の候補者が自己紹介がてらPRをしました。
「昨年12月24日に党の公認を得ました。25日に事務所を開きました。毎日300人の人に会うことを目標に県下を走りました。現在妻子の承諾を得て事務所の三階に居住。二四時間体制で高知のために奮闘しています。」(高野光二郎氏)
「二期一二年,世のためひとのために戦ってきました。小泉政権時代に自民党は政権政党のおごりが出て、格差拡大路線となり地方を切り捨てました。今も批判ばかりする政党に成り下がりました。
私は自宅も売却し背水の陣でこの選挙を戦っています。もう一度チャンスをいただければ、高知の隅々まで熟知した私に仕事をさせていただきたい。」(田村公平氏)
「公開討論会の機会を与えていただいた青年会議所のみなさんに感謝します。二期七年衆議院議員として活動し,二〇〇三年から浪人しています。その間生活相談所をこしらえ多くの県民と対話してきました。貧困と格差が拡大しています。この現状を打へするために私に活躍の場を与えてください。」(春名なおあき氏)
「二六歳の時にサラリーマンから県会議員に。三五歳の時に参議院議員になりました。順風満帆ではありません。三年間の浪人時代に立場の弱い人,発言力の弱い人を代弁することこそが政治であると確信しました。
議員年金という特権を返上し今や仲間が二四人になりまもなく法案化します。」(広田一氏)
青年会議所側は事前に一五項目の質問を用意し,各候補者に送付していたようです。進行役の秋山理事長が読み上げ、○,×を各候補者が選択します。その回答を集計し、意見がわかれたテーマに付いて議論しました。
消費税の税率アップについてや,郵政民営化の是非については全員が反対しました。道州制の導入についても全員が反対しています。
米軍基地問題や安全保障問題、憲法改正問題では、政党の傾向どうりに賛否が分かれました。
また社会保障や医療費や介護費用を「経費」と見るか、「新しいビジネスチャンス」と見るかの対比もありました。
それぞれ特色がでていました。
最後の方に会場から「障害者自立支援法についての意見を」(本来は会場から質問してはいけないルールになっていたようでしたが・・)がありました。
候補者最後の一分間スピーチで三人の候補者が言及し「自民党政府の驕りそのもの廃止する、」との意見を述べられていました。
こうした国政討論会も三回目となりなかなか高知青年会議所も手馴れてきたように思いました。今回も良い企画であったと思います。高知青年会議所の関係者の皆さんお疲れ様でした。
会場の写真が撮影できなくて残念でした。でも多くの知り合いに会いましたので、なかなか関心が高いと思いました。
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