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2010.06.22

欧州の強豪国の不振は何故か?

  何度も言いますように200の国と地域が参加しているサッカー・ワールドカップは五倫より規模と広がりがあります。200の国と地域から選ばれた32国による熱戦が展開され、1次リーグは白熱。毎日眠れない日が続いています。

 過去のワーロドカップの優勝国は7国だけ。ブラジル,イタリア,ドイツ、ウルグアイ,アルゼンチン、イングランド,フランスです。流石に今回も出場しています。

 ところがフランスが予選リーグ突破の赤信号。イタリア,ドイツ、イングランドも黄色の点滅信号状態に。その強豪国にユーロで優勝したスペインも黄色の点滅。有力国ポルトガルも冴えない。

 これは欧州リーグの影響でしょう。強豪国は皆欧州リーグのスター選手ばかり。シーズン終了がワールドカップの3週間前では疲労が十分にとれていません。またスターだけにシーズン終了後もメディアへの出演や,パパらxラッチに追いかけられたりしているようで、精神的にも休養できないでしょう。

 しかも国民各位は、「勝つもは当たり前」「高給取りだから結果を出せ」というプレッシャーはあります。イングランドやフランス代表などにもそういう圧力が強いのでしょう。選手もこらえきれず「不適切」な言動をしております。

 今回は中南米のメキシコ,アメリカ、南米のアルゼンチン.ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、チリが調子がいい。アフリカはガーナ以外は不振。しかしD組もドイツ,セルビアとの同居なので勝ち抜けるのかわからない。

 中南米もアフリカもエトーやドロクバのように欧州リーグで大活躍している人達が中心でそれは同じでしょうが、生い立ちが違いますし,エトーさんのように、アカデミースクールをしたり「より頑張ろう」という意識があるから欧州人とは違うでしょう。

 FIFAも欧州リーグと話し合い最低1ヶ月半は間をおかないと、開催しても選手のパフォーマンスが上がらないと思いますね。そうしないと「世界最高峰の大会」にはならないと思います。FIFAや各クラブの「金儲け主義」が影響していると思います。

 今回大会は欧州勢が低迷しておるので,日本と韓国には躍進のチャンスです。しかしそのアジア税に立ちふさがるのは中・南米勢です。メキシコ・パラグアイの壁は厚いでしょう。

 

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