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2010.07.24

バラハクへ行きました

 今日も猛暑。横山隆一記念まんが館で開催されています「バラハク 漫画家生活25周年記念企画 西原理恵子 博覧会」を家内と一緒に見学に行きました。観覧料金は500円。開催期間は7月17日から9月20日までです。

 自宅から会場のかるぽーとまでは堀川のボードウォークを歩いていきました。
水面に浮かぶミズスマシを見ました。
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 浦戸湾周遊船に今日は「招き猫」が乗船していました。
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 「バラハク」ですが、さながら「西原理恵子・ワールド」でした。原画だけでなく,取材過程の写真。高知での生活や生い立ち。東京へ行き、苦学しながら猛烈に売り込み活動をした奮闘記。

 写真家鴨志田穰氏との思い出.家族を題材にした漫画の背景など。展示品が豊富で、きっちり鑑賞していますと1時間以上かかりました。正直見ごたえがありました。
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 高知での生活をベースにした作品。漫画家デビューして体当たり取材した後の作品。ギャンブルや最近ではFXでリーマン前後に大損した話。

 旅行した外国での体験も漫画化しています。西原理恵子氏はなかなかの美人なのに、行動は破天荒そのもの。ある特集番組で「女性の無頼派。二度と世に出ないでしょうね。」と言われていました。

 幼児が悪ぶる「クレヨンしんちゃん」も毒がありますが、西原理恵子氏の漫画はそれこそ「猛毒・毒劇物」そのもの。ほのぼのしたファンタジーと世の中のシビアな現実が同居しています。展示コーナーの原画にもいくつあり、全部読んでしましました。

 会場には「映画化」された作品のロケ風景や、映画監督の手描きのコメントもありました。浦戸の漁港も一躍脚光を浴びました。原作者として映画出演を楽しんでいるようにも思えました。

 そういえば最近投資で大損した直後に,経済番組へ出演されていました。またNHKでしたか夫の鴨志田穰氏との結婚ー離婚ー死別など,アルコール依存症に対する対応のしかたなど気丈に話されていました。

 展示の説明で「あたしがそもそもはちゃめちゃな生活をしていたので、鴨志田のアルコール依存症の発見が遅れてしまったことが悔やまれる」とありました。確かに生家や親戚筋は漁師であり、朝早く仕事をしている。仕事を終わり昼間からオフになりお酒を飲んでいる。西原氏が上京し漫画家として成功した後も,超多忙な生活で「発見が遅れた」というのもうなずけますね。

 高知の親戚達も個性的に漫画化されていて面白い。また自らの画風も「絵が下手だから,誰の真似も出来なかった。それがかえって良かった。」というユニークさ。
 
 ぜひ来館されることをお薦めします。
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 バラハラで唯一写真撮影がOKだった場所です。西原理恵子氏の漫画のキャラクターが所狭しと展示されている場所です。

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 横山隆一記念まんが館「漫画化生活25周年 西原理恵子博覧会 バラハク」のチラシは下記PDFファイルをさんこうください。

 「barahaku.pdf」をダウンロード


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