”当確”の速報の不思議さ
選挙の「開票特番」をつらつら見ていて不思議に思うのは、開票前に当確がでたりすることです。
高知選挙区もかなりの「接戦」でしたが、NHKは,大票田の高知市の開票直後に広田一候補の当確を出したそうです。
高知市開票所である高知県民体育館に昨晩西やん特派員が行かれていました。その記事を参考ください。
記事 「昨夜の高知市開票所」
また開票所の写真は西やんブログから転載しました。
高知選挙区の結果は以下の通りです。
広田一(民主) 137306(当選)
高野光二郎(自民) 123898
田村公平(無所属) 56977
春名直章(共産) 38998
藤島利久(無所属) 8899 でした。
最終得票者数 (高知選挙管理委員会) 西やんブログの情報より
当選した広田一氏と次点の高野光二郎氏との票差は13408票。10%以内の誤差ではありませんか。大変きわどい勝負でした。それにしてもNHKと高知放送が「広田・当確」が早かったようでした。
よほど出口調査と、独自の調査をされておられるのでしょう。その速報というか,情報には驚きです。
ということでしたが、開票所での作業を見守っていた西やん特派員によれば、「広田当確」を早々に出したNHKのスタッフはなかなか帰らず、各候補者の投票用紙の整理した山を確認して、ようやく引き上げたとのことでした。
当確を早々に出したものの「誤報」になる可能性もあったようで,ヒヤヒヤしての「見守り」であったことでしょう。
関係者のいろんな情報を付きあわせてみても、今回は期日前の投票数が多く、そちらでは高野氏が広田氏をリードしていたそうです。郡部で広田氏のリードが続いたから、NHKは「えいや」で当確をだしましたが、同時に「20代の支持は高野氏が多い」ということも番組で言っていたので、20代が多い高知市での逆転もありえたのです。
市部での投票でも安芸市や,四万十市では高野氏がトップになっていたところもあり、本当に激戦で接戦でした。
| 固定リンク
コメント