宮崎駿監督をどう評価するのが正しいのか
今週の野良犬メディアである週刊現代8月7日号。54Pには「村上春樹と並ぶ国民作家 スタジオジブリ 宮崎駿監督をどう評価するのが正しいのか」がありました。
批判記事やよいしょ記事が多い野良犬メディアですが、そのどちらでもない。
「平成に入り,円高デフレでモノが溢れ,仕事が単純化し,風景が均質化,社会全体が100円ショップの店内のようになってきた。
いわば「モノ、仕事,風景」3つの均質化の時代です。そのなかで,宮崎監督は身近なモノに執着し,道具をすごく丁寧に描き,仕事や風景も同様に細かく描く。
そうやって均質化していく社会で失われていくものを補うことで、ファンのニーズに応えていったんです。」(P65)
確かに社会的に影響力のある人の1人であるのは間違いない。
今年は「借りぐらしのアリエッイ」もヒット中。米林監督は弟子のような人。宮崎氏も69歳になり,後継者も育成しないといけない。ディズニー社も、ウォルト・ディニー亡き後も存続するしくみを構築している。ジブリはその点どうなるのか気になる。
7月は日本テレビ系の「金曜ロードショー」で,スタジオ・ジブリ作品が上映されました。「紅の豚」「おもいでぼろぼろ」「ハウルの動く城」「となりのトトロ」と4週連続でした。
評価するにしろ,批判するにしろ,一筋縄でいかないタフな人物なのでしょう。
参考ブログ記事「魔女の宅急便”絵コンテ”集
とにかく作業が細かい。絵コンテは何百ページにもなり,宮崎駿氏が1人で描いています。そのシナリオどうりに絵が描かれ、アニメになっていくようです。
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