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2010.07.04

映画「キャピタリズム~マネーは踊る」を鑑賞

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 今日は午前中は,父のお供でゴルフの打ち放し場へ。読書をしていました。午後からは自由民権会館へ行きました。「ピース・ウエーブ」というイベントをやっていて、珍しくロビー等に人がいました。

 米国の社会派の映画監督であるマイケル・ムーア氏の作品「キャピタルリズム~マネーは踊る」を鑑賞しました。

 福祉や平等という勤労者として当たり前の生活を1980年代のレーガン政権以降のアメリカは破壊し,中間層を消滅させ、1%の富裕層が社会を支配し、99%の貧困層があえ社会を「規制緩和」と「自由」で異くるめてきました。

 年金も保険もなく、医療保険も満足にないアメリカ。かけがえのない住宅を差し押さえられ,職場を解雇された医療の人達が路頭に迷うアメリカ。でも人々は「平等」や「分配」を言うことは「共産主義者」だと刷り込まれていました。

 でも現実の生活はなんの罪も起こしていない市民が,破産し,解雇され,ローン地獄から自宅を差し押さえられる事態に。警察はすべて銀行の味方。追い立てられる有様。ムーア監督はその現実を淡々と描いている。

 一方でアメリカ政府は,ゴールドマン・サックス社のような金融資本と癒着し,彼らのために法改正まで行ないとことん権利を守ろうとしました。

 ハリケーン・カトリーナが来襲することがわかり、堤防の強化を州政府が連邦政府に要請してもブッシュ政権は却下し、救援するはずの州兵をイラク戦争へ派遣する有様だ。
 
 2008年9月に嘘で固めたサブプライム・ローンは破綻。リーマン・ブラザースが破綻し金融危機が起こった。政府は失業で仕事とと自宅を失った多数の勤労者ではなく,やりたいほうだいをしてきた無能な経営者を救うために7000億円の税金をつぎ込むことを決めました。
 
 そこへきてまだまだ少数ですが、勤労者の中で意義を唱える人達をムーア監督は丁重に描いています。自宅を差し押さえられた人が周囲の人たちの支援で自宅へ戻る・警察が来ても住民パワーで押し返す。

 リストラされた勤労者が工場を占拠し、メディアの前で堂々と主張する姿は全米の勤労者に勇気を与え,議員やついには大統領まで動かしたのです。やはり勤労者は「おかしい!」と異議を唱えるべきなのです。

 映画の後半マイケル・ムーア監督は装甲トラックでウォール街へ乗り付けます。「銀行や証券会社の犯罪者共でてこい!国民にお金を返せ。トラックで回収に来たのだ!」とハンドマイクで叫びます。そして会長やCEOに合わせろと掛け合いますが誰も出てきません。でも監督はその行動を映像に残しました。
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 日本でもとくに2000年以降、アメリカ従属の新自由主義者が政権を握り、「規制緩和」「民営化」「社会保障費の2000億円削減」「医療費の削減」など、勤労者.高齢者いじめの改悪を推し進め、日本をアメリカ以上の格差社会に作り替えました。

 そして年間自殺者が3万人を超える社会になり、不安定な雇用状況が、社会凶悪犯罪を引き起こす殺伐な社会をつくりました。それはすべて自民党の新自由主義者たちです。民主党も分派はいるし、みんなの党や舛添一党も国民の生活には全然関心がないのです。

 ムーア監督は世界の人達に警鐘を鳴らしています。なかなか考えさせられる映画でした。

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