アイリスと金賢姫
南北朝鮮のスパイ機関が複雑に交錯する韓流ドラマ「アイリス」。毎回どんでんがえしの展開には荒唐無稽であるが、「さもありなん」と思わさすところもある。
しかし現実に日本で進展中の、元北朝鮮工作員金賢姫の拉致家族会との面談に,日韓両政府の配慮は超法規的措置も絡んでいる。なんの目的で、また目的は達せられたのか。
なんだか美貌の北朝鮮工作員という設定はアイリスでもあり、現実とドラマが交錯する。要するに「どっちもわからない」のである。
金賢姫の日本滞在は24日まで。拉致家族会は満足できる情報を得たのでしょうか・それもわかりません。多くは金賢姫の工作員として現役時代の23年前の情報でしょうし。
ところでこの「アイリス」というドラマ。韓国では超人気番組であるが、日本では視聴率が1桁台に低迷していて、TBSも焦っているらしい。韓国版は70分程度のドラマが,日本版では45分程度になっていて、「筋が飛んでいる」ようでなんだかわかりにくいのかもしれない。
それに朝鮮半島の南北問題には多くの日本人は関心がないようだし。歴史的背景が今ひとつなんでしょう。
「チャングムの誓い」ほどのブームにはどうやらならないようです。
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