菅首相のオウンゴールで民主党の惨敗に
かつて自民党からたんまり官房機密費をもらっていた大手新聞社やテレビ局などの「談合記者クラブ」の連中は「民主が過半数割れ」「政界再編だ」と一大キャンペーンを張りました。
一方「和子夫人」など的中率の高い在野の観測者は,早くから「民主過半数越え」(和子夫人は民主63と予報)ししていました。
それほど民主が負ける様子はないし、自民が大勝ちする要素もない.。そう私も思い、なんだかんだいっても58議席は民主党は獲得するだろうと思っていましたが、さにあらず。歴史的な大敗をしてしまいました。
和子夫人の予想はだいたい当たるのですが,今回はなぜか大外れでした。それほど消費税にはブーイングなのです。デフレ対策も十分ではないし,景気も悪いし,タイミングは最悪でした。
原因は菅ー枝野氏のツートップの大ミス、オウンゴールです。生煮えの消費税問題を、なぜ党内論議も国会論議もしないまま持ち出しスピーチしたのか。大馬鹿者としか言いようがありませんね。
消費税がアップされたら、景気が今より悪くなるに決まっています。国民は拒否反応を示したのです。それが最後
までわからなかった菅首相のピントのずれですね。今から残りのお遍路をして庶民大衆の声を聞くべきでしょう。本当にまともな政治家はいないのかと思いますね。勝てる選挙で大敗したのですからね。
高知は「世の流れと逆」の県民性を発揮しました。自民党支持者の分裂にも助けられましたが、広田一氏が高野光二郎氏を小差で振りきりまいた。逆風の中当選しましたから。
共産党の春名なおあき氏は,共産党のノルマの5万票を大きく割り込みました。こちらもは深刻です。
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