谷垣 禎一自民党総裁が来高
商店街への配達は分量が少ない場合は,自転車で。午後4時から高知市中央公園に,自民党総裁の谷垣禎一氏が地元候補者支援のために高知市中央公園北口に来られたので,見学に行きました。
地元候補者は郡部へ遊説に出て「すれ違い」状態ですが、自民党総裁自ら来るというのは、力が入っている証拠であり、高知が重点選挙区なのでしょう。
選挙関係の知り合いに会いました。大石しゅう県議(民主党)と西森潮三県議(民主)の2ショットです.仲良く見学されていました。
「皆さん昨年は私のために力を貸していただき,逆転しました。その力を今度は高野光二郎さんのためにお貸しください」と言われていました。
谷垣禎一氏と言えば、ちょうど10年ほど前の「加藤の乱」の時に、涙を流してボスの加藤紘一氏をなだめ,励ましていた人物ではなかったでしょうか。なんか記憶がありますね。
当時中学生だった下の子供もテレビ中継に見入っていましたから。政治に青少年が興味をもつなんて考えられない時代だとこちらは思っていただけに驚きでした。
そうした関係でテレビで「なんとなく知っている人」でしたが、ライブで実際に見ました。
「皆さん民主党が担当した政権10ヶ月はどうでしたか?民主党は家計が大事だと言って、子ども手当,高校授業料無償化をしました。それも大事でしょうが,もっと大事なのは企業を元気にして雇用を増やす政策をしないといけないが、それがありません。」
「菅さんは最小不幸社会なんてことを言われていますが、これではヤル気が起こりません。内需の拡大だけでは景気も雇用も拡大しません。外国市場も開拓しないと。
日本は原子力や新幹線など世界水準の技術があります。それをどんどん売り込まないといけない。それには政治がしっかりしないといけないのです。」
「今回の参議院選挙高知県連は公募をし、応募された高野光二郎さんが確定しました。ちゃんとした手続きをされておられたので、党本部も公認し、今日私が応援にきたのです。自民党も世代交代して変化しているのです。」
「高知県は8の字高速道路も必要です。農地の改良も必要です。地域の医療と教育も充実させないといけません。それには自民党が伸びないとできないのです。
民主党政権ふらふらしていませんか。普天間基地問題では国際的な信用をなくしました。税収が37兆円しかないので44兆円も国債を発行しました。民主党は昨年の総選挙でのマニフェストで無駄を削れば増税の必要なしに財政再建は可能だ。と言いました。
でもそれはできなかったのでした。菅さんが最近になって消費税の議論をしようと言っていますが、民主党の消費税論議と,自民党の消費税論議は違うのです。民主党は政策失敗のしりぬぐい消費税なのです。」
さすがに財務・金融のエキスパートを自認するだけのことはあります。抜け目はないですが、テレビでの印象どうり「インパクト」はあまり感じません。
午後4時の時間帯からの演説会ですが、野党とは言え党総裁が来るという割には、聴衆は200人程度と寂しい。厳しい暑さで高齢者が来られなかった事情も差し引かねばならないとは思いますが。
司会者の高知市議が「先行している候補者の背中に手をかけ、まもなく追い抜こうとしています。と絶叫していました。
候補者本人がいませんでしたが,代わりに奥さんが登場しマイクを持ちました。
「みなさんうちの主人懸命に高知のために頑張っています。あと1歩です。どうかお力を貸してください。」と言われました。けなげな人であると思います。
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