« 道路を”ごみ箱”とする心ない人達 | トップページ | サッカー音痴の菅首相こそ民主大敗の原因 »

2010.07.13

ようやくW杯が終わりました!

Wcpspn_r_2


 華麗なパスワークのサッカーのスペインが優勝して、ワールドカップは閉幕しました。6月11日の開幕戦である「南アフリカーメキシコ」戦から、放映される可能な限りのTV放映で試合を見ました。

 一次リーグの頃では,ごご8時半開始の試合、午後11時開始の試合、翌朝午前3時半開始の試合もありました。

 わたしは大体が朝方の生活。午後は10時過ぎには就寝し、翌朝は5時前に起床します。ワールドカップ期間中はこの睡眠リズムが乱れ,寝不足で大いに苦しみました。徹夜状態で観戦し,炎天下の夜須の海で「海体験」(ヨットなど)のサポートもしていましたから,体がきつかったことでした。

 印象に残った試合はいくつかありました。(日本戦をのぞきます。)

 開幕戦の「南アフリカーメキシコ」戦は、異様な雰囲気の中でよくもメキシコは同点にしたと思います。強いと思いました。

 隣国韓国の奮闘もありました。2004年のユーロ優勝国のギリシャに完勝しました。そうかと思えばアルゼンチンに、1-4の大敗しました。ナイジェリアには2-2に引き分けでベスト16へ進出しました。

 アメリカーイングランドはあろうことかイングランドのGKが、シュートを止めていながら後ろへそらして同点。この引き分けがイングランドに最後まで響きました。

 ドイツがオーストラリアに4-0と」完勝した試合は放映がなかったようでした。そのドイツが、セルビアに0-1で負けるとは。出足の良い左右のサイドバックをセルビアは封じ込め,中盤のパス回してドイツを自由にさせませんでした。それは凄い戦術。
 
 何と言いましても,日本と同様に最弱と言われていたニュージーランド。前回の覇者イタリア相手に先取点決め引き分けたことも凄いと思いました。身体能力がある国の選手は違います。ニュージーランドの右サイドの選手はラグビーのステップのようなドリブルをしていました。高さにイタリアも最後までてこずっていました。

 北朝鮮の奮闘もありました。ブラジルとの試合は,後半からしか見ませんでしたが、終了間際に鄭大世が起点になり,1点入れています。ポルトガルやコートジボアール相手には大敗しましたが、国際経験がないだけでした。

 スペインが初戦でスイスに負けた試合も凄かった。スイスの「ガチンコ」守備が凄い。華麗にパス回しをするもゴールが割れない。前線へのロングボールがスペイン守備陣を混乱させ,スイスが先取点.まもりきりました。

 決勝トーナメントでは韓国はウルグアイの上手さとずるさにやられました。ボールさばきと前線のFWの決定力がアジアの選手とは違います。

 アルゼンチンーメキシコ戦は、「高レベル」の技量の試合。個人技が優れています。アルゼンチンが1枚上手でした。

 アメリカーガーナは眠くてほとんど寝ていましたが、ガーナが1発で決めたゴールは凄かったです。

 何と言ってもドイツは強い。イングランド相手に4-1。疑惑のゴールは見ました,後半から見ましたが,速さでイングランドを圧倒していました。その勢いでベスト8でアルゼンチンを4-0でKOしました。

 ドイツの組織的な守備の網にアルゼンチンの個人技は絡み取られ、前線と守備が分断され、高速カウンター攻撃に餌食になってしまいました。

 ブラジルーチリの試合も果敢にチリがブラジルゴールに迫りますが、お互い手の内を知り尽くしているのでブラジルに分がありました。

 スペインは決勝トーナメント以降では、1-0のスコア,ベスト16で隣国ポルトガルと、ベスト8の試合は両方共苦労し,辛勝しました。

 準決勝のドイツ戦は圧巻。スコアこそ1-0でしたが,本来のパス回しが機能し,ドイツにサッカーをさせませんでした。

 一方オランダもブラジルになんと逆転勝ち。前半早々にブラジルに先取点を取られて「終わり」と思いきや,サイドを崩して、セットプレーから逆転しました。ブラジルは動揺「リードされた展開がないので選手に対応のしようがない)し退場者まで出て完敗しました。

 ウルグアイはしぶとくPK線でガーナを破り準決勝へ。守備のチームと思いましたがオランダには、2-3の惜敗でした。3人のFWのキープ力と決定力が凄い。

 そして決勝は延長に縺れ込み、スペインが初優勝しました。とにかく華麗なパスワークのサッカーが世界制覇しました。とても良いことです。

 スペインのサッカーはFC・バロセロナのサッカーです。「キャプテン翼」の大空翼はFC・バロセロナのMFで10番を背負う活躍をしています。それは漫画の世界ですが、日本人選手でもスペイン・リーグで活躍する選手が輩出していただきたいものです。

 ワールドカップ期間中は、空いているかつての子供部屋こもって観戦していました。それだけ無理して見る価値はありました。「サッカーは筋書きのないドラマ」であり、真剣勝負や選手の懸命さが観戦するものに伝わるからです。

 4年に1度の祭典は終わりました。治安が不安と言われていた南アフリカですが,見事にやりきりました。良い大会でした。

 次回の2014年大会はブラシルです。優勝が義務付けられるブラジル代表監督は誰になるのでしょうか?今回大会で惨敗したアルゼンチン。健闘したウルグアイ。次回大会も見ものです。

 可能なら現地でサンバを踊りながらスタジアムで観戦したいものです。

|

« 道路を”ごみ箱”とする心ない人達 | トップページ | サッカー音痴の菅首相こそ民主大敗の原因 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ようやくW杯が終わりました!:

« 道路を”ごみ箱”とする心ない人達 | トップページ | サッカー音痴の菅首相こそ民主大敗の原因 »