良かった手結の盆踊りと水中花火
せっかく手結の盆踊りもあるし、水中花火も見たことはないから見ていくかと、バーベキューで満腹になってからそう思うようになりました。それでYASU海の駅クラブから、会場のヤ・シィパークへ行きました。
とにかく夜須では見たことのない人ごみ。ヤッシー・パーク内の道路の両側には屋台が林立。物凄い人ごみに。人にぶつかり、ぶつかりしながら、ヤ・シィパークの手結盆踊り会場へ辿りつきました。手結の盆踊りを見るのはおそらく10年ぶり。会場がヤ・シィパークへ写ってからは始めてでした。
写真を撮影しましたが、いつものデジカメではなく、うっかりサブのカメラを持参。操作に慣れていないためと、明るさがたりないので、きれいに撮れていませんでした。とても残念です。
会場へ着きましたら、手結盆踊り保存会会長の丸岡克典さんが檀上に立ち(お囃子の人がおられる席で)観客に挨拶をされました。
「手結の盆踊りは、由来は鎌倉時代からの念仏踊りです。江戸時代の初期、二代目山内忠義土佐藩主の家老の中兼山の命令で手結に掘割で港がつくられました。
当時の土佐藩は政情不安定で、民衆が祭りで集まると一揆の可能性があるので禁止されていました。手結の人達は、港湾工事の犠牲者を伴うという名目で、うら盆の時に、盆踊りを踊ることが許されました。それから400年あまりになります。
どうかみなさん盆踊りにこめられた先祖の想いを感じ取ってください。」と言われました。
手結の盆踊りの特長は、独特の手の動きです。「手招き」という動きがありますが、両手をフルに使って、踊り手は表現します。よく見ると子供と、大人、また各人それぞれ手の動きが微妙に違いますが、大事なのは一連の体の動きだそうです。
「リズムだけで踊るよさこいとは異なる踊り。深みがあります。今年は夜須出身者でフランスにいる人が、バカンスを利用して夜須に帰省し、猛特訓して舞台で踊っていました。(舞台は特別踊りの上手な人達が踊ります。皆子供のときから踊っています。丸岡さんもその1人です。)」と丸岡克典さんに花火が終わった後に話を聞きました。
YASU海の駅クラブ事務所2階で花火をみました。よく見れました。写真はきれいに撮れませんでした。
海の中で花火が炸裂する水中花火は独特。今年は九州の花火師だったらしく花火のメニューが変わったとか。号数も打ち上げ数も予算も高知市の花火に比べたら小規模ですが、背景が海で暗いので、臨場感があり、小さな号数の花火でもよく見れて、迫力がありました。
ものすごい人でしたので、すぐには出れないと思い地元の人達とおしゃべりをしていました。皆アルコールでいい気分の人ばかりでしたが、こちらは一滴も飲めないので予め用意したノン・アルコールビールでお付き合いをして時間つぶししました。
結局夜須を出たのが午後の11時15分(花火は9時半に終わりましたが)、自宅へ着いたのはは12時前でした。
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