大変な高知の求職事情
先日今年の3月に建設会社を定年退職された知人にぱったり会いました。なんでも職業訓練の「授業」があり、ワードやエクセルを1日6時間、週5日間、3ヶ月間はやるのだという。しかし求職しても職にはありつけないと知人は言う。
「高知には2・4万人の失業者(求職者)がおる。有効求人倍率はパートも入れて0・4だ。我々団塊の世代は職なんかにつくことがおこがましい。なぜなら20代、30代の女性たちに職がなく、ハローワークが一杯になってるから。」
実に深刻な事態ではありませんか。
「大河ドラマ龍馬伝効果」で観光方面はやや明るい兆しがありました。しかし高知県の主要産業である建設業と医療業界は不況でリストラ中。県人口の半数が2つの業界に関わっています。商業関係も1部の郊外型大型店を除けば、(それすら)今や売上は「右肩下がり」の状態です。
公共予算も増加の気配もない。製造業も少しだけ明るいが、全般的には低調です。造船の仕事もそろそろなくなりそうです。明るいことはなにもない高知。
どうすりゃええんや!わからん。新卒の高校生。大学生、専門学校生たちの職も高知には少ない限り、ますます若者が減少します。事態は深刻であるとあらためて思いました。
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