”龍馬効果”も終焉の高知県
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響で、高知県への入り込み観光客が大きく伸びたようです。
しかしホテル関係者に聞きますと、「8月に入ってからは例年並み。」であるとか。
ドラマの舞台が武市半平太が切腹して、土佐から長崎になったからでしょう。長崎は大賑わいであるそうです。そりゃそうでしょう。亀山社中にグラバー邸。龍馬が坂本龍馬になった舞台が長崎でもあるからです。
なにやらローカルニュースでは、来年もまた龍馬にあやかりすがるということで、高知はなんぞイベントをするそうです。県民の税金で。あやかりとすがるばかりで、高知県民が1番いけないのは、「竜馬の精神」を全く学ぼうとしないところでしょうか。全然関心がないことです。
権威や行政の補助金なぞ坂本奨馬はあてにはせんかったでしょう。でも高知で竜馬にあやかる人達は、権威や行政の補助金でなんとか竜馬ブームの継続をと言っているにすぎません。
2億円の税金をかけ、県が高知駅前に建築した「見世物小屋」。40万人も来たとか大騒ぎをしていますが、ヤ・シィパークは既に今年は50万人を超えているようです。
龍馬ドラマが終わっても、また龍馬。
「おまんらエエ加減にせんかよ」と天国の坂本龍馬は言うことでしょう。
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