危険物取扱者保安講習会に行きました
3年に1度の「危険物取扱者保安講習会」へいきました。いつもの高知県庁正庁ホールは、耐震補強工事のため近くの人権啓発センター大ホールで開催されました。一般危険物取扱所(ガソリンスタンド以外の事業所)の関係舎125人が今日の講習会には来ていました。
3年に1度の辛い時間でした。講師の消防関係者が若手になってので、少しは聴きやすくはなりましたが・・・
大事なことですがなんとも辛い、どんよりした時間です。
教本の「危険物の保安管理(一般編。財団法人危険物安全協会)を使用して講師は節米します。写真は教本の22P「エチレンプラントで発生した火事」の様子です。
教本P261は地震による火災や事故の事例。上の写真は十勝沖地震により発生した製油所タンクの火事です。下は新潟中越沖地震で倒壊した防火壁です。
危険物保安講習会は3年に1度の義務講習。受講料は1人4700円を危険物安全協会へ支払わないといけない。ということはこの教本は受講者全員が結果的に購入するので、「隠れたベストセラー」ではないかと思います。
政府の「事業仕分け」で、運転免許の書き換え講習に使用する交通安全協会の体質が問題になりました。あの教本もカラー刷りで立派なもの。それこそ大ベストセラーです。こうした「義務講習会」は特殊法人が管理していて独占なので、利益は相当なものです。税務当局はこうした法人から徴税すべきでしょうに。
講演の中でセルフのガソリンスタンドが話題になりました。ガソリンは危険物。必ず危険物取扱者が立ち会わなければいけない。セルフの場合は監視カメラで危険物取扱者が見ていて、安全であれば始めて、給油出来る方式。
しかし24時間営業のセルフなどは、自動化していて監視員がいない事例もあったという。それは法令違反であるそうです。必ず見張っていないといけないとのことでした。
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