まだまだの小中学校の耐震化率
現在日本の小中学校の耐震化率は全国平均で73%程度。未だに27%(3割)の学校は耐震化工事が完成していません。
小中学校の耐震化率73・3% 過去最高、文科省調査(47nwes)
2年前の中国四川大地震で多数の学校が倒壊。授業中の多数の学童と生徒が犠牲になりました。あの地震後に日本でも学校の耐震化工事に国側が補助割合を増やしていました。それでも100%ではありません。
昔学生時代には地震が襲来すれば、すぐに机の下に移動し、天井からの落下物から頭を守り,地震が収まるまでそこで待機する訓練を受けたことがありました。でもそれはあくまで校舎が地震に耐えられることが前提でした。
校舎ごと倒壊すれば、いくら机に隠れても無駄なのです。校舎に耐震性がなければ防災避難訓練すらできないのです。
一般家屋や共同住宅の耐震化工事はほとんど手がつけられていません。
不必要な高知県庁の耐震化工事より、小中学校の耐震化工事を優先すべきです。
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