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2010.08.28

コンビニとマックとスタバのない街は素晴らしい

 全国チェーンというか、世界チェーンというのか、食品を安価な値段で提供するコンビニエンスストアと、マクドナルド、スターバックスの店舗のない街は素晴らしいと最近思うようになりました。

 つまり田舎町であるということです。逆にいうとコンビニとマックとスタバが目に付く街というのは、個性がなく、「コピー貼りつけ」した安直な軽々しい街のように思えます。

 価格が安いということは、資材を世界中から安く買い叩いて購入しているし、店舗も徹底して合理化して、店員の給与は低く、身分も不安定.常に補充がきく体制。

 何年勤務しても身分は安定せず、逆に正社員になれば残業手当がつかず、過労死に追い込まれる労働現場のようです。1昔前に裁判もありました。ひどい労働現場のようですね。

 だいたいコンビニとマックとスタバの店舗があったところで、地元からは全く何も仕入れない。地元の卸売市場は、コンビニが1店舗できると年間1億円程度売上が減少すると言われています。つまり地元にはなんのメリットはない。

 雇用効果はせいぜいパート従業員の採用程度。給与は低く、身分は不安定です。

 若い人達はコンビニとマックとスタバの店舗があったら「安心感」があると思い込んでいる人が多いやに思えます。

 しかし仕入れも格安で世界中から買い叩く。流通経費も格安。従業員の待遇も決して良くない。地元からものは全くといいほど仕入れない。いわば「貧困ビジネス」を世界中で展開している「帝国主義的企業」ではないかと思う。

 勤労大衆を食い物にし、勤労大衆の健康も脅かす、ジャンク・フードを販売して莫大な利益を上げている。医療費の増大があるとすれば、こうした「帝国主義的企業」からがさっと徴税すべきでしょう。

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