韓国併合100年での韓国メディアのコメント
今年は日本が韓国を併合して100年になるようです。
韓国の日本語表記の新聞中央日報では、コラムで「国恥100年、もう「日本のせい」はやめよう」という論調でした。
コラム】国恥100年、もう「日本のせい」はやめよう(中央日報)
いつまでも日本のせいだ.日本の植民地支配はけしからん。と言っても始まらないのです。そのことを主張しています。最近の経済と文化の目覚しい発展で自信が出てきた証でしょう。
日本とて幕末の時期に、「薩長同盟」という奇跡がなければ、欧米列強に侵略され、フランスや英国の植民地になっていた可能性があります。
奇跡的に植民地支配をまぬがれた日本。欧米の植民地支配からアジア諸国を開放されるための国策ではなく、欧米諸国に見習って日本は帝国主義的な侵略をし続けたことが、1945年の敗戦につながることになります。
韓国では近代化の始まりが、日本による植民地支配でありました。中国ではアヘン戦争がそうでした。知識人層が弟分である日本に侵略された恨みから反日的な言動を繰り返してきました。
しかし中央日報のコラムを読みますと、当時の朝鮮王朝の幹部の腐敗堕落ぶりがに記述されています。国は貧しく荒れ果てていたにもかかわらず、国難に立ち向かう訳でなく、権力抗争ばかりしていました。
コラムから引用します。
「 過去100年間、私たちの視点は外への怨望が優勢だった。 帝国主義が騒擾していた世界史的な立場から見ると、弱小国の朝鮮は植民地になるしかない運命だったのかもしれない。 朝鮮も独立を保全するために、どの強大国に頼るべきかだけが関心だった。
しかし朝鮮の崩壊原因は内部にもある。 前の部分で見たように、執権層が無能であるうえ、国のことを後回しにした。 この100年間、私たちは日本のせいにばかりしてきた。 では、私たちに過ちはなかったのか?
私たちの過ちは伏せて人のせいにするのは正しいのか? これは高宗が内部の力を合わせようとせず、強大国に頼ろうとした考えと何が違うのか?」(引用終り)
100年経過し現在の北朝鮮。国内の状態は悲惨。にもかかわらず強権的な政治を行ない、国民不在。同じことではないかと指摘しています。
引用します。
「 最近、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)は満州の抗日遺跡地を訪れた。 抗日武装闘争は南北双方の自慢だ。 安重根(アン・ジュングン)がそうであり、金佐鎮(キム・ジュァジン)将軍がそうだ。
しかし100年が過ぎても北朝鮮は抗日闘争の意識の中に浸っているようだ。 そしてその延長線で反米を叫んでいる。 北朝鮮が貧しいのは米国帝国主義のせいなのか? 北朝鮮は事実上、国家として存在する意味を喪失した。 国家の機能はまひし、国民は飢えている。 権力の周辺だけが強制力で持ちこたえている。
国家は消滅段階にきているが紙屑のような勲章を付けて傲慢にふるまう人たちの姿は、1910年の朝鮮の大臣と同じではないのか? 北朝鮮はなぜ内部の問題を見ようとしないのか? 2世を越えて3世の世襲を認めてもうために中国指導者に謁見したという。 主体思想を前面に出しながら「民族」を口癖のようにして生きている人たちがすることではない。 恥ずかしくないのか? 」ー引用終わり
ようやく日韓両国で「歴史を見直す」機運が出てきたと思いますね。中国も含め、日中韓3国で連携しないといけないと思いますね。
そのアジアの共同体ができる「恐怖」をアメリカは持っている。ことごとく「反日」をちらつかせて妨害することでしょう。
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