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2010.09.20

やはり大東亜共栄圏ぜよ

 「大東亜共栄圏」なんて言いますと、お前さんはいつからファシストに転向したのかと言われそうです。さにあらず。平和的、経済的な意味合いです。

 アメリカと欧州の経済と社会は没落気味です。それにとって変わるのはアジア経済圏であることは間違いありません。

 しかしアジアは欧州以上に難しい。

1)中国の経済発展は著しいが、民主化されておらず、強権国家のまま富国強兵されたら、周辺諸国はたまったものではない。

2)北朝鮮の存在。強権国家中国は、自由社会との「緩衝地帯」としてのみ北朝鮮を利用している。米に対する外交カードとして活用している。

3)強権国家ロシアの存在。日本とは北方領土問題とシベリア抑留問題が未解決。


4)韓国との問題。本来は両国は「大東亜共栄圏」の核にならないといけないはず。
  必要以上の被害者意識と反日感情、竹島の不法占拠を行っている以上は難しい。

5)アメリカは大東亜共栄圏には反対している。事あるごとに「反日」を炊きつけ、日本と韓国・中国とが対立するようにしむけている。


6)インドネシア、ベトナム、マレーシア、台湾、シンガポール、タイ、インドなどとは上手く交流できると思います。

 大東亜共栄圏は、経済交流の共同体。相互互恵の精神で、エリア全体で経済発展が出来ないものでしょうか。そう思います。

 第2次大戦当時の「大東亜共栄圏」は、構想が稚拙で、日本帝国優先主義という矮小なものにすぎませんでした。

 
 1)から5)までの困難な要素があります。

 軍事力に頼らず経済交流と文化交流で互恵関係が構築できれば,不可能な話ではありません。

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