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2010.09.03

政治と金の問題の解決策は?

Sinbun903_r


 今朝の地元紙長官の1面は、民主党代表選挙の様子のレポート記事だ。

 相変わらず「政治と金」の問題で小沢一郎氏に焦点が当てられている。ただ1人小沢一郎氏だけの問題に「するかえているのではなか」と懸念する。

 政治活動には費用がかかる。チラシの費用。避暑の人件費.事務所の賃貸料。ではそれをどこの誰が支払うのか?企業や団体献金がいけないというのであれば、等しく国民が負担すべきであるが、1人当りどの程度の政治献金が妥当なのか。そうした議論には今のところ絶対になりそうにない。

 ある調査でネット献金をするかどうかと尋ねたら,9割近くの人が関心がなく、しないと言うではないか。これでは政治家は政治資金をどのようにして「クリーン」に調達すれば良いのでしょうか?

 「官房機密費」でたんまりお金をもらいまくっているという談合記者クラブのマスコミの政治記者や、政治評論家共に、「政治と金」のありかたをきちんと説明してもらいたいものです。官房機密費は,国民の税金だからです。

 いつまでたっても国民が個人献金をしなくて、企業や藤堂組合、特定宗教団体の政治献金で政治資金がまかなわれる状態を許容している限りは、政治がクリーンになるはずはありません。

 「お金も労力も提供する」「政治には口出しをする」という国民が増加しないかぎり、日本の政治は未来永劫かわらないでしょう。

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