大荒れのセーリング
9月23日はお天気が安定せず、前線の通過が予想され、昼から強風になるとの予報でした。ヨット2回目のTさんとのツインでのセーリングでしたので、慎重に対応することにしました。
いつもより早く高知大学ヨット部がぎ装し、出艇していきました。下手な私たちはそれを参考に後から出艇しました。写真のジブセールがぼろぼろになるほどの強風になるとは、この時点では誰も予想できませんでした。
海は穏やかで、程よい風がありました。波がなく、初めて1人でセーリングするTさんも緊張気味に海へ出ました。赤岡まで、シーホッパー2艇でのツーリング・セーリング。途中ジャイブするとわたしのメインシートの結び目が
外れるトラブル。完全にわたしの落ち度です。恥ずかしい。幸い追い風だったので、ヤッシー・パークへ入り、そこで直す。
ヤッシー・パークを回って2人で着艇しました。西のほうに黒い不気味な雲が急に現れました。これは強風が吹く予兆ではないかと思い、もっとセーリングしたかったのですが、あきらめ着艇したのでした。
トレーラーにヨットを引き上げ、ぎ装を解除しようとした時から、物凄い強風に。それが止みません。良かったなとTさんと胸をなでおろしました。
ぎ装を解除し、水洗いも終わり海を見ると赤岡沖で高知大学ヨットが苦労している様子でした。レスキューにYASU海の駅クラブの井土さんがゴムボートで出て行きました。
しばらくして高知大学のヨットが2艇えい航されて戻ってきました。驚くことに、470艇のジブセールが破れぼろぼろに。陸揚げするのにトレーラーを持って行き、学生たちに聞きますと、「強風で沈の連続。メインセールをおろしたがコントロールできなかった。」とのこと。
出艇した2艇ともジブセールがぼろぼろに。幸い学生たちに怪我がありませんでした。予想を上回る強風にとまどったようです。
午後から出艇されたOさんも自力で戻れない状態でレスキュー。セーリングは昼過ぎで打ち切りましたが、ヨット3艇の引き上げでくたくたになりました。
久しぶりに「天気を読む力」が役に立ちました。危険予知能力でしょうか。ヨットに関しては臆病で下手なゆえに、空と海を必死で見つめていた成果がありました。あの風が自分の艇のぎ装が外れたときに来て、同時に、ヨット2回目のTさんとのセーリングの最中に襲来していたら、2人とも無事にかえれたかどうかわかりませんでした。
長時間高知大学ヨット部は反省会をハーバーで行っていました。緊張したセーリングになるので海の上での写真はありません。
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