追求の甘い談合記者クラブ・マスコミ
9月2日は事務所で内勤をしていました。NHKで日本記者クラブで開催されました「民主党代表候補公開討論会」を中継していましたので、作業をしながら聞いておりました。
第1部は菅氏、小沢氏両氏が,お互いに聞きたいことを聞く形式でのバトル。第2部は選抜された記者が,2名の民主党候補者に質問する形式。2時間枠でしたが、昨日の民主党本部での共同記者会見と内容はさほどかわらない。
聞き耳をたてるような鋭い記者のつっこみ質問もありませんでした。やはり日本のマスコミは記者クラブ制度という世界に類がない「談合制度」のなかで、切磋琢磨していないからでしょう。枝葉末節なことばかりの質問でつまらないこと。
ありきたりの「政治と金」の問題の質問もひねりも新たな情報提示もない。自分の足腰で汗を流して取材しているのだろうか?冷房の効いた官庁のあてがわれた部屋で家賃もろくに支払わず、横並びの談合記事を書いているのではないのか?
あるいは自民党時代には、たんまりと「官房機密費」で接待漬けにされ、現金の給付も受けていたのではないのか。そのあたりの質問は出ませんでしたが、やはりなと思いますね。
「市民のレベル以上のリーダーは出ない.」といいます。談合記者クラブ・マスコミ記者のレベルでは政治家が育つわけではありません。
談合記者クラブの人達が「国民の代表」でもなんでもないことは、市井の国民は皆よく知っているのですから。
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