大衆に迎合した菅直人氏
今回の民主党代表選挙。菅直人氏には政策と言うものがなかった。「雇用」問題を言ってはいたが、軽く、具体性のない言動ばかりでした。
小沢一郎氏は具体的な政策を言っていた。「積極財政を行う」「景気対策が1番」「そのためには地方へひもつきなき交付金を出す」「ひも付きでなければ交付金の額も減らせ、国も地方も立ち行く」。本気の政治主導の予算編成を訴えていた。
菅直人を支持した民主党員に申し上げたい。具体論なき大衆迎合に走った罪は深いぞ。「小沢が嫌い」「政治と金の問題が大事」と感情に流された。マスコミのつくりあげた「世論」に迎合し、屈服した。実に情けないとしか思えない。
菅直人は7月の参議院選挙で不用意な発言を繰り返し、国民からレットカードを突きつけられた首相である。その男を代表に選ぶとは。民主党も情けない。
次の選挙では菅直人氏を今回支持した政治家は絶対に支持しないことにしよう。あまりに大衆迎合主義者だから。やるべき政策がない迎合主義では難局は乗り切れないからです。
アメリカと談合記者クラブマスコミがにんまりしています。結果的に自民党時代となにも変わらない民主党政権を選択することになったからです。早晩破綻するでしょう。
そのとき小沢一郎氏が生きているかどうかはわかりません。民主党もどうなっているのかわかりません。
政策不在の「反小沢」選挙に突っ走った民主党は大きなつけを払うことになるでしょう。将来。
菅直人氏が迎合した大衆は、談合記者クラブが捏造した大衆に過ぎない。そのことを肝に銘じるべきでしょう。
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