掲載された投稿と”没”の投稿
(高知新聞10月15日朝刊30面に掲載された南海地震後の高知市の浸水地域)
どうしても画面が不鮮明です。近いうちに原本のコピーをを高知県庁をいただけるのであればもらってきます。
先日の個人ブログでは「”没”になった高知新聞声・ひろばの投稿文」という記事を書いていました。
「没」になるのはいつものことなので、それほど気にはしません。しかし今朝の高知新聞には、県立図書館と高知市民図書館の「合築」による検討委員会の様子が詳細に掲載されていました。
さして「緊急性のない」公共事業ですが、まるで「事業ありき」の県庁と市役所の姿勢です。呆れ果てます。
”没”になった投稿文章とさして内容は変化していませんが、今回は「何故か」掲載されました。審査基準がわかりません。たぶん「ブログなどに投稿していなかった。」「高知県庁・知事を厳しく批判しなかった」からなのでしょう。
今日(10月17日)に掲載されました。
安全はすべてに優先する
15日の本紙朝刊30面は「南海地震高知市の長期浸水「被害予測 これが「詳細版」とした、高知市の浸水予想図が表示されています。
高知県庁作成の「浸水予想図」の拡大版、新聞社独自の予想図の作成でした。わたしの住んでいる二葉町は2~5メールの水没地域です。地震が来れば海底に沈む地域です。
高知市議会も、高知県議会も「県・市図書館を合築する」だの「新しい歴史博物館を建築する」「ポスト龍馬博の会場建築」「高知市営球場の夜間施設」など、公共事業優先の大盤振る舞い。
知事も、市長も県議も市議も来年が改選期なので、
「一緒に業績」を上げたい、「ハコモノ」をこしらえたいのでしょう。
しかし「安全性を無視したまちづくり」は空しいもの。高知市中心部は「豆腐の上に建っている」(軟弱地盤で低地)という絶対的な真実を無視したまちづくり、都市建設は危険です。
次の南海地震の襲来は「カウントダウン」されています。貴重な財源を「緊急性のない」公共財建築に使用していいのか。浸水予想地域の住民の安全対策(浸水時の避難場所)などに投資するべきではないのか。来年改選の知事、市長、県・市議の皆さんも冷静に考えていただきたい。
昭和の南海地震では下知・潮江地域は殆どが田畑でした。それは今や市街地になっています。地盤が耐震地盤になったわけでも、海抜が5メートル以上になったわけでもありません。
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