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2010.10.07

民主党は人材がいないのか?

 9月に党代表を戦った小沢一郎氏が、「検察審査会」という正体不明の会合の結論で「強制起訴」されました。これをめぐり、民主党内部では小沢氏への「離党勧告」を口にする議員もいるようです。

 野党各党は補正予算審議の「取引条件」に、「小沢氏の国会招聘」を要求しているようです。政治的駆け引きが具体化しています。

 「正義の味方」であったはずの検察特捜部が、「でっちあげのええかげん部署」であったことが、最近露呈したこともあり、談合記者クラブマスコミは騒いでいます。

 中国政府に対して日本の固有の領土が国際的にも歴史的にも認められている沖縄尖閣諸島問題では、菅ー仙石内閣は、中国に対して実に卑屈で情けない対応をし、多数の国民に失意を与えました。まず検証されるべきはこの「売国奴内閣」の問題であるはずです。

 この時期に「小沢問題」と「検察問題」が沸き起こると言う事は、尖閣問題隠しとしか思えません。マスコミは国益の損害、中国政府の侵略活動、謀略宣伝活動を検証し、批判もしません。実に「腰抜けマスコミ」でありましょうか。

 無能な菅直人氏。「政治と金」問題で、強制起訴された小沢一郎氏。どちらのリーダーも国難に立ち向かうべきリーダーとは言えませんね。

 今頃自民党の安部晋三氏や、麻生太郎氏が「吠えて」おりますが、事態は現在の菅内閣と変わったことはなかったと思います。自民党も人材がいません。いないから昨年の総選挙で大敗しました。

 幕末維新期は、坂本龍馬をはじめ、庶民大衆から草莽の義士が多数出現し、国難に対峙し、大きな内乱になることなく、植民地にならずに近代化に成功しました。

 現在の日本も国難そのもの。隣国強権国家中国の侵略体質が明らかになった。尖閣諸島どころか沖縄を植民地化しようとしているのは明白ではないか。

 ロシアも二次大戦末期の不法な軍事行動を正当化し、中国と連携しようとしている有様。その2国の支援を受け、北朝鮮が跳ね上がっている。

 幕末維新期より現在が難しいのは、沖縄が米国に軍事占領されている状態であることです。在日米軍は日本を防衛するために居座っているわけではなく、米国の国益のためだけに居座っている。

 日本は専守防衛するだけの軍事力すら持っているようにはないようです。軍事バランスがとれていないようにも思いますね。そのあたりの議論は「空洞化」しているようです。・

 冷静に右翼も左翼もきちんと軍事論議をしないと駄目です。

 民主党に人材はいそうにない。自民党も同じ。今の国政勢力とは全く関係のないところから次世代のリーダーたちが現れ、国難に立ち向かうことが出来るのだろうか?それが問われる時代です。

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