« 欧米経済は大丈夫なのか? | トップページ | WAYNO(ウェイノ)コンサートを鑑賞 »

2010.10.27

日本を敵視する中国は大損するだろう

 いくら中国共産党独裁政権の「ガス抜き」「官製デモ」とわかっていても、連日報道される中国地方都市での「反日デモ」の様子を見ているとだんだん不愉快になり、腹が立ってくる。

 政治的な活動の自由のない中国。言論・出版の自由のない中国。せっかく中国初のノーベル賞を民主活動家劉暁波氏が受賞したというのに、監獄から開放しないばかりか、一切国内で報道しないし、国民にも一切伝えない。インターネットの受賞をたたえる書き込みをすべて削除する有様。

 反日運動で街頭へ繰り出し、日本国旗を侮辱し、焼き払っても警察官は群集を逮捕しない。日本企業の店舗や、会社が襲撃され窓ガラスが割られても、逮捕者がいないようです。警備の警察官は笑いながら傍観しています。

 そもそも今回の「反日運動」の「原因」は、1990年からの独裁者江沢民によります。1989年の青年学生の民主化運動を力で押さえ込んだ中国共産党。鄧小平など革命第1世代のカリスマ性が皆無の江沢民は、日本を敵性国家とみなし、学校教育で徹底した反日教育をしたようですね。その反日教育世代の若者たちが、「情報統制され」「ガス抜きで」街頭で日本企業を襲い反日行動をしています。

 1930年代の日本帝国主義時代ならいざしらず、日本は敗戦し、軍事力を必要最小限にし、経済力と技術力と勤勉な国民の努力で経済大国になりました。中国へ進出しているのも軍事力を背景とした進出ではなく、純粋に経済的な理由で、現地の中国企業と取引した結果進出しています。

 多くの雇用を現地で生み出し、中国経済にも多大な経済効果を生み出しているのです。その企業を自分たちが受けてきた誤った歴史教育のせいで、暴徒化し襲撃を繰り返しているのです。

 中国人民大衆は攻撃する対象は、民主化を認めない中国共産党なのです。いつまでも「セラピー」で満足していれば中国人民は世界の笑いものになりますよ。

 中国の経済人もきちんと発言し、政府にも忠告して、江沢民時代から続いている反日教育をやめろと言うべきです。そして実際に行動に移しましょう。

 もし中国政府が何の反省もなく強権的態度を取り続け、尖閣諸島を不法に占拠する行為に出てくるのであれば、日本国民は国土防衛に立ち上がらないといけないし、中国共産党打倒のための行動を開始しないと、世界はとんでもないことになるからです。

 もはや中国共産党政府とは「戦略的互恵関係」などとんでもありません。侵略国家です。ただちに中国への投資を回避し引き上げて、ベトナムやインドネシア、インドなどの親日国へ振り向けるべきです。もちろんODAはやめるべきです。事業仕分けすべきでしょう。こういう無駄な支出は。6兆円もあるのですから。やめるべきです。

 結果大損するのは愚かな中国政府であることを、「こじゃんと」(徹底的に)わからせてあげないといけません。

|

« 欧米経済は大丈夫なのか? | トップページ | WAYNO(ウェイノ)コンサートを鑑賞 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本を敵視する中国は大損するだろう:

« 欧米経済は大丈夫なのか? | トップページ | WAYNO(ウェイノ)コンサートを鑑賞 »