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2010.10.04

菅ー仙石「売国奴内閣」は退陣せよ

 中国政府はあつかましくも世界に対し、尖閣諸島の領有宣言を情報発信し、今後は、チベットや台湾、新疆ウイグル地域のように武力で支配することを示しました。中国は西欧流の法治国家ではなく、「鉄砲から政権が生まれる」という武力による異国占領思想です。

 なぜ日本政府は領海侵犯したビデオを公開しないのか?公開すれば「当て逃げ」した漁船(軍関係者)の卑劣な行為が全世界に発信されるだろうに。

 それをただちにしなかった菅ー仙石内閣は、初期の情報戦で中国の後手を踏みました。そして毒ガス処理の名目で視察していた建設会社の社員4人を報復的に拘束、未だに1人を拘束しています。それがあるのでビデオを公開しないという。

 公開が遅れれば遅れるほど、日本の正当性は霞んでいきます。そのことが仙石官房長官は理解されておられるのでしょうか?いくら弁護士出身であるといいましても、通用するのは日本の法曹界だけのお話。

 法治国家ではない、強権国家中国には最初から日本の正論が通用しない国なのです。

 確かに中国は経済発展しています。GDPも日本を追い抜き世界2位に躍進しました。しかしそれは毎年6兆円の日本からのODAのおかげもあります。中国はその事実を国民には全く伝達していません。「恩知らず」な中国政府なのです。

 中国との経済交流が大事だということで、領土をかすめとられるようなことがあれば、そのことを許した政治屋(菅ー仙石内閣)も経済屋(経団連)も「売国奴」とののしるしかありません。

 ベトナムのように毅然と全国民が立ち上がり、中国の侵略を撃退しなければならないのです。

 古来日本は聖徳太子の時代から、中国の属国にはならず、西欧諸国の植民地にもなりませんでした。古くはキリシタンの侵略性に気がつき、禁教しました。鎖国へも踏み切りました。

 幕末維新時には、草莽の志士たちが全国各地から現れ、無能な幕藩体制になりかわる獅子奮迅の働きをしました。そして1945年の惨めな敗戦後も若手経済人と官僚たちが日本を世界の経済大国に押し上げてきました。

 その伝統を中国の侵略,ロシアの侵略にゆだねてはいけないのです。

 中国人民各位に申し上げる。

「帝国主義戦争を内乱に!」「帝国主義的侵略から、社会の民主化へ!」転化せよと!

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