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2010.10.20

小泉内閣と菅内閣の類似性

 日本を格差社会に貶めた小泉内閣。「アメリカ追随」「労働賃金の国際化」「規制緩和で身分不安定」「自殺者の増加」「地方の疲弊」を生み出しただけの小泉内閣でした。

 しかし言葉だけは勇ましく「抵抗勢力と戦っている」と叫んでいた。日本人のおおらかさと勤勉さまで破壊しようとした小泉内閣の罪状は思い。

 「自民党をぶっ壊す」という公約は見事に達成しましたから。

 一方の民主党菅内閣。「アメリカ追随」「腰抜け売国奴」「中国に卑屈」「増税路線」「指導力不足」など多少の違いはあるようですが、本質は同じようなもの。

 その手口は党内に敵をつくりあげ、それと戦うポーズで改革派を気取ること。民主党の最大の抵抗勢力は小沢一郎氏でありました。

 得体の知れない「検察審議会」なるもので、強制起訴に追いやり、離党をさせようとする。その手口も小泉内閣に似ている。

 そんな問題よりも、中国に卑屈な売国奴体質が大問題なのです。那覇検察の判断で当て逃げ中国人船長(軍人?)を釈放したのですから。卑屈も卑屈。情けない。
 信用が失墜した検察の責任で、自らの政治責任を取らないところも小泉内閣に似ている。

 これでは国民各位はせっかく昨年民主党に期待して投票したのに、がっかりする結果になりそうではないか。自民党はもうはや駄目ですし。みんなの党は小泉の残党にようにしか思えない。社民・共産の左翼政党はもはや泡沫政党にすぎません。

 国会討論会でも政党といえば、民主、自民。公明、みんなの党の4つになりました。

 国民の不満が政治に蓄積されています。いつかその逐電されたエネルギーが爆発することでしょう。

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