龍馬の次は幸徳秋水ではないのか
今年の大河ドラマ「龍馬伝」のおかげで、少しだけ高知県は観光客がやってきて、潤っているらしい(?)。来年も龍馬にあやかり「続編」で高知県は予算をつぎ込むそうである。
学ぶべきは「龍馬の精神」であり、「あやかる」「便乗」することではあるまいに。関係者は「おかしい」と思わないのだろうか?1番坂本龍馬から「遠い存在」ということを理解できないのでしょうか?
むしろ来年は大逆事件で幸徳秋水が処刑されて100年になります。彼の思想的営為を県民として検証し、たどることが大事であると思います。
今年は日韓併合100年目であり、大逆事件で幸徳取水らが逮捕されて100年になります。日本が国内外で破滅の帝国主義に舵を切った年でもあります。
真摯に歴史を見直し、誤った社会観が国を滅ぼすことを私たちは学ばなければならないと思います。
郷土出身の幸徳秋水は、入交好保さんがいう「自由民権運動の創始者坂本龍馬」の間違いない後継者。若い頃の師匠の中江兆民が坂本龍馬に啓発されているからです。
そのあたりをきちんと県民は再評価すべきであると思います。
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