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2010.10.13

中国の道理は日本とは全く異なる

 尖閣諸島をめぐる中国政府の非常識さ、傲慢さ、あつかましさに関する談合記者クラブ・マスコミの垂れ流し報道を見聞して思うことがあります。

 それは中国はアメリカや韓国やインドのような民主主義国家ではなく、共産党一党独裁の強権国家であるという現実です。

 かつて私は中学ー高校生時代には毛沢東主義者でした。当時は文化大革命の時期でしたので、現体制とは「のり」は違いますが、中国の精神やバックボーンは同じものであるので、それから推測してみました。

 「鉄砲から政権は生まれる」

 毛沢東はこう言い放っている。

「革命とは、ご馳走を食べることでも、ダンスを踊ることでもない。議論をすることでもない。

 革命は武装闘争の結果はじめて達成されるのだ。鉄砲から政権は生まれるのだ。そのことを諸君らは忘れてはいけない。」

 40年以上前の文言なので、正確さはないだろうが、そういう意味でした。

 つまりは武器を持って確保したものだけが、信用できて、そのほかのものは2次的なもの。

 尖閣諸島も中国が領有宣言すれば、誰がなんと言おうが中国のもの。そういうあつかましい精神力があります。

 日本の法律は中国には通用しない。どこまでも強硬に侵略してきます。それが中国の正義であり、革命的精神なのですから。

 日本はどうすればいいのか。断固として毅然として中国の無理難題をはねつけること。中国の市場は放棄すべきです。別の地域を開拓し、すっぱりあきらめる覚悟で中国と交渉すべきです。

 6兆円のODA(政府開発支援)も中国への供与をただちにやめることです。中国は世界2位の経済大国ですから。その費用は国内の失業対策や防災対策、尖閣諸島の防衛経費に使うべきです。

 宣伝で中国に負けてはいけません。

 ヒトラーは「嘘でも100回言えば本当になるのだ」なんてことも言っております。ナチスは「宣伝省」や宣伝大臣までこしらえ、映画やラジオ、新聞、出版物を総動員して世界中にデマ宣伝を多額の費用をかけて行ってきました。

 中国やロシアが同様の悪宣伝をしています。

 ナチスの悪宣伝に対抗して英国では、学校教育現場でも「メディア・リテラシー」というメディア教育が系統的に行われました。国民はナチスの悪宣伝に惑わされず、チャーチル首相の指導の下に対独戦争を戦い抜きました。

 中国の近代化はアヘン戦争から始まっています。中国革命の指導者たちは魯迅にしても孫文にしても日本とつながりがありました。しかし日本があろうことか中国を侵略したことで、中国の反日運動は燃え上がりました。

 中国国歌は抗日戦争の時につくられた行進曲なのです。

 中国共産党は人民にも政治参加の自由と言論の自由、結社の自由を認めないといけない。そうしなと赤い帝国主義、悪の帝国として近隣アジア諸国に迷惑千万な存在になるからです。

 日本人は「チャイナ・リスク」を自覚しないといけない。

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