ネットでの告発の有効性とは
東京近辺に出張していた先週、ホテルで早起きしてないげなくテレビを見ていたら、「尖閣問題とネット」とか言うテーマで、ネット関係者(その筋で有名なんだろうが、わたしは全然知りません)たちが議論をしていました。
「昔なら新聞社やテレビ局や週刊誌などへ持ち込んで報道してもらうことに期待した。でもスポンサーや当局への「配慮」をテレビ局の幹部などがするだろうから、情報の公開は期待できない。」
「ネットならフィルターなしに情報がただちに全世界に伝達される。その効用は凄い。アメリカなどでは米軍の情報をそのまま動画で流す専用サイトまで現れている。」
「ただ既存のメディアなら編集者と言うフィルターを通じるけれども、真偽がわからない情報がそのまま直接流れるのは危険である。」
という議論がされていました。
「尖閣ビデオ」は国家機密なんてものではなく、本来すべてを情報公開すべきもの。一方警察関係の秘密文書はこちらは最重要の国家機密。APEC直前の時期の流失は、日本の対外信用が失墜した。むしろこちらのほうが深刻な問題です。
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