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2010.11.25

遅れてきた帝国主義国・中国

 中国の経済発展は、軍事的膨張を伴っています。無慈悲で人権無視のミャンマーの軍事政権を支援しているのは、地下資源の獲得が狙い。北朝鮮には資源こそありませんが、支援しているのは「対米カード」で活用できるから。

 今回の尖閣諸島での露骨な挑発・海賊行為と、居直り強盗的な発言は、帝国主義国家中国が本性をいよいよ表わしたものです。

 日本固有の領土を略奪する目的が明確な中国との間の外交交渉はジビアでなければなりません。しかるに菅ー仙石内閣は「へこへこ」するだけで、完全に中国になめられてしまいました。

 塩野七生氏が言われるように「自国の領土を自分で守らないような国を助ける国はいない」のは歴史的な事実。これはローマ時代からの歴史の原則です。それが歴代自民党内閣も民主党内閣もわかっていなかった。腹の底から感じていませんでした。

 帝国主義中国とどう対峙し、自国の権益を守るのか。きちんと隣国に正論を言えるのか。民主化を促すように働きかけるのか。これからの日本外交の正念場です。

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