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2010.11.28

1票の格差とは言いますが

 衆参議員選挙の「1票の格差」が裁判沙汰になり問題になっています。

 1票の格差 是正を迫る二つの判決 (信濃毎日新聞)

 確かに大都市部の選挙区で50万票獲得した候補者が落選し、過疎地の選挙区で10万票獲得した候補者が当選する。不公平ではないか。その理屈はわかります。

 かといって、人口比率で選挙区割りをすれば、大都市部ばかりの議員が国会の大多数を占め、過疎地の四国などは議員が極めて少なくなるのは間違いない。それが民主主義なのでしょうか?逆におかしいと思う。

  それに大都市部は棄権率が多いではないか。大都市部で30%の投票率で当選した候補者と、過疎地で80%の投票率で当選した候補者のどちらが「価値」があると思いますか?というのも検討課題にすえbきでしょう。

 裁判所も「定数」問題ばかりを神経質にわめきたてるだけではなく、投票率も問題にすべきでしょう。

 つまり投票率が50%を下回る選挙区は当選者を出すことはできない。としたら投票率が上がるのではないでしょうか。

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コメント

 しばやんさんの意見に賛同します。
 5年ぶりの東京出張で感じたことは、首都圏の繁栄とその他の地方の衰退の現実を思い知らされたことです。

 人数だけで定数を割り当てたら、地方はますます衰退します。

 先日訪れた東祖谷の山奥にも人の営みはあります。生活があります。

 小泉の三位一体改革とやらで、地方は壊死してしましました。

 新たな国民合意で、均衡ある国土の発展をしないと日本は駄目になるでしょう。

投稿: けんちゃん | 2010.11.29 07:05

私も同意見です。

議員が大都市部ばかりから選ばれては、都会と地方のバランスが悪くなるばかりです。

私の世代ですら、地方出身の友人はほとんど地元にいません。私の生まれ育った京都市内でも、中学高校の友人のうち、実家の近くに住んでいる者は稀で、大半は関東に住んでいます。

地方に若者が定着しない現状をこのまま放置すれば、山間部だけでなく地方都市まで老齢化と人口減少と国土荒廃が起こると思います。

その流れを早く止めなければ、将来は都会人が全国の治安から国土保全まで負担せざるを得なくなってしまいます。

国富の大半を首都圏本社の大企業に集中させるような施策は誤りで、血液と同様に富を国全体に循環させて、部分たりとも壊死させずにバランス良く成長させることが基本だと思いますが、そのことは、地域毎に選挙区を作って行う民主主義では実現は困難だと思いますし、一票の格差を都心と地方を平等としてしまっては、絶対に不可能です。

投稿: しばやん | 2010.11.28 23:54

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