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2010.11.16

知事は”やんちゃ”でなくては

 激戦の沖縄県知事選挙。どちらの候補が勝つのかわかりません。民主党は自主投票となりましたが、おそrらく大接戦になるでしょう。民主党支持者の7割程度は、伊波候補に投票すると思うからです。

 4年前の知事選挙でも、革新統一候補がなかなか擁立できませんでしたが、糸数候補に直前に1本化しました。かなり接戦であったように記憶しています。

 その年に沖縄へ行ったとき地元の人がこう話されていました。

 「沖縄の知事は時の政府の意向と反対の行動をする人のほうがいい。知事はやんちゃでなくては。沖縄が基地増築に県を上げて反対すれば政府も気遣いし、かえって手厚い沖縄振興策が」出てくるから。」というしたたかな見解。なるほどそうかもしれません。

 12年前の大田知事は普天間基地の海外移設を要望し、県内移設に最後まで同意しませんでした。

 「官房機密費」まで使用されたという12年前の沖縄知事選挙で太田氏は稲峰候補に敗れました。その結果、沖縄は自民党中央から軽視され、みくびられた対応をされ続けました。

 ですので「はっきり基地の県内移設はNO!」といっている伊波候補が当選されたほうが沖縄のためになり、振興策もたくさん出てくることでしょう。

 事実12年前は「沖縄全島フリーゾーン構想」(沖縄FTZ)の実現寸前まで盛り上がっていました。太田氏が知事を辞められてから沖縄FTZ構想もしぼんでしましました。

 最近は中国の侵略的な覇権主義が気になるところです。きちんと彼らの「野心」をはねつけて、本来の沖縄の経済の役割を果たせば経済的に沖縄は発展することでしょう。

 それこそ昔宜野湾市でイベントが開催されているときに、宜野湾市役所へ行ったことがありました。そこには嘉手納米軍基地が返還された跡に、国連本部を誘致し、国連大学を創設するとの構想がありました。

 軍事的施設の要の島から、平和の島への転換になるでしょう。

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